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前場に注目すべき3つのポイント~節目の26000円を試す展開が意識されやすい~

2022/12/29 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~節目の26000円を試す展開が意識されやすい~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:節目の26000円を試す展開が意識されやすい ■DCM、3Q営業利益 3.3%減 251億円 ■前場の注目材料:富士フイルム、後工程向け半導体研磨剤、来年末に市場投入 ■節目の26000円を試す展開が意識されやすい 29日の日本株市場は、売り一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが365ドル安だった。中国の「ゼロコロナ」政策終了は世界中での感染拡大につながるとの見方が投資家心理を冷やした。また、来年の景気後退入りを織り込む売りが上値を抑制したほか、長期金利が上昇し10年債利回りは11月以来の高水準となるとハイテク株の売りに押された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円安の26030円。円相場は1ドル134円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物は26030円とナイトセッションの安値で取引を終えていることもあり、節目の26000円を試す展開が意識されやすいだろ。市場参加者は限られていることから積極的に仕掛けてくる動きはなさそうだが、足もとで26000円水準での底堅さが見られていただけに、同水準を割り込んでくるようだと、ヘッジ対応の動きが下へのバイアスを強めてくる可能性はあるだろう。 一方で、売り一巡後の底堅さが見られるようだと、短期的には自律反発を想定した押し目拾いの動きが入りやすいと考えられる。為替市場では円相場が1ドル134円20銭台とやや円安に振れて推移していることから、ハイテク株などへは売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。また、足もとで強い値動きを見せているリオープン関連については、中国発ミラノ便で乗客の半数が新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにするなど、来年1月の春節への期待感が後退する可能性がある。そのため、利益確定の動きも入りやすいだろう。 ■DCM、3Q営業利益 3.3%減 251億円 DCM<3050>が発表した2023年2月期3Q業績は、営業収益が3570.64億円、営業利益は前年同期比3.3%減の251.09億円だった。ハウスキーピング部門全体で低調。DCMブランド商品については、環境配慮型商品として開発したコピー用紙などが好調に推移した。また、作業用品については、空調服などの作業衣料や安全用品が好調なほか、ガーデニング需要は継続しており、肥料・用土や除草剤などが好調だった。また、積雪の備えとして除雪機や除雪用品が伸びた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26405.87、+170.62) ・大阪夜間取引の日経先物は変わらず(26370、日中比 0) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・富士フイルム<4901>後工程向け半導体研磨剤、来年末に市場投入 ・伊藤忠<8001>リディッシュと資本提携、金融・保険サービス提供 ・安田倉庫<9324>エーザイ物流を買収、医薬品物流事業を強化 ・東芝<6502>東芝買収、最終提案越年へ、国内ファンド、銀行融資で調整難航 ・UBE<4208>低分子医薬品CDMOで最先端工場、コンセプト設計開始 ・グンゼ<3002>ハイブリッド収縮フィルム投入、ケミカル再生材30%使用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 7件
3002 東証プライム
5,550
10/7 15:00
+40(%)
時価総額 101,532百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
3050 東証プライム
1,541
10/7 15:00
-1(%)
時価総額 241,937百万円
ホームセンター大手。カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合によって誕生した持株会社。24年2月末時点のグループ店舗数は840店舗。配当性向は35%目安。販促強化でDCMブランドの売上構成比率は上昇。 記:2024/06/09
4208 東証プライム
2,656.5
10/7 15:00
-9.5(%)
時価総額 282,120百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
3,770
10/7 15:00
+35(%)
時価総額 4,689,416百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
8001 東証プライム
7,991
10/7 15:00
+114(%)
時価総額 12,664,856百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
9324 東証プライム
1,701
10/7 15:00
-23(%)
時価総額 51,642百万円
首都圏地盤の倉庫準大手。医療機器・IT物流に強み。24.3期3Q累計は新規取引開始などで倉庫堅調。不動産賃貸も既存施設が安定稼働。だがM&Aに伴う販管費増が利益の重石に。今年3月に愛知県の運送会社を買収。 記:2024/04/12