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前場に注目すべき3つのポイント~自律反発を意識も27500円水準で強弱感対立か~

2021/8/18 8:24 FISCO
*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発を意識も27500円水準で強弱感対立か~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:自律反発を意識も27500円水準で強弱感対立か ■PPIHD、21/6営業利益7.8%増 813億円、22/6予想4.5%増 850億円 ■前場の注目材料:日本製鉄、名古屋に熱延監視、AIで異常予知、年度内導入 ■自律反発を意識も27500円水準で強弱感対立か 18日の日本株市場は、引き続き直近の大幅な調整に対する自律反発が意識されるものの、戻り待ちの売り圧力が神経質にさせそうである。17日の米国市場ではNYダウが282ドル安だった。7月小売売上高が予想以上に落ち込んだほか、国内の新型コロナ感染による入院患者の急増を警戒した売りも根強く下げ幅を拡大。連邦準備制度理事会(FRB)による早期緩和縮小観測も売り材料となったようだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の27455円。円相場は1ドル109円60銭台で推移している。 米国市場の下落影響はあるものの、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや自律反発の流れが先行しそうである。ただし、心理的には日経平均の27500円水準では強弱感が対立しやすく、同水準での底堅さを見極める動きになろう。上値の重さが意識されやすい水準であり、27500円水準を上回ってくるようだと、ショートカバーの動きに向かわせそうだ。 もっとも、戻り待ちの売り圧力は警戒されやすい。新型コロナウイルス感染症拡大による世界の景気減速懸念が強まっていることから、積極的に買ってくる動きは期待しづらく、反対に戻りの局面ではリスク資産を圧縮する動きが意識されてくる。また、中国当局による規制強化により、再び中国の大型テック株への売りが強まってきている。そのため、日中は香港市場の動向などに関心が集まりやすく、弱い値動きをみせてくるようだと、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへ売りが波及する格好にも。 また、マザーズ指数は連日の年初来安値更新で4ケタ割れ警戒されてきた。いったんはリバウンドが意識されやすい水準であろうが、こちらも戻りの鈍さが意識されてくるようだと、時価総額上位銘柄にはショートの動きに繋がる可能性も。決算が通過し手掛かり材料に欠けるなか、テーマ性のある材料株などに短期的な値幅取り狙いの資金が向かう格好か。 ■PPIHD、21/6営業利益7.8%増 813億円、22/6予想4.5%増 850億円 PPIHD<7532>は2021年6月期決算を発表。営業利益は前期比7.38%増の813.06億円だった。2月に上方修正した計画(800億円)を上回っての着地。22年6月期は前期比4.5%増の850億円を見込んでおり、コンセンサス(940億円程度)を下回る。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(27455、大阪比+95) ・1ドル109円60-70銭 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日本製鉄<5401>名古屋に熱延監視、AIで異常予知、年度内導入 ・トヨタ<7203>今年の世界生産を5%上方修正、来年は単体初の1100万台に ・旭化成<3407>実験まで全自動、AI活用、材料探索を高速化 ・川重<7012>大林組と地域導入へ水素発電改良 ・三井化学<4183>日本IBM・野村総研、コンソーシアム設立、プラ資源循環 ・三菱電機<6503>配電盤検査でまた不正 ・双日<2768>自動車EC販売を年内開始、遠隔商談にVR活用 ・住友商事<8053>豪の一般炭権益を売却、年度内に撤退完了 ・中外製薬<4519>EU、リウマチ薬を審査、コロナ治療に活用 ・丸紅<8002>ファームノートと協業、酪農・畜産DX推進 ・豊田通商<8015>東邦ガスとカーボンニュートラルで協力 ・NTN<6472>電動ウオーターポンプ樹脂軸受、摩擦力3割減 ・安川電機<6506>JA全農と連携拡大、農業に産ロボ活用 ・エンシュウ<6218>電動車・医療分野を開拓、25年度売上高500億円 ・富士通<6702>治験文書デジタル連携、医療機関・製薬・医療機器と ・UACJ<5741>トヨタSUVにアルミ板材供給 ・東レ<3402>ABS樹脂増産、マレーシア工場でライン新設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7月貿易収支(予想:+1964億円、6月:+3840億円) ・08:50 6月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:-2.8%、5月:+7.8%) <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表 《ST》
関連銘柄 18件
2768 東証プライム
3,403
10/8 15:00
-77(%)
時価総額 851,771百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
3402 東証プライム
851
10/8 15:00
-6.5(%)
時価総額 1,388,390百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3407 東証プライム
1,074.5
10/8 15:00
-9.5(%)
時価総額 1,497,780百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4183 東証プライム
3,739
10/8 15:00
-69(%)
時価総額 765,613百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4519 東証プライム
6,895
10/8 15:00
-13(%)
時価総額 11,577,105百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
5401 東証プライム
3,196
10/8 15:00
-35(%)
時価総額 3,037,226百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5741 東証プライム
5,060
10/8 15:00
+60(%)
時価総額 244,540百万円
古河スカイと住友軽金属工業の経営統合で2013年に誕生。アルミニウム圧延品で国内生産量トップ。東洋製罐等が主要取引先。25.3期は缶材、自動車材等の売上数量増を見込む。28.3期売上高1兆500億円目標。 記:2024/06/28
6218 東証スタンダード
630
10/8 15:00
-2(%)
時価総額 4,002百万円
1920年設立の工作機械メーカー。マシニングセンタ、システムライン、半導体レーザー加工機等を手掛ける。ヤマハ発動機などが主要取引先。工作機械事業の新市場への拡販、部品加工事業の拡大・強化などに注力。 記:2024/08/09
6472 東証プライム
257.1
10/8 15:00
-9.1(%)
時価総額 136,896百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6503 東証プライム
2,397.5
10/8 15:00
-63.5(%)
時価総額 5,147,917百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6506 東証プライム
4,723
10/8 15:00
-270(%)
時価総額 1,259,577百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6702 東証プライム
3,082
10/8 15:00
+57(%)
時価総額 6,383,155百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
7012 東証プライム
6,313
10/8 15:00
-52(%)
時価総額 1,060,092百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,568
10/8 15:00
-77.5(%)
時価総額 41,896,887百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
3,727
10/8 15:00
-121(%)
時価総額 2,364,416百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
8002 東証プライム
2,450
10/8 15:00
-69(%)
時価総額 4,209,619百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8015 東証プライム
2,675
10/8 15:00
-86(%)
時価総額 2,841,305百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8053 東証プライム
3,338
10/8 15:00
-86(%)
時価総額 4,177,747百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09