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前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスク警戒も底堅さが意識されそう

2019/9/17 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスク警戒も底堅さが意識されそう 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:地政学リスク警戒も底堅さが意識されそう ■前場の注目材料:NRI、20/3期上方修正 純利益660億円←550億円、リクルート株売却益計上 ■新明和<7224>タイで駐車設備、タワー型、22年度に10基 ■地政学リスク警戒も底堅さが意識されそう 17日の日本株市場は、地政学リスクの高まりを背景に、売り先行の展開になりそうだ。16日の米国市場は下落し、NYダウは142ドル安となった。サウジアラビアの石油施設が攻撃され、世界で最も重要な産油地域で情勢が悪化することへの懸念が強まった。需給を巡る要因からエネルギー株が物色される一方で、その他のセクターは今後の消費者への影響を巡る不透明感から冴えない展開。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の21745円。円相場は1ドル108円10銭台で推移している。 日経平均は先週まで9営業日続伸で一時22000円を回復していたこともあり、いったんは達成感も意識されるところであり、地政学リスクを背景とした売りが出やすいところでもあろう。ただし、円相場は1ドル108円台で底堅い値動きをみせていることもあり、売り込む流れにはなりづらいと考えられる。そのため、海外株安の流れを受けた売り一巡後は、底堅さが意識されそうである。 先物主導の下げとなるため、指数インパクトの大きい値がさ株の一角が日経平均を下押す格好となろうが、原油相場の急伸を背景にエネルギー株が物色されやすく、日経平均を下支えする格好になりそうだ。また、足元で「5G」関連などを見直す動きもみられており、原油相場の影響を受けづらいセクターへの物色も意識されやすいと考えられる。 日経平均は売りが先行しようが、8月の下落前の上値抵抗水準であった21700円処が支持線として意識されるほか、5日線辺りでの踏ん張りが見られるようだと、押し目拾いの動きも出てくる可能性がある。相対的に出遅れている日本株へは、ようやく海外勢が買い越し基調になるため、底堅さが意識されやすいとみられる。また、バリュー株への物色は一時的とみる向きも多いだろうが、依然として割安感が目立つ水準でもある。楽観視はできないとはいえ、弱気に傾いていたポジションの巻き戻しの流れも意識されよう。 その他、今週も3連休を控えているため、手掛けづらさが意識されやすい。しかし、FOMCなど各国の金融政策に関心が集まりやすく、これが通過材料となることで、海外 勢の資金流入が意識されよう。 ■NRI、20/3期上方修正 純利益660億円←550億円、リクルート株売却益計上 NRI<4307>は2020年3月期業績予想の修正を発表。純利益が660億円(従来予想は550億円)になるとの見通しを発表。リクルートホールディングス<6098>株の売却に伴う利益を計上する。追加売却分を含めて計190億円の投資有価証券売却益を2019年4-6月期に特別利益として計上。売上高や営業利益の予想は据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21988.29、+228.68) ・1ドル108円10-20銭 ・米原油先物は上昇(62.90、+8.05) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・米追加利下げ期待 ・日銀のETF購入 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和再開 ・新明和<7224>タイで駐車設備、タワー型、22年度に10基 ・大和ハウス<1925>神奈川県と連携、スマートホーム実証 ・NOK<7240>防振ゴム関連を中国からタイに生産移管 ・内田洋行<8057>マイナンバーカードで入退室管理、認定取得 ・富士フイルム<4901>ヒトiPS由来の腸管上皮細胞、薬物吸収を高精度評価 ・神戸鋼<5406>CO2排出量2700万トン削減、昨年度推計 ・三菱ガス<4182>無酸素・無水分包装を拡販、金属部品を長期・低コスト保管 ・宇部興<4208>9月のCPLアジア価格、80ドル値下げ ・MDV<3902>MDIを連結子会社化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪準備銀行が9月理事会の議事要旨公表 《FA》
関連銘柄 11件
1925 東証プライム
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時価総額 3,053,786百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
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時価総額 21,735百万円
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4182 東証プライム
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時価総額 618,824百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4208 東証プライム
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時価総額 283,129百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4307 東証プライム
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時価総額 3,119,734百万円
大手システムインテグレーター。金融ITソリューション、産業ITソリューションが柱。戦略コンサル、IT基盤サービス等も。業界トップクラスの収益力が強み。26.3期売上810億円目標。海外売上の拡大等を図る。 記:2024/05/10
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+9(%)
時価総額 4,645,881百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5406 東証プライム
1,730.5
10/4 15:00
+5.5(%)
時価総額 685,877百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
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時価総額 15,190,714百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
7224 東証プライム
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時価総額 99,470百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
7240 東証プライム
2,305
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時価総額 399,085百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
8057 東証プライム
6,730
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時価総額 70,120百万円
法人向けERP・業務システム等を手掛ける情報関連事業が柱。1910年創業。教育ICT環境構築等の公共関連事業、オフィス家具等のオフィス関連事業も。クラウド型会議室運用支援サービス等のICTサービスは順調。 記:2024/08/12