マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 21:21:27
9,688,718
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~制裁関税「第4弾」発動で米中協議の行方を見守る

2019/9/2 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~制裁関税「第4弾」発動で米中協議の行方を見守る 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:制裁関税「第4弾」発動で米中協議の行方を見守る ■前場の注目材料:内田洋、19/7期営業利益29.7%増、20/7期予想はコンセンサス上回る ■コマツ、三井住友銀などと金融新会社設立、建設事業者の資金繰り円滑化 ■制裁関税「第4弾」発動で米中協議の行方を見守る 2日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。トランプ米政権は1日、中国製品を対象に制裁関税「第4弾」を発動した。中国政府も米国と同時刻に報復関税を発動している。先週末は米中協議再開を巡る報道から期待先行の動きをみせていたが、米中の政府関係者は協議再開に向けて調整中としているが、具体的な日程はまだ見えていないため、引き続き協議を巡る報道に振らされやすい相場展開になりそうである。 8月30日の米国市場はまちまちの展開となり、半導体株の上昇がみられていたが、市場反応は限られそうである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の20655円。円相場は1ドル105円90銭台で推移している。また、米国はレイバーデーの祝日となるため、海外勢のフローも限られるため、薄商いの中で方向感の掴みづらい相場展開が続くことになりそうである。 なお、先週末の日経平均は、ギャップスタートで始まるとその後も上げ幅を広げており、足元のもち合いレンジの上限を捉えてきており、週間では小幅な下げにとどまっている。米中協議への期待感からインデックスに絡んだ買いが押し上げた格好だが、期待薄ではあろうが予想外の進展でもみられるようだと、直近のもち合いレンジを突破してくる可能性はあるだろう。 もっとも、今週は欧州や米国、中国での経済指標の発表が相次ぐ。世界的な景気後退懸念が強まっていることもあり、経済指標の内容を見極める必要がある。弱い内容ともなれば、リセッション懸念につながるため、金利動向も含めて神経質になりやすい。また、米国では9月のFOMCでの追加利下げがコンセンサスになっている中で、地区連銀経済報告(ベージュブック)、ISM非製造業景況指数、雇用統計などの内容によっては、利下げ幅への見方も変わることで、相場の波乱要因にもなりやすいだろう。 そのため、足元のレンジ突破を見極めるまでは、レンジ上限での戻り売り、レンジ下限での押し目拾いといったスタンスとなり、リバランス中心の売買も続きやすい。また、今週末にも日経平均の定期入替えが発表される可能性がある。コンセンサスZOZO<3092>の新規採用に対して、東京ドーム<9681>の除外が予想されている。短期筋の思惑的な動きが意識されやすいだろう。もっとも、千代建<6366>除外時には、予想外のバンナムHD<7832>が採用された経緯もあるだけに、こちらも手掛けづらそうだ。 ■内田洋、19/7期営業利益29.7%増、20/7期予想はコンセンサス上回る 内田洋<8057>が発表した2019年7月期業績は、営業利益が前期比29.7%増の38.13億円で着地した。従来計画の30.50億円をおおきく上振れた。また、20年7月期については、同2.3%増の39.00億円を見込んでおり、コンセンサス(35億円程度)を上回る計画となる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(20704.37、+243.44) ・NYダウは上昇(26403.28、+41.03) ・SOX指数は上昇(1504.92、+9.10) ・株安局面での自社株買い ・米追加利下げ期待 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討 ・日銀のETF購入 ・キヤノン<7751>AI人材1500人増、画像処理の開発加速 ・コマツ<6301>三井住友銀などと金融新会社設立、建設事業者の資金繰り円滑化 ・日産自<7201>日産と三菱自、EV・PHV貸与の災害時連携協定、自治体に積極提案 ・イチネンHD<9619>空調工具拡販、東南ア海外代理店2倍に ・日樹工<6293>生分解性樹脂「ポリ乳酸」、射出成形で薄く透明に、新技術 ・パナソニック<6752>「顔認証ゲート」利用拡大、国内5空港、日本人の8割通過 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資(前年比予想:+1.8%、1-3月期:+6.1%) <海外> ・10:45 中・8月財新製造業PMI(予想:49.8、7月:49.9) 《SF》
関連銘柄 11件
3092 東証プライム
5,374
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,674,775百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
6293 東証プライム
936
10/11 15:00
-3(%)
時価総額 20,847百万円
射出成形機メーカー。ハイブリッド式高性能射出成形機や電気式高性能射出成形機などの製造・販売を行う。成形支援システムや金型設計ソフト等も。グローバル生産体制の強化、グローバル市場への積極展開を図る。 記:2024/07/02
6301 東証プライム
4,086
10/11 15:00
+6(%)
時価総額 3,976,275百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6366 東証スタンダード
294
10/11 15:00
-4(%)
時価総額 76,536百万円
プラントエンジニアリング大手。LNG受入基地建設で国内トップシェア。三菱商事が筆頭株主。世界中でプラント建設実績。水素サプライチェーンの構築等も。主要案件のインドネシア銅製錬は2024年に完工予定。 記:2024/06/29
1,298.5
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 3,186,593百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
396.3
10/11 15:00
-3.5(%)
時価総額 1,672,669百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7751 東証プライム
5,040
10/11 15:00
-55(%)
時価総額 6,722,166百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
3,389
10/11 15:00
-26(%)
時価総額 2,257,074百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8057 東証プライム
6,770
10/11 15:00
-10(%)
時価総額 70,537百万円
法人向けERP・業務システム等を手掛ける情報関連事業が柱。1910年創業。教育ICT環境構築等の公共関連事業、オフィス家具等のオフィス関連事業も。クラウド型会議室運用支援サービス等のICTサービスは順調。 記:2024/08/12
1,850
10/11 15:00
+23(%)
時価総額 44,885百万円
自動車リース関連事業が主力。機械工具販売事業やケミカル事業、合成樹脂事業、パーキング事業等も手掛ける。1930年創業。自動車リース関連事業は新規販売の積極化等により、契約台数や契約残高の増加を図る。 記:2024/07/05
9681 東証1部
1,299
4/22 15:00
+1(%)
時価総額 124,518百万円
東京ドームシティの運営会社。東京ドームやスパ、アトラクション施設の運営が主力。コスメ店の運営、不動産賃貸等も行う。21.1期はコロナ禍によるスポーツやコンサート、イベント等の中止、延期、動員制限が響いた。 記:2021/03/22