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前場に注目すべき3つのポイント~いったんは自律反発狙いの流れに~

2023/10/27 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~いったんは自律反発狙いの流れに~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■いったんは自律反発狙いの流れに ■キヤノン、3Q営業利益 1.3%増 2593億円 ■前場の注目材料:三菱UFJ、三菱UFJ銀行など、海外新興向けファンド設立、150億円規模 ■いったんは自律反発狙いの流れに 27日の日本株市場は、売り一巡後は前日の大幅な下げに対する自律反発が意識されそうだ。26日の米国市場はNYダウが251ドル安、ナスダックは225ポイント安だった。7-9月期国内総生産(GDP)の予想以上の成長を受け、リセッション懸念が後退し、NYダウは一時上昇する場面も見られた。しかし、主要企業の決算発表が本格化するなか、前日のアルファベットに続き、この日はメタプラットフォームズが売られ、センチメントを冷ます格好となり、ハイテク株に売りが波及した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比5円安の30585円。円相場は1ドル150円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時30460円と節目の30500円を割り込んだこともあり、いったんは自律反発狙いの流れに向かわせそうだ。日経平均は昨日の大幅な下落でボリンジャーバンドの-2σ水準まで下落したことから、テクニカル面では売られ過ぎが意識される。200日線が位置する30290円辺りが警戒されつつも、週末要因から売り方の買い戻す動きも意識されやすいだろう。 また、米国では主要企業の決算を受けて不透明感が強まっているが、取引終了後に予想を上回る決算を発表したアマゾン・ドット・コムが時間外で買われている。グローベックスの米株先物はプラス圏で推移していることから、まずは-2σ水準からのリバウンドを想定した買いが入りやすいと考えられる。米長期金利の低下も安心感につながりそうだ。 国内でも決算発表が本格化するなか、業績面を手掛かりとした個別物色が次第に活発化してきそうである。昨日の引け後に発表したところでは、MCJ<6670>、邦チタニウム<5727>、パラベッド<7817>、三菱鉛筆<7976>、遠藤照明<6932>、日立建機<6305>、森永乳<2264>、綜研化学<4972>辺りが注目される。そのほか、アマゾン・ドット・コムは、広告主向けの生成AIサービスを提供すると発表。イメージを文章で入力すると、数秒で意図に沿った画像を提案してくれると報じられており、生成AI関連などへの物色も意識されよう。 ■キヤノン、3Q営業利益 1.3%増 2593億円 キヤノン<7751>が発表した2023年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比5.0%増の3兆172.54億円、営業利益は同1.3%増の2593.73億円だった。デジタルカメラや防犯カメラの販売が好調だった。2023年12月期通期計画については、中国市場の減速を反映し、売上高を4兆3630億円から4兆2200億円に下方修正した。利益計画は据え置いている。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀行など、海外新興向けファンド設立、150億円規模 ・デンソー<6902>半導体へ5000億円投資、事業売上高35年3倍に ・豊田自動織機<6201>電動コンプレッサー拡充、ドイツ・米で生産ライン新設 ・いすゞ自<7202>社長、自動運転実用化へAI関連企業と積極協業 ・日野自<7205>カナダで集団訴訟、エンジン不正、海外4件目 ・出光興産<5019>FOMMとバッテリー交換EVで協業、全国拠点活用 ・コスモエネHD<5021>微細藻類でCO2有効利用、CRRAと共同検討開始 ・ホンダ<7267>GMとの量販価格EVの開発中止、中国台頭など市場急変 ・川崎重<7012>エアバス向けエンジン問題で損失580億円 ・キヤノン<7751>通期予想、売上高4.2兆円に下方修正、価格競争再発織り込む ・富士電機<6504>4―9月期、最高益更新、施設・電源システム好調 ・ニチコン<6996>アルミ電解コンデンサー2種発売、高容量電極箔で小型化 ・三菱ケミG<4188>ホンダと車体用アクリル樹脂を開発、低環境負荷 ・中部電力<9502>テクノフェア開催、水素燃焼バーナーなど研究成果60種公開 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月東京都区部消費者物価コア指数(前年比予想:+2.5%、9月:+2.5%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 22件
2264 東証プライム
3,570
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+6(%)
時価総額 341,617百万円
1917年創業の乳製品メーカー。ヨーグルト等の栄養・機能性食品事業、アイスクリーム等の主力食品事業が柱。チルドカップタイプコーヒー等で国内トップシェア。主力食品事業ではプロダクトミックスの改善等に注力。 記:2024/09/01
4188 東証プライム
888.5
10/9 15:00
-12.3(%)
時価総額 1,338,337百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4972 東証スタンダード
3,520
10/9 15:00
+55(%)
時価総額 29,216百万円
アクリル系粘着剤などのケミカル製品の製造・販売を行う。トナーキャリア用微粒子で高シェア。熱媒ヒーター、プラントエンジニアリング等も。自動車など成長期待分野での新規開拓、非アクリル製品の開発・販売に注力。 記:2024/06/28
5019 東証プライム
1,096.5
10/9 15:00
-29(%)
時価総額 1,633,044百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
8,403
10/9 15:00
-95(%)
時価総額 712,331百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10
5727 東証プライム
1,220
10/9 15:00
+49(%)
時価総額 86,951百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等の堅調も材料高重し。 記:2024/05/21
6201 東証プライム
11,230
10/9 15:00
-90(%)
時価総額 3,659,194百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1926年設立のトヨタグループの母体。フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。貴金属やコバルトを使用しないアルカリ水電解式水素製造装置向けの電極を開発。 記:2024/06/04
6305 東証プライム
3,527
10/9 15:00
-4(%)
時価総額 758,711百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6504 東証プライム
8,313
10/9 15:00
-64(%)
時価総額 1,241,106百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6670 東証スタンダード
1,506
10/9 15:00
-9(%)
時価総額 153,273百万円
PC本体や周辺機器、モニタの製造・販売などパソコン関連事業を展開。複合カフェや24時間フィットネスジムの運営等も。パソコン関連事業は収益堅調。欧州モニタ事業などが収益貢献。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/16
6902 東証プライム
2,122
10/9 15:00
+3(%)
時価総額 6,688,077百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6932 東証スタンダード
1,286
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-14(%)
時価総額 19,002百万円
LED照明器具メーカー。業務用LED照明器具で国内シェアトップクラス。納入実績に東京ミッドタウン日比谷など。インテリア家具・用品の販売等も手掛ける。新製品投入により、商業施設向け照明器具の販売拡大図る。 記:2024/09/02
6996 東証プライム
973
10/9 15:00
+2(%)
時価総額 75,894百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7012 東証プライム
6,530
10/9 15:00
+217(%)
時価総額 1,096,531百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7202 東証プライム
1,965.5
10/9 15:00
+4.5(%)
時価総額 1,528,062百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7205 東証プライム
468.1
10/9 15:00
-7.2(%)
時価総額 268,961百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7267 東証プライム
1,553
10/9 15:00
-13(%)
時価総額 8,439,445百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7751 東証プライム
5,060
10/9 15:00
+88(%)
時価総額 6,748,841百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
2,585
10/9 15:00
+3(%)
時価総額 159,637百万円
パラマウントベッドを中核とする持株会社。医療用・介護用ベッドで国内トップシェア。「眠りSCAN」や福祉用具のレンタル卸、点検・メンテナンス等も。リカーリングビジネスの拡大、健康事業の成長再加速を図る。 記:2024/08/12
7976 東証プライム
2,522
10/9 15:00
+4(%)
時価総額 162,129百万円
1887年創業の独立系筆記具メーカー。ボールペンやサインペンなどの筆記具及び筆記具周辺商品事業が主力。粘着テープ事業、手工芸品事業等も展開。「uni」ブランドで知られる。筆記具事業のグローバル化図る。 記:2024/09/03
1,501.5
10/9 15:00
-2.5(%)
時価総額 19,942,915百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9502 東証プライム
1,712
10/9 15:00
-14(%)
時価総額 1,297,696百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09