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カドカワ Research Memo(7):グローバル・メディアミックス戦略により持続的な成長を目指す

2021/6/7 15:57 FISCO
*15:57JST カドカワ Research Memo(7):グローバル・メディアミックス戦略により持続的な成長を目指す ■中期経営方針 1. 基本戦略と経営目標 KADOKAWA<9468>が2020年に発表した中期経営方針の基本戦略として、グローバル・メディアミックス戦略を掲げた。豊富で多様なIPを電子書籍・アニメ・ゲームを中心とするメディアミックスによりグローバルに展開していくこと、リアルとデジタルの融合によりIPの世界観を新たなUXで提供していくことで、IPの価値最大化に取り組み持続的な収益成長を目指している。 経営数値目標としては、2023年3月期に売上高2,400億円、営業利益160億円、EBITDA250億円を掲げている。2020年3月期を起点とした3年間の年平均成長率は、売上高で5.5%増、営業利益で25.5%増となる。初年度となった2021年3月期は想定以上に利益が拡大し順調な滑り出しとなっている。2022年3月期は前述したとおり成長基盤構築のための投資も行うことから、営業利益の伸びは一旦減速する見込みとなっているものの、2023年3月期の経営数値目標についてはこれら投資の成果が顕在化すれば十分達成可能な水準と弊社では見ている。 重点事業としては、書籍、アニメ、ゲーム、教育の4分野を挙げており、これら事業が成長ドライバーとなる。4事業合計の売上高は2020年3月期から3年間で250億円の増加を見込んでおり、これは全売上高の増加に対して約7割を占めることになる。同様に営業利益に関しては、3年間で全社合計の増加と同額の80億円を4事業で上積みしていく計画となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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出版大手。旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合して発足。映像制作やゲーム開発、グッズ販売なども手掛け、コアファンを抱えるIPを多数保有。出版セグメントで国内市場縮小の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/09