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前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化を見込んだ押し目買い意欲は強い~

2021/9/27 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化を見込んだ押し目買い意欲は強い~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:経済活動の正常化を見込んだ押し目買い意欲は強い ■ホトニクス、21/9上方修正 営業利益335億円←280億円 ■前場の注目材料:SBI、新生銀へのTOB期間延長、4項目の条件付きで ■経済活動の正常化を見込んだ押し目買い意欲は強い 27日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。24日の米国市場はNYダウが33ドル高だった。中国恒大のドル建て社債利払いの行方に警戒感が燻り、売り優勢の展開。ただし、中国恒大の金融危機の世界金融市場への大きな波及は避けられるとの見方が根強く、下値も限定的となった。また、8月新築住宅販売件数が予想を上回ったため投資家の回復期待も強まり、景気循環株の買いも目立ち、ダウは上昇に転じた。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り優勢の展開になりそうだ。ただし、NYダウは足元で大幅なリバウンドにより直近の急落部分を回復していたほか、日経平均についても週末の大幅上昇で中国恒大の金融危機を警戒して売られた部分を埋めてきていることもあり、いったんは戻り一巡感も意識されやすいところだろう。 中国恒大については最終的には中国当局による救済が意識されているものの、今後も利払い期日が続くことから、引き続き不安要因になるだろう。また、米国では債務上限問題を巡る動きも見極めたいところであり、積極的な上値追いの動きは限られそうである。一方で、国内では29日の自民党総裁選の投開票を控え、次期政権に対する政策期待により押し目買い意欲は強いだろう。そのため、下値の堅さは意識されやすいと考えられる。 物色の流れとしては全般こう着のなかではインデックスに絡んだ売買は限られ、指数インパクトの大きい値がさ株などは方向感を掴みづらくさせる。半面、政策期待が高まるなか、緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の解除が見込まれることから、経済活動の正常化を見込んだ物色が高まりそうである。そのため、政策テーマのほか、コロナ禍で大きく影響を受けていた企業を見直す動きなども強まりやすいだろう。 ■ホトニクス、21/9上方修正 営業利益335億円←280億円 ホトニクス<6965>は2021年9月期業績予想の修正を発表。営業利益を280億円から335億円に上方修正した。新型コロナウイルス感染症の影響は残っているものの、医用バイオ機器及び産業機器を中心に売上げが順調に拡大。また、為替レートが想定より円安で推移している影響もあり、予想を上回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(30248.81、+609.41) ・NYダウは上昇(34798.00、+33.18) ・1ドル110円60-70銭 ・VIX指数は低下(17.75、-0.88) ・米原油先物は上昇(73.98、+0.68) ・次期首相による大型経済対策への期待 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・SBI<8473>新生銀へのTOB期間延長、4項目の条件付きで ・三菱HCキャ<8593>米太陽光発電に出資、再生エネ拡大 ・丸紅<8002>「空飛ぶクルマ」で英社と提携 ・富士通<6702>CISO設置、不正アクセス対策強化 ・トヨタ<7203>マツダ・トヨタなど車5社がMBD普及の新組織 ・ホンダ<7267>米グーグルと協業拡充、音声支援機能を搭載 ・デンソー<6902>イーソルに追加出資 ・三井化学<4183>三井化学とNEC、AIで価格変動予測実証 ・東芝<6502>東芝・双日など次世代二次電池開発、EVトラック向け23年度商業化 ・資生堂<4911>大阪・茨木市に新拠点、工場と物流施設併設 ・中外薬<4519>脊髄性筋萎縮症治療薬を投入、1日1回投与、入院不要 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
4183 東証プライム
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時価総額 716,060百万円
総合化学大手。エラストマー、エチレン、ビジョンケア材料、半導体・電子部品工程部材等を製造・販売。メガネレンズ材料、燃料タンク材料で世界トップシェア。事業ポートフォリ変革推進。総還元性向30%以上目指す。 記:2024/10/09
4519 東証プライム
6,942
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時価総額 11,656,021百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4911 東証プライム
3,291
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時価総額 1,316,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6702 東証プライム
2,997.5
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時価総額 6,208,146百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6902 東証プライム
2,112
10/24 15:00
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時価総額 6,656,559百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
6965 東証プライム
1,959
10/24 15:00
-14.5(%)
時価総額 646,799百万円
光電子増倍管などの電子管事業、光半導体素子などの光半導体事業が柱。光電子増倍管は世界トップシェア。小惑星探査機「はやぶさ」などで納入実績。海外売上高比率は70%超。学術向け光電子増倍管は売上順調。 記:2024/07/07
7203 東証プライム
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時価総額 42,459,754百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
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時価総額 8,349,779百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8002 東証プライム
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-19(%)
時価総額 4,017,180百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8473 東証プライム
3,256
10/24 15:00
-32(%)
時価総額 886,462百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19
8593 東証プライム
1,001
10/24 15:00
-1(%)
時価総額 1,468,379百万円
三菱UFJ系列のリース大手。強固な顧客基盤に強み。21年に日立キャピタルと合併。リース料収入の増加などにより、航空部門は増益。カスタマーソリューション部門は連結除外等で横ばい。M&Aで海外展開加速へ。 記:2024/08/20