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前場に注目すべき3つのポイント~ニデックがセンチメントを明るくさせる可能性も~

2024/7/24 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~ニデックがセンチメントを明るくさせる可能性も~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ニデックがセンチメントを明るくさせる可能性も ■ニデック、25/3上方修正 営業利益2400億円←2300億円 ■前場の注目材料:ニデック、31年3月期に売上高10兆円、AIなど5事業でけん引 ■ニデックがセンチメントを明るくさせる可能性も 24日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場は、NYダウが57ドル安、ナスダックは10ポイント安だった。主要企業の決算発表が本格化するなか、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まった。また、今週発表が予定されている重要インフレや経済指標の結果待ちのなか、持ち高調整の売りが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の39500円。円相場は1ドル155円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国の取引終了後に決算を発表したアルファベットは、売上高、1株利益が予想を上回ったが、時間外取引では小幅に下落して推移。また、テスラは1株利益が予想を下回ったことが嫌気され、6%超の下落で推移している。来週には米ハイテク企業の決算が本格化するなか、積極的な売買は手控えられそうである。 昨日の日経平均株価は買い先行で始まったが節目の4万円を捉えることができず、その後はじり安基調のなかで、小幅ながら下落して終えた。本日は米株安の影響を受ける形となるが、昨日の大引け後に決算を発表したニデック<6594>に関心が集まりやすく、同社がリバウンドを強めてくるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。日米ともに決算発表が本格化するなか、個別に決算を手掛かりとした物色が活発化しやすい。 日経平均株価は25日線が抵抗線として意識されるなか、39000円近辺に位置する75日線が次第に意識されてくる可能性はあるだろう。ただし、決算シーズンのなかで積極的に仕掛けてくる動きは限られると考えられ、先物主導で売り仕掛けてくる動きがあれば、その後のリバウンドを想定した押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。 また、米国ではSOX指数が下落したものの、NXPセミコンダクターズの下落影響が大きく、前日の時間外での急落で織り込まれている。エヌビディアは反落となったが、小幅な下げであり、足もとでは下値切り上げでリバウンド基調にある。国内では東エレク<8035>が弱い値動きながら、200日線水準での底堅さもみられてきており、ハイテク株への押し目待ち狙いになりそうだ。 ■ニデック、25/3上方修正 営業利益2400億円←2300億円 ニデック<6594>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2兆4000億円から2兆5000億円、営業利益を2300億円から2400億円に上方修正した。生成AI(人工知能)向けのサーバー冷却システムの需要が拡大する。あわせて9月末を基準日として1株を2株に株式分割することも発表した。 ■前場の注目材料 ・VIX指数は低下(14.72、-0.19) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・ニデック<6594>31年3月期に売上高10兆円、AIなど5事業でけん引 ・日本製鉄<5401>中国宝鋼と合弁解消、車鋼板、米・インドに軸足 ・日立<6501>空調合弁を独ボッシュに売却 ・アインHD<9627>アマゾンが、オンライン服薬指導サービス、薬局9社と連携 ・富士通<6702>フォークリフトの安全運転、定額制でAI評価、豊田織機と ・丸紅<8002>核融合新興に出資、脱炭素分野で新事業創出 ・古河電工<5801>鉛蓄電池を投資ファンドに売却、事業戦略見直し ・NEC<6701>ドローン航路開発・実証、NEDO、4者採択 ・ジェイテクト<6473>再生エネの有効活用検証、新施設公開 ・JFEHD<5411>JFEエンジ、八幡平市などと岩手に地域新電力、地熱・水力を活用 ・アンリツ<6754>5G通信の無線周波数試験機、測定器1台で2認証対応 ・ミマキエンジニアリング<6638>転写捺染で排水9割減、今秋新機種 ・日立造船<7004>産総研Gと、下水汚泥を燃料ガス化、鹿児島市で実証 ・NEC<6701>被災状況把握にLLM・画像分析を活用、つくば市で実証 ・パナHD<6752>「ナノケア」アジア深耕、ヘアドライヤーでシェア首位へ ・サンケン電気<6707>大電力向けIC量産、ノイズ対策強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
5401 東証プライム
3,082
9/6 15:00
-69(%)
時価総額 2,928,889百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5411 東証プライム
1,924.5
9/6 15:00
-51.5(%)
時価総額 1,182,486百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5801 東証プライム
3,156
9/6 15:00
-107(%)
時価総額 223,025百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6473 東証プライム
1,103.5
9/6 15:00
-9(%)
時価総額 378,816百万円
トヨタグループのベアリング大手。産機・軸受事業が柱。自動車部品や工作機械、FAシステム等も。パワーステアリング、円筒研削盤で世界トップシェア。工作機械・システム事業では円筒研削盤のラインアップ拡充図る。 記:2024/07/02
6501 東証プライム
3,272
9/6 15:00
-121(%)
時価総額 15,170,854百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6594 東証プライム
5,731
9/6 15:00
-39(%)
時価総額 3,417,304百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6638 東証プライム
1,565
9/6 15:00
-10(%)
時価総額 50,143百万円
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等の製造・販売を行う。長野県東御市に本社。海外売上高比率は7割超。25.3期は国内やアジア・オセアニア、欧州で販売拡大見込む。 記:2024/06/24
6701 東証プライム
12,540
9/6 15:00
-395(%)
時価総額 3,421,539百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
2,787
9/6 15:00
-31(%)
時価総額 5,772,178百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6707 東証プライム
6,453
9/6 15:00
+82(%)
時価総額 161,957百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
1,229.5
9/6 15:00
-1(%)
時価総額 3,017,263百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6754 東証プライム
1,116
9/6 15:00
+0.5(%)
時価総額 151,626百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
7004 東証プライム
943
9/6 15:00
-28(%)
時価総額 160,513百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
8002 東証プライム
2,327.5
9/6 15:00
-23(%)
時価総額 3,999,138百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
22,000
9/6 15:00
-425(%)
時価総額 10,375,926百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9627 東証プライム
5,401
9/6 15:00
-3(%)
時価総額 191,347百万円
保険調剤薬局「アイン薬局」等を展開するアインファーマシーズを中核とする持株会社。グループ薬局総数は1230店舗超。セブン&アイHDと資本業務提携。ファーマシー事業ではM&Aの活用等で事業規模の拡大図る。 記:2024/06/09