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*16:05JST 日経VI：小幅に低下、株価の上値重く警戒感の緩和は限定的に 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は25日、前日比-0.05（低下率0.31％）の16.27と低下した。なお、高値は16.30、安値は15.84。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。一方、今週は国内主要企業の3月期決算発表が本格化することに加え、植田総裁就任後で初となる日銀金融政策決定会合が控えており、こうしたイベントが警戒材料となり、日経225先物は朝方の買い一巡後は上値の重い展開となった。こうした動きを受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は次第に限定的となり、日経VIは低下幅を縮小する動きとなった。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《SK》