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前場に注目すべき3つのポイント~下落は想定線も売り一巡後の押し目狙いの動きは慎重になりそう~

2022/10/17 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~下落は想定線も売り一巡後の押し目狙いの動きは慎重になりそう~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:下落は想定線も売り一巡後の押し目狙いの動きは慎重になりそう ■ドトル日レス、2Q営業利益 黒字転換 14.74億円 ■前場の注目材料:ホンダ、50年めど国内工場の2輪塗装廃止、フィルムなど代替技術確立 ■下落は想定線も売り一巡後の押し目狙いの動きは慎重になりそう 17日の日本株市場は、売り一巡後は次第にこう着感が強まりそうである。14日の米国市場はNYダウが403ドル安だった。英国のトラス首相が財務相を交代、法人税率引上げ凍結撤回を発表したため金融市場混乱への懸念が緩和し投資家心理改善で買われる場面も見られた。ただし、10月のミシガン大消費者信頼感指数や期待インフレ率が予想を上回ると米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測がさらに強まり、長期金利上昇とともに利益を確定する動きから下落に転じた。また、週末でポジションを手仕舞う売りも散見され、引けにかけ下げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比425円安の26625円。円相場は1ドル148円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになろう。NYダウは3万ドルをキープできなかったが、前日の大幅上昇で上値抵抗の25日線を捉えてきたこともあり、ある程度の調整は想定線であろう。ただし、ナスダックの下落率は3%を超えていることから、売り一巡後の押し目狙いの動きは慎重になりそうだ。また、先週末はファーストリテ<9983>の決算を評価した動きが日経平均をけん引した格好であるため、ファーストリテのインパクトが限られることで上値の重さが意識されやすいところでもある。 また、米国では金融の決算が相次いだが、JPモルガンは予想を上回る決算が材料視されて金融を中心に買われる場面も見られたものの買いは続かず、決算が嫌気されたモルガンスタンレーの下落率が5%を超えるなど、手掛けづらさが窺えた。なにより、FRBによる金融引き締めへの警戒感は根強く、戻り待ち狙いの売り圧力が警戒されやすいことから、積極的な売買は手控えられやすい。まずは売り一巡後の下げ渋る動きを見極めつつ、個別に材料の出ている銘柄のほか、テーマ性のある銘柄での短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりやすい。 日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せするようだと、5日線辺りまでの調整を見せてくる可能性はあるため、5日線での踏ん張りを意識しておきたい。同線を割り込んでくるようだと、先週末に空けたマド(26408円~26595円)埋めが警戒視されてくる可能性はありそうだ。インデックスに振らされやすい需給状況のなか、強い基調を継続している直近IPO銘柄などへの値幅取りに向わせよう。 ■ドトル日レス、2Q営業利益 黒字転換 14.74億円 ドトル日レス<3387>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比15.6%増の621.35億円、営業損益は14.74億円の黒字(前年同期は7.74億円の赤字)だった。店舗において各業態別での新商品の導入やリニューアルをはじめ、テイクアウトメニューや売店商品の拡充、卸売事業の拡大など、コロナ禍に取組んだ活動を継続するとともに、さまざまなキャンペーンを実施し、販促活動を強化することで、売上および客数の回復を目指した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27090.76、+853.34) ・1ドル=148.70-80円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・ホンダ<7267>50年めど国内工場の2輪塗装廃止、フィルムなど代替技術確立 ・豊田織<6201>完成車工場隣接地に新物流棟、部品集約で効率化 ・三菱ケミG<4188>工場修繕費10—15%削減、高収益体質へ転換 ・日立建機<6305>兵庫・播州に再生拠点集約、20億円投資 ・クボタ<6326>堺に水素供給設備、発電機向けエンジン実用化視野 ・日野自<7205>豪州でもエンジン不正訴訟、運送業など2社が損害賠償請求 ・豊田合成<7282>円形ハンドルに変化の兆し、アクセル付きハンドル開発進む ・ニッパツ<5991>DC向けHDDサスペンション増産、日中2工場増強 ・NEC<6701>NECなど、量子暗号でデータ高秘匿伝送の検証成功 ・三洋化成<4471>国内外で機能化学品増産、電子部品・風力向け ・住友ファーマ<4506>手指まひリハビリ製品開発、メルティンMMIと共同 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
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ショッピングセンター内のレストラン、フードコートの運営が主力。しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ菜」、海鮮居酒屋「磯丸水産」などのブランドを保有。連結店舗数は1100店舗超。業務受託店舗などを積極出店。 記:2024/10/28
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機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
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時価総額 239,138百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
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時価総額 438,587百万円
自動車用ばねメーカー。自動車用懸架ばね、ハードディスクドライブ用サスペンションで世界トップシェア。大手自動車メーカーなどが主要取引先。25.3期はHDD関連部品、半導体プロセス部品の数量回復などを見込む。 記:2024/06/28
6201 東証プライム
11,440
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時価総額 3,727,621百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1926年設立のトヨタグループの母体。フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。貴金属やコバルトを使用しないアルカリ水電解式水素製造装置向けの電極を開発。 記:2024/06/04
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時価総額 732,897百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
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時価総額 2,262,731百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
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時価総額 3,401,075百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
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408.7
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時価総額 234,831百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
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時価総額 7,038,240百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7282 東証プライム
2,573
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+12.5(%)
時価総額 328,351百万円
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9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25