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決算銘柄を中心の相場展開のなか大引けにかけて持ち高調整も【クロージング】

2021/4/30 16:00 FISCO
*16:00JST 決算銘柄を中心の相場展開のなか大引けにかけて持ち高調整も【クロージング】 30日の日経平均は反落。241.34円安の28812.63円(出来高概算13億5010万株)で取引を終えた。29日の米国市場は良好な経済統計の回復を受けて主要株価指数が反発したものの反応は限られ、むしろ休日前に決算を発表した銘柄を中心にした個別物色の動きが強まっていた。日経平均は前場こそ29000円を挟んだ狭いレンジ取引により底堅さはみられていたものの、後場は月末、週末を意識したポジション調整の動きが広がり、28800円を下回る場面も見られた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、海運が4.82%、鉄鋼が3.27%と大きく上伸したほか、陸運、空運、倉庫運輸など13業種が上昇。一方、輸送用機器、ゴム製品、ガラス土石、機械など20業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、資生堂<4911>、サイバー<4751>、7&iHD<3382>、日立建機<6305>が堅調。半面、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が軟調だった。 きょうの市場は、個別銘柄の動きが中心だった。下げの代表的な銘柄はソニーG。2022年3月期の業績予想が市場コンセンサスを下回ったことなどが嫌気された。このほか、村田製<6981>、エプソン<6724>、TOTO<5332>などの下落も響いた。また、昨年9月から7カ月連続して月末最終営業日安が続いており、月末安のアノマリーが継続するのではないかとの警戒感も投資マインドに響いたようだ。ただ、相対的に出遅れ色が強かった中小型株はしっかりとした展開で、東京市場全般は売り買いが交錯する状態だった。 来週は大型連休明けで2日立ち会い。この間の米国市場の動向などが連休明けの市場に大きく影響することになるだろう。米国の個人消費が記録的な回復を示したが、これは大規模な経済対策の効果であることは間違いない。一方、国内では新型コロナウイルスの感染増加傾向にあることが懸念材料だ。大型連休明け後には、コロナワクチン接種が本格化し、感染者の増加基調もピークを迎える可能性が高いとみているが、実際に数字として表われ、感染収束に向けた動きになるのか確認するまでは積極的に持ち高を高める雰囲気にはつながらないとの声もある。 《FA》
関連銘柄 11件
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-33(%)
時価総額 5,969,642百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4751 東証プライム
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+8.5(%)
時価総額 528,185百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
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時価総額 1,476,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5332 東証プライム
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-38(%)
時価総額 934,460百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
6305 東証プライム
3,540
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+2(%)
時価総額 761,507百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6367 東証プライム
19,430
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-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6724 東証プライム
2,785.5
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-38(%)
時価総額 1,113,183百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
2,815
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 17,574,321百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,079
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+8(%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,853
10/11 15:00
-29.5(%)
時価総額 5,784,295百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07