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新興市場銘柄ダイジェスト:メルカリは大幅に続伸、ティアンドエスが大幅反発

2021/6/24 17:02 FISCO
*17:02JST 新興市場銘柄ダイジェスト:メルカリは大幅に続伸、ティアンドエスが大幅反発 <4055> ティアンドエス 4340 +515 大幅反発。一部メディアが「半導体大手のキオクシアホールディングスが、延期していた東証へのIPOを今年9月にも実施する方向で調整している」と報じ、買い手掛かりとなっている。「東証は7月にも上場を承認する見通し」という。ティアンドエスにとってキオクシアは売上高比率の17.5%(20年11月時点)を占めることから、思惑を呼んでいるようだ。同様にキオクシアを主要取引先とするクエスト<2332>も5日ぶりに反発している。 <6563> みらいワークス 1115 +21 反発。長野銀行<8521>と業務提携契約を締結したと発表している。人材支援による地域企業の事業強化が目的。みらいワークスは地方転職Webプラットフォームを運営し、地方中小企業が都市部の人材を経営幹部や事業承継者候補として採用するための支援を行っている。今回の提携で長野銀行の取引先の人材課題解決を目指す。地域金融機関との提携拡大が将来の利益拡大につながるとの期待から、買いが入っているようだ。 <4477> BASE 1682 +30 続伸。ネットショップ作成サービス「BASE」が、スマレジ<4431>が運営するクラウドPOSレジ「スマレジ」とサービス連携したと発表している。実店舗とECの商品在庫を一元管理できる「スマレジ在庫連携App」の提供を開始した。実際の在庫数以上の商品数量を売ってしまう「売り越し」や、実際には在庫があるにも関わらず販売できない「売り逃し」などの事態を防ぎ、業務効率化を図ることができるという。スマレジも大幅に3日続伸している。 <4932> アルマード 995 - 公開価格(880円)を2.2%下回る861円で初値を付けた。会社設立は00年10月18日。卵殻膜を配合した食品、化粧品の企画・開発・販売などを手掛ける。22年3月期の営業利益予想は前期比55.7%増の8.20億円。TV通販や直販が堅調に推移するほか、広告展開で新規獲得が進んでEC通信販売を主とする外販(OEM販売)が伸び、利益が拡大すると見込んでいる。 <4565> SOSEI 1753 +18 大幅に3日続伸。米バイオ医薬品企業のバイオヘイブンと提携中の新規低分子CGRP拮抗薬の第I相臨床試験で、最初の被験者への投与を実施したと発表している。第I相臨床試験の開始に伴うマイルストン(金額は非開示)と開発費を受領するほか、さらなるマイルストンやロイヤリティを受領する権利を持つという。同薬は、そーせいグループが見出した新規低分子カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬。 <4385> メルカリ 5630 +440 大幅に続伸。21年6月期の営業損益を従来予想の15.00億円の赤字-15.00億円の黒字から45.00億円の黒字(前期実績193.08億円の赤字)に上方修正している。国内のメルカリの好調に加え、定額払いの利用増に伴いメルペイの収益力強化が進捗しているため。広告宣伝費を想定以上に削減したことも増益に寄与する。メルカリは18年6月期の上場以来営業赤字が続いており、初の黒字となる見通し。 《ST》
関連銘柄 9件
2332 東証スタンダード
1,332
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 7,310百万円
独立系システムインテグレーター。システム開発事業、インフラサービス事業を展開。コンサルから設計、開発、運用、保守までカバー。半導体や製造業向けに強み。配当性向35%以上目安。27.3期売上168億円目標。 記:2024/06/13
4055 東証グロース
1,925
11/22 15:30
-31(%)
時価総額 14,694百万円
システム開発、AIソフトウェア開発、ITインフラ構築等を行うティアンドエスを中核とする持株会社。東芝グループ、日立グループ等が主要取引先。DXソリューションは大手顧客中心に情報システム開発等の拡大を図る。 記:2024/10/08
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4431 東証グロース
3,170
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 62,237百万円
クラウド型POSレジ「スマレジ」の提供を行うクラウドサービス事業を展開。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3.7万店超。解約率は低水準。テレビCMなどの広告宣伝施策により、有料店舗数は順調に増加。 記:2024/10/11
4477 東証グロース
308
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 35,672百万円
ネットショップ作成サービス「BASE」や購入者向けショッピングサービス「Pay ID」を提供するBASE事業が主力。オンライン決済サービス、資金調達サービス等も。PAY.JP事業ではプロダクトの強化図る。 記:2024/07/08
4565 東証プライム
1,132
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 101,770百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4932 東証スタンダード
1,078
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 11,205百万円
独自開発の卵殻膜原料を配合した女性用化粧品、サプリの開発・販売を行う。オリジナルブランドに「TO-II」など。QVCジャパンやツルハHDなどが主要取引先。テレビCMで卵殻膜美容液の認知度向上を図る。 記:2024/08/19
6563 東証グロース
1,023
11/22 15:17
-2(%)
時価総額 5,468百万円
プロフェッショナル・エージェント事業が柱。DX案件の売上比率が高い。副業マッチングサイト「Skill Shift」の運営等も行う。大手企業の取引社数は110社超。ソリューション事業は成長基調維持。 記:2024/06/29
8521 東証スタンダード
1,543
5/29 15:00
+66(%)
時価総額 14,287百万円
長野県地盤の第二地銀。県内シェアは預金、貸出金で2位。個人リテール取引に強み。役務取引等収益は増加。23.3期通期は増収。八十二銀行との株式交換による経営統合により、23年5月30日付けで上場廃止予定。 記:2023/05/16