マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 3:51:36
15,177,849
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに

2019/12/10 12:43 FISCO
*12:43JST 後場に注目すべき3つのポイント~重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶり小幅反落、重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに ・ドル・円は底堅い、中国のインフレを好感 ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は4日ぶり小幅反落、重要イベント控え様子見姿勢、物色はIPO銘柄などに 日経平均は4日ぶり小幅反落。2.03円安の23428.67円(出来高概算4億9000万株)で前場の取引を終えている。 週明け9日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反落し、105ドル安となった。前週末に堅調な雇用情勢を好感して大幅高となった反動で利益確定の売りが出た。また、翌日から始まる連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、15日に期限を迎える対中追加関税の発動などを見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がった。円相場は1ドル=108円台半ばと前日からおおむね横ばい。本日の日経平均も米株安の流れを引き継いで58円安からスタートすると、小安い水準でもみ合う場面が続いたが、前引けにかけて一時プラス圏に浮上した。東証1部の値下がり銘柄は全体の4割強、対して値上がり銘柄は5割弱となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、村田製<6981>などがさえない。ファーストリテ<9983>も小幅に下げた。次期トップ人事を巡る報道などが伝わった関西電力<9503>は3%近い下落。また、前日に決算発表したライクキッズ<6065>や決算発表予定を延期したコーセーRE<3246>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>が売買代金トップで2%超の上昇。本日は中国で家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の発売が予定されている。全固体電池の開発を発表した太陽誘電<6976>は3%高。ソニー<6758>や武田薬<4502>も堅調だった。中小型株では一部証券会社の新規レーティング付与が観測された神戸物産<3038>が商いを伴って急伸。また、好決算の学情<2301>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、電気・ガス業、石油・石炭製品、パルプ・紙などが下落率上位。半面、その他製品、水産・農林業、繊維製品が上昇率上位だった。 前引けの日経平均は小幅安、一方で東証株価指数(TOPIX)は小幅高とまちまち。ここまでの東証1部売買代金は8600億円程度にとどまっている。米国ではFOMCや対中追加関税の発動期限が控えているうえ、欧州でも12日に英総選挙と欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されているため、これらの結果を見極めたいとの思惑が強まっているようだ。米中の貿易協議を巡っては、追加関税の発動先送りなどで決定的な対立を回避するとの期待が根強いが、トランプ流交渉の行方は見通しづらいところ。英総選挙も与党・保守党が単独過半数を確保し、欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が払拭されることに期待する向きが多いものの、前回の結果などから最後まで警戒ムードは解けないだろう。 アジア株も総じて小動き。日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施も期待できず、後場の日経平均は底堅くも上値の重い展開となりそうだ。なお、新興市場ではマザーズ指数や日経ジャスダック平均が小幅に上昇。本日はテクノフレックス<3449>が東証2部に、ALiNK<7077>がマザーズにそれぞれ新規上場し、12月のIPO(新規株式公開)ラッシュが始まった。ALiNKは前引け時点で買い気配のまま初値が付いていないが、株式相場全体のこう着感から中小型材料株とともにIPO銘柄が個人投資家の物色を集めやすいだろう。 ■ドル・円は底堅い、中国のインフレを好感 10日午前の東京市場でドル・円は底堅い。本日発表された中国のインフレ指標が予想を上回り、ややリスク選好的な円売りに振れた。 ドル・円は、前日の米株安を受けた日本株の弱含みで円買いが先行したが、米トランプ政権による対中制裁の回避を期待した円売りでドルは底堅い値動きが続いた。 また、本日発表された中国の消費者物価指数などインフレ指標が予想を上回り、減速懸念の一服でやや円売りが進んだ。 ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小しており、日本株反転への期待感から円買いは後退。また、今晩の米株高を期待したドル買いも観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円55銭から108円66銭、ユーロ・円は120円11銭から120円23銭、ユーロ・ドルは1.1060ドルから1.1069ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・インスペック<6656>、システム ディ<3804>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月マネーストックM3:前年比+2.3%(予想:+2.1%、10月:+2.1%) ・中・11月消費者物価指数:前年比+4.5%(予想:+4.2%、10月:+3.8%) ・中・11月生産者物価指数:前年比-1.4%(予想:-1.5%、10月:-1.6%) <国内> 特になし <海外> ・米連邦公開市場委員会(FOMC、11日まで) 《HH》
関連銘柄 19件
2301 東証プライム
1,755
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 27,308百万円
転職サイト「Re就活」、新卒向け就活・就職サイト「あさがくナビ」、合同企業セミナー「転職博」を運営。ソーシャルソリューション等も。24年秋に30代特化のダイレクトリクルーティングサイトをローンチ予定。 記:2024/08/22
3038 東証プライム
3,580
11/22 15:30
+29(%)
時価総額 979,488百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3246 東証スタンダード
705
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 7,309百万円
分譲マンション「グランフォーレ」シリーズの企画、開発、販売を行う不動産ディベロッパー。福岡県福岡市に本社。不動産賃貸管理事業、ビルメンテナンス事業等も。資産運用型マンションでは販売力の強化などに注力。 記:2024/10/11
3449 東証スタンダード
1,107
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 23,646百万円
フレキシブル継手や伸縮管継手、ガス配管用継手などが主力製品。原子力発電の重要配管向け伸縮管継手で圧倒的なシェア。樹脂製品や真空工事等も手掛ける。防災・工事事業は収益伸長。高収益の大型案件が利益貢献。 記:2024/06/15
3804 東証スタンダード
1,408
11/22 14:57
+24(%)
時価総額 9,149百万円
業種・業務特化型の業務支援ソフトウェアメーカー。学園ソリューション、公教育ソリューションが柱。次世代学園総合情報システムは公立大学向け案件の新規受注が順調。ロッテHDが同社の規程管理システムを導入。 記:2024/10/25
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6065 東証1部
1,006
8/25 15:00
+3(%)
時価総額 12,042百万円
保育サービス大手。事業所内保育施設や認可保育園、学童クラブを運営。人材サービスのライク傘下。保育士の定着率向上図る。人材確保順調。3施設の新規開園実施。公的保育事業は売上好調。20.4期3Qは2桁増収。 記:2020/04/25
6656 東証スタンダード
569
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 2,263百万円
半導体製造装置メーカー。電子回路基板の外観検査装置や製造装置を製造、販売。フラットベッド型検査装置を主力に、ロールtoロール型検査装置、インライン検査装置など。EV向けが伸びる。半導体検査装置関連も堅調。 記:2024/11/01
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
1,002
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 2,141百万円
日本気象協会と天気予報専門メディア「tenki.jp」を共同運営。ダイナミックプライシング事業、太陽光コンサルティング事業も手掛ける。無借金経営。「tenki.jp登山天気」はDL数が順調に伸びる。 記:2024/07/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9503 東証プライム
1,850
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,736,656百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17