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日経平均は続伸、中国のコロナ規制緩和も強気に転じ切れない投資家心理

2022/12/27 12:17 FISCO
*12:17JST 日経平均は続伸、中国のコロナ規制緩和も強気に転じ切れない投資家心理  日経平均は続伸。137.60円高の26543.47円(出来高概算4億7924万株)で前場の取引を終えている。  26日の米株式市場及び欧州株式市場はクリスマスの振替休日で休場。手掛かり材料難と見られたが、中国政府が新型コロナ対策として入国者に義務付けてきた隔離措置を来年1月8日から撤廃すると発表したことを好感し、日経平均は164.91円高からスタート。寄り付き直後は買い先行で26620.49円(214.62円高)まで上昇したが、戻り待ちの売りから失速。ただ、下落に転じることはなく、その後は再び緩やかに上げ幅を広げる展開となった。  個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、りそなHD<8308>の銀行、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>の保険が堅調。メルカリ<4385>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>などのグロース株もしっかり。中国でのコロナ規制緩和を受けてリオープン・インバウンド関連が軒並み大幅高となっており、JAL<9201>、ANA<9202>、JR西<9021>、JR東海<9022>のほか、マツキヨココ<3088>、パンパシHD<7532>、共立メンテナンス<9616>、日本空港ビルデング<9706>などが上昇。高島屋<8233>は好決算と通期計画の上方修正も加わり急伸。三越伊勢丹<3099>、Jフロント<3086>も連れて大幅高。資生堂<4911>、コーセー<4922>などの化粧品関連も軒並み急伸している。米イーライリリーとライセンス契約を締結したペプチドリーム<4587>は急騰。  一方、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>など値がさ株やハイテク株で軟調なものが散見される。また、為替の動きに大きな変化はないが、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、日産自<7201>、デンソー<6902>など輸送用機器が全般冴えない。業績予想を下方修正したパンチ工業<6165>、配当を増額も株主優待制度の一部を廃止したVTHD<7593>、今期減益見通しを示した象印マホービン<7965>、好決算ながらも出尽くし感が先行したしまむら<8227>、などが下落。商品棚卸の計上ミスで第1四半期業績を遡及修正したシルバーライフ<9262>は急落している。  セクターでは、空運、小売、陸運が上昇率上位となった一方、輸送用機器、電気・ガス、機械が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の76%、対して値下がり銘柄は19%となっている。  海外市場が休場の中にもかかわらず、日経平均はしっかり続伸し、26500円を回復してきている。中国でのゼロコロナ政策の緩和が大きな支援要因になったもようだ。一方、先週までの大幅下落を踏まえれば、戻りとしてはまだ動きが弱く、買い戻しの機運が強いとはいえない。  中国のコロナ規制緩和についても手放しでは喜べない。有効性の高いワクチンの接種率が低い中国では、規制緩和の代償として感染者が拡大しており、医療機関の需給が逼迫しているほか、各地の薬局で在庫不足が発生、学校の休校が相次ぐなど社会的な混乱が起きている。暗いトンネルの出口に向けた動きを歓迎しつつも、まだ予断を許さないだろう。東京市場が休場の間の31日には中国国家統計局がまとめる製造業・非製造業の購買担当者景気指数(PMI)が、1月2日には民間版の財新製造業PMIがそれぞれ発表される。数字としては低調な結果が予想され、年明けの東京市場への影響などにも注意しておきたい。  また、中国発の明るいニュースでインバウンド関連銘柄が賑わっている中、主力のハイテク株などは冴えないものが多い。自動車関連も為替の円高進行が一服しているにもかかわらず、本日は下落しているものが多い。こうした辺りに、強気に転じ切れていない慎重な投資家心理が透けて見える。世界経済の景気後退に対する懸念を完全に織り込み切ったというにはまだ早く、今後も慎重なスタンスで臨みたい。(仲村幸浩) 《AK》
関連銘柄 38件
2413 東証プライム
1,740
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+15.5(%)
時価総額 1,181,342百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
1,606.5
10/10 15:00
+18.5(%)
時価総額 434,664百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコなども傘下に収める。百貨店事業を主力に、SC事業やデベロッパー事業等も。27.2期事業利益520億円目標。百貨店事業では外商活動の広域化に取り組む。 記:2024/05/06
2,259.5
10/10 15:00
-33.5(%)
時価総額 969,100百万円
大手ドラッグストア。マツモトキヨシHD、ココカラファインの経営統合で21年10月に誕生。ヘルス&ビューティ分野に強み。国内店舗数は3400店舗超。アジアを中心とするグローバル事業の拡大などに注力。 記:2024/08/27
2,355
10/10 15:00
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時価総額 934,445百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
4063 東証プライム
6,193
10/10 15:00
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時価総額 12,535,394百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4385 東証プライム
2,510.5
10/10 15:00
-58.5(%)
時価総額 403,867百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4587 東証プライム
2,720.5
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時価総額 353,692百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,690
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-38(%)
時価総額 1,476,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
4922 東証プライム
9,037
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-165(%)
時価総額 547,579百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
9,604
10/10 15:00
-115(%)
時価総額 16,288,000百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6146 東証プライム
37,370
10/10 15:00
-480(%)
時価総額 4,047,806百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6165 東証スタンダード
437
10/10 15:00
-4(%)
時価総額 9,956百万円
精密金型部品メーカー。プラスチック金型用部品、プレス金型用部品等を手掛ける。オーダーメイド部品など特注部品に定評。自動車関連企業などが主要顧客。海外売上比率は6割超。FA領域における特注品の販売拡大図る。 記:2024/08/27
6367 東証プライム
19,580
10/10 15:00
+30(%)
時価総額 5,739,172百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
2,826
10/10 15:00
+6(%)
時価総額 17,642,995百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
7,538
10/10 15:00
-101(%)
時価総額 5,775,382百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,140.5
10/10 15:00
+18.5(%)
時価総額 6,746,385百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,071
10/10 15:00
-49(%)
時価総額 4,109,866百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
399.8
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+4.7(%)
時価総額 1,687,442百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,581
10/10 15:00
+17.5(%)
時価総額 42,108,981百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,574
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+21(%)
時価総額 8,553,565百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
3,738
10/10 15:00
-21(%)
時価総額 2,371,395百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
7593 東証プライム
454
10/10 15:00
-3(%)
時価総額 54,199百万円
自動車ディーラーグループ会社。名古屋地盤。ホンダや日産の新車、中古車、輸入車の販売を行う。自動車販売関連事業は堅調。中古車販売台数は3万1665台と増加。サービス部門は増収増益。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/16
7965 東証プライム
1,682
10/10 15:00
-7(%)
時価総額 122,113百万円
1918年創業の家庭用品メーカー。炊飯ジャーなどで国内シェアトップクラス。調理家電の売上構成比率が高い。ステンレスボトル、ふとん乾燥機等も。配当性向は50%以上目安。価格競争力の強化などに取り組む。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,515
10/10 15:00
-255(%)
時価総額 12,033,716百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8227 東証プライム
8,560
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+15(%)
時価総額 631,959百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
8233 東証プライム
1,216.5
10/10 15:00
+6(%)
時価総額 398,592百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
1,525.5
10/10 15:00
+24(%)
時価総額 20,261,683百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8308 東証プライム
1,002
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+4.2(%)
時価総額 2,405,782百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。デジタルガレージとの資本業務提携を強化。十六FGとリテール分野で戦略的業務提携。26.3期純利益1700億円目標。 記:2024/05/16
3,121
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+40(%)
時価総額 12,248,464百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
3,835
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+21(%)
時価総額 3,955,223百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
8795 東証プライム
2,578.5
10/10 15:00
+26.5(%)
時価総額 1,518,737百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9021 東証プライム
2,794.5
10/10 15:00
+9.5(%)
時価総額 1,363,724百万円
大手鉄道会社。近畿、北陸、中国、九州北部が鉄道営業エリア。山陽新幹線、北陸新幹線などを運行。流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業も展開。高付加価値の不動産アセット拡充など不動産事業の拡大図る。 記:2024/08/01
9022 東証プライム
3,304
10/10 15:00
+3(%)
時価総額 3,403,120百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
9201 東証プライム
2,447.5
10/10 15:00
+8(%)
時価総額 1,069,910百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9202 東証プライム
2,906.5
10/10 15:00
+1(%)
時価総額 1,407,601百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
9262 東証スタンダード
775
10/10 15:00
-7(%)
時価総額 8,369百万円
高齢者向け配食サービスのFC本部。店舗数は業界トップ。まごころ弁当、配食のふれ愛などを展開。高齢者施設等への食材販売、冷凍弁当の自社販売等も。オリジン東秀の冷凍食品「オリジンのり弁」の製造業務を受託。 記:2024/06/09
9616 東証プライム
2,471
10/10 15:00
-45(%)
時価総額 193,825百万円
学生寮や社員寮の運営等を行う寮事業、ビジネスホテル「ドーミーイン」の運営等を行うホテル事業が柱。総合ビルマネジメント事業、フーズ事業等も展開。寮事業では販売価格の適正化、徹底したコスト管理などを図る。 記:2024/08/10
9706 東証プライム
5,377
10/10 15:00
-69(%)
時価総額 500,841百万円
羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11