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ニデック決算を材料視も次第にこう着感が強まる【クロージング】

2023/4/25 16:05 FISCO
*16:05JST ニデック決算を材料視も次第にこう着感が強まる【クロージング】 25日の日経平均は小幅続伸。26.55円高の28620.07円(出来高概算9億6000万株)で取引を終えた。予想を上回る今期計画を発表したニデック<6594>や、「次世代半導体の国産化を目指すラピダスが北海道に建設する新工場に、国が新たに2600億円程度を補助する方針を固めた」と伝わったことで半導体関連株にも買いが入り、日経平均は取引開始後には28806.69円まで上げ幅を広げた。ただし、本格化する主要企業の決算発表を前に積極的に上値を買い上がる雰囲気にはならず、買い一巡後は28600円台でのこう着での推移だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、証券商品先物、銀行、建設、倉庫運輸、不動産など24業種が上昇。一方、鉄鋼、海運、非鉄金属、空運など9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、中外薬<4519>、KDDI<9433>がしっかりだった半面、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、オリンパス<7733>>が軟化した。 前日の米国市場は、新規の手掛かり材料に乏しく、個別の業績に左右される展開となり、主要株価指数は小動きだった。東京市場も決算発表が本格化するため、好決算企業に投資資金が向った。また、為替市場でユーロ円相場が1ユーロ=148円台と8年ぶりのユーロ高・円安水準になったため、欧州での売上高比率の高い輸出関連株にも値を上げる銘柄が目立ったほか、自動車機器事業の分社化を含む構造改革を決議した三菱電<6503>も大幅に続伸した。 日経平均は年初来高値を超えてくると、上げ足が鈍ってくる。米国では25日、4月のリッチモンド連銀製造業景況指数や4月のコンファレンスボードによる消費者信頼感指数の発表を控える。最新の経済指標が米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に影響を及ぼすとの思惑から、指標を受けた米国市場の動きには注意したいところだ。また、米金融不安もくすぶり始めており、積極的に動けないというのが実情のようだ。このため、目先的には決算を手掛かりとした個別材料株の選別色が一段と強まりそうだ。 《CS》
関連銘柄 11件
4063 東証プライム
6,126
10/15 15:00
±0(%)
時価総額 12,399,777百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4519 東証プライム
7,457
10/15 15:00
+352(%)
時価総額 12,520,736百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
5,433
10/15 15:00
-46(%)
時価総額 1,611,249百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6503 東証プライム
2,417
10/15 15:00
+23(%)
時価総額 5,189,787百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6594 東証プライム
2,982
10/15 15:00
+11.5(%)
時価総額 3,556,241百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
8,061
10/15 15:00
+263(%)
時価総額 6,176,088百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,027
10/15 15:00
-52(%)
時価総額 4,065,446百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7733 東証プライム
2,822
10/15 15:00
-10.5(%)
時価総額 3,628,787百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
9433 東証プライム
4,798
10/15 15:00
+83(%)
時価総額 11,055,456百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
53,520
10/15 15:00
-970(%)
時価総額 17,031,188百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,470
10/15 15:00
+516(%)
時価総額 16,316,374百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17