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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした日替わり物色~

2023/8/10 9:05 FISCO
*09:05JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした日替わり物色~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■決算を手掛かりとした日替わり物色 ■ホンダ、1Q営業利益 77.5%増 3944億円 ■前場の注目材料:アサヒ、シンガポールに調達子会社、グループで一元管理 ■決算を手掛かりとした日替わり物色 10日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場はNYダウが191ドル安、ナスダックは162ポイント安だった。欧州株の反発に連れて買い先行で始まったが、明日発表が予定されている消費者物価指数(CPI)を警戒した売りに押され下落に転じた。金利の低下に伴いダウは一時プラス圏回復も原油高を嫌気した売りや戻り売りに押された。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比100円安の32120円。円相場は1ドル143円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32050円まで売られており、節目の32000円処での底堅さは意識されそうだが、リバウンド狙いの動きは限られそうだ。また、バイデン米大統領は量子コンピューターや人工知能(AI)分野の一部の中国企業への米国の投資を規制する大統領令に署名したと報じられた。警戒されていたこともあり、嫌気売りが強まる流れにはならないだろうが、半導体株や生成AI関連などへの物色を手控えさせそうだ。 アドバンテスト<6857>は足もとで調整が継続しており、75日線に接近している。同線を下回ってくるようだとセンチメントを冷ます流れにもつながりそうだ。一方で、決算を手掛かりとした日替わり物色は活発であり、決算内容によって明暗を分ける動きが目立つ。昨日引け後に決算を発表したところでは、ホンダ<7267>、いすゞ<7202>、板硝子<5202>、日空ビル<9706>などがポジティブな反面、三菱マ<5711>、カネカ<4118>、メルコ<6676>などが嫌気される可能性があるとみられる。 日経平均は32000円辺りでの底堅さが意識される一方で、25日線が上値抵抗線として意識されやすい。SQ通過で動きやすくなるものの、三連休を前に積極的な売買は手控えられるなか、狭いレンジでの推移が継続しそうだ。物色は決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になるだろう。 ■ホンダ、1Q営業利益 77.5%増 3944億円 ホンダ<7267>が発表した2024年3月期第1四半期業績は、売上収益が前年同期比20.8%増の4兆6249.96億円、営業利益は同77.5%増の3944.47億円だった。米国市場で新型車などの販売が伸び、労務費や広告宣伝費の増加を吸収した。また、円安・ドル高基調の為替も寄与した。 ■前場の注目材料 ・1ドル=143.60-70円 ・米原油先物は上昇(84.40、+1.48) ・VIX指数は低下(15.96、-0.03) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・アサヒ<2502>シンガポールに調達子会社、グループで一元管理 ・NXHD<9147>特積み事業を名鉄運輸に統合、名鉄と合意 ・キヤノンMJ<8060>東京日産コンピュータにTOB、完全子会社化へ ・パナHD<6752>中国2社を提訴、セルラー通信の特許めぐり ・デンヨー<6517>水素混焼発電機を導入、日立・コマツと協力 ・三菱重<7011>長崎拠点が始動、水素・バイオマス技術開発 ・日本ガイシ<5333>リコーとの共同出資会社、仮想発電所で新興と連携 ・四国電力<9507>サウジアラビアでガス火力発電事業に参画 ・住友ベークライト<4203>医薬品包装フィルムで持続可能性認証を取得 ・GEI<9212>日本製紙などと、SAF生産パイロット事業者に選定 ・ENEOS<5020>バイオ由来のPET原料生産、サントリーなどと供給網 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7月国内企業物価指数(前年比予想:+3.5%、6月:+4.1%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 19件
1,826
10/9 15:00
-3(%)
時価総額 2,777,364百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
4118 東証プライム
3,857
10/9 15:00
+8(%)
時価総額 262,276百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。26.3期売上高9000億円目標。コエンザイムQ10の能力増強等に取り組む。 記:2024/06/11
4203 東証プライム
4,165
10/9 15:00
+31(%)
時価総額 390,502百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
5020 東証プライム
845
10/9 15:00
+7.4(%)
時価総額 2,729,589百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5202 東証プライム
367
10/9 15:00
-5(%)
時価総額 33,449百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。取引先の生産回復で自動車用ガラス事業は売上順調。27.3期営業利益640億円目標。 記:2024/06/15
5333 東証プライム
1,906.5
10/9 15:00
-1(%)
時価総額 604,990百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5711 東証プライム
2,557.5
10/9 15:00
-23(%)
時価総額 336,286百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6517 東証プライム
2,570
10/9 15:00
-2(%)
時価総額 58,750百万円
大手発電機・溶接機メーカー。エンジン発電機やエンジン溶接機、エンジンコンプレッサを世界150カ国以上で展開。日本は可搬形発電機の出荷が堅調。防災用非常用発電機も出荷増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/13
6676 東証スタンダード
2,375
10/9 15:00
-66(%)
時価総額 42,603百万円
パソコン周辺機器メーカーのバッファローを中核とする持株会社。メモリ製品やストレージ製品、ネットワーク製品等を手掛ける。ダイワボウ情報システムなどが主要取引先。PC周辺機器の値上げなどで収益改善を図る。 記:2024/08/10
1,305.5
10/9 15:00
-3(%)
時価総額 3,203,771百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6857 東証プライム
7,639
10/9 15:00
+269(%)
時価総額 5,852,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
2,200
10/9 15:00
+20(%)
時価総額 7,422,026百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7202 東証プライム
1,965.5
10/9 15:00
+4.5(%)
時価総額 1,528,062百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7267 東証プライム
1,553
10/9 15:00
-13(%)
時価総額 8,439,445百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
4,693
10/9 15:00
+60(%)
時価総額 615,158百万円
デジタルカメラ、デジタル複合機などキヤノン製品の国内販売を行う。業務支援ソリューション、ITセキュリティソリューション等も手掛ける。ITソリューション事業を成長事業に位置付け。注力領域の拡大を進める。 記:2024/08/12
7,761
10/9 15:00
+5(%)
時価総額 703,139百万円
日本通運を中核とする持株会社。国内最大の総合物流企業。自動車輸送、利用航空輸送、海上輸送等を手掛ける。「NIPPON EXPRESS」で世界的な知名度。グローバル市場における事業成長の加速などに注力。 記:2024/07/29
497
10/9 15:00
+11(%)
時価総額 5,540百万円
バイオマス原料由来の化学品を開発するスタートアップ企業。ファブレス型事業を展開。住友林業と資本業務提携。パーム残渣の役務契約などパイプラインは進捗。24.9期1Qは増収。今期は4Qに売上が集中する計画。 記:2024/04/13
9507 東証プライム
1,272
10/9 15:00
-27(%)
時価総額 263,976百万円
四国地盤の電力会社。原子力発電、火力発電が軸。情報通信事業、建設・エンジニアリング事業、アグリ事業等も。電化住宅契約数は順調に増加。26.3期経常利益400億円以上目標。再生可能エネルギーは新規開発推進。 記:2024/05/16
9706 東証プライム
5,446
10/9 15:00
+37(%)
時価総額 507,268百万円
羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11