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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株のリバウンド力を見極め~

2024/7/23 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株のリバウンド力を見極め~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株のリバウンド力を見極め ■郵船、25/3上方修正 営業利益 2150億円←1650億円 ■前場の注目材料:JFEHD、JFEエンジニアリング、インドで廃棄物発電、27年稼働 ■ハイテク株のリバウンド力を見極め 23日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。22日の米国市場は、NYダウが127ドル高、ナスダックは280ポイント高だった。バイデン米大統領は11月の米大統領選から撤退し、後継候補としてハリス副大統領を支持すると表明した。ウォール街の大口献金者からの支持を急速に集めていると報じられるなか、トランプ前大統領による対中政策への警戒感が和らぐ格好となった。エヌビディアなど半導体株を中心に自律反発狙いの買いが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比470円高の39950円。円相場は1ドル157円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39970円まで買われたが、節目の4万円接近では上値の重さが意識されていた。日経平均株価の25日線は40030円辺りに位置しており、同線が心理的な抵抗線として意識されるようだと、自律反発の域は脱せそうにない。エヌビディアなど半導体株が買われた流れを受けて、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の反発力を見極めることになりそうだ。 一方で、車載半導体のNXPセミコンダクターズは日中取引で5%超の上昇となったが、取引終了後に発表した決算において、7-9月期の見通しが予想に届かなかったとして、時間外取引で8%近く売られている。主要企業の決算発表が本格化するなか、神経質にさせそうである。そのため、買い一巡後に上値の重さが意識されてくるようだと、短期的な売り仕掛けの動きなども入りやすいと考えられる。 物色としてはハイテク株のリバウンド狙いのほか、コンセンサスを上回る上方修正を発表した郵船<9101>の動向を受けた海運株に関心が集まりやすいだろう。一方で、トランプトレードで注目されていた資源株や防衛関連株などは持ち高調整の動きに向かわせそうである。 ■郵船、25/3上方修正 営業利益 2150億円←1650億円 郵船<9101>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2兆2900億円から2兆5700億円、営業利益を1650億円から2150億円に上方修正した。コンセンサス(1800億円程度)を上回る。中東情勢の緊迫で紅海を避けて遠回りとなるアフリカ南端の喜望峰周りの航路が定着し、コンテナ船の需給逼迫及び運賃市況が期初の想定を上回り、コンテナ船事業を運営する持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.において収支良化を見込んでいる。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(40415.44、+127.91) ・ナスダック総合指数は上昇(18007.57、+280.63) ・シカゴ日経先物は上昇(39950、大阪比+470) ・SOX指数は上昇(5477.83、+210.67) ・VIX指数は低下(14.91、-1.61) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・JFEHD<5411>JFEエンジニアリング、インドで廃棄物発電、27年稼働 ・コマツ<6301>熱電発電センサー開発、データ送信距離10倍500m ・横浜ゴム<5101>鉱山タイヤ買収、米グッドイヤーから1420億円 ・TIS<3626>セーブメディカルに出資、製薬向け支援拡充 ・ANA<9202>小型航空機の中古7機導入 ・住友ゴム<5110>タイヤ自らが水・温度に反応、オールシーズン用10月発売 ・スター精密<7718>省エネ認証でSランク、菊川南工場が取得 ・井関農機<6310>生産最適化で利益ねん出、構造改革プロ本格始動 ・フジテック<6406>NCベンディングロール導入、鋼材加工量1.5倍 ・ニチコン<6996>小型基地局向けアルミ電解コンデンサ、高温・高圧下で長寿命 ・アルプスアルパイン<6770>マレーシアの生産機能集約 ・JTOWER<4485>KDDIと通信インフラの安定運用で覚書 ・ヨコオ<6800>ゴーグル型端末を導入、国内拠点でAR活用 ・東京エレクトロン<8035>ガスクラスタービーム装置発売、EUV露光回路補正 ・パーソルHD<2181>DX技術職のキャリア形成支援 ・ネツレン<5976>熱処理増強、愛知・刈谷の生産能力1.2倍に ・積水化学<4204>タイで「合わせガラス中間膜」増産、車ディスプレー用 ・DIC<4631>社長・池田尚志氏、エレ関連の開発加速 ・日本製鉄<5401>ノルウェー社と契約、34年まで油井管供給 ・東海カーボン<5301>多結晶SiCを柱に、仏社と連携 ・旭化成<3407>水現像フレキソ印刷樹脂版、伊藤園のむぎ茶包装材に採用 ・三菱ガス化学<4182>核酸医薬の開発製造受託参入、HSSと連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:10 日銀・国債買い入れオペ通知 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 23件
280.3
9/6 15:00
-1.6(%)
時価総額 653,659百万円
人材サービス大手。テンプスタッフ、ピープルスタッフが経営統合。人材派遣を軸に、人材紹介やBPO、製造・開発受託請負事業等も。配当性向は約50%目安。DX需要旺盛でIT・DXソリューション部門は堅調。 記:2024/06/25
3407 東証プライム
1,035.5
9/6 15:00
-3.5(%)
時価総額 1,443,417百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3626 東証プライム
3,545
9/6 15:00
+10(%)
時価総額 890,366百万円
独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
4182 東証プライム
2,600.5
9/6 15:00
-16.5(%)
時価総額 577,933百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4204 東証プライム
2,223.5
9/6 15:00
-0.5(%)
時価総額 1,030,608百万円
新築住宅事業やリフォーム事業等の住宅部門、液晶用微粒子や半導体材料等の高機能プラスチックス部門が柱。塩化ビニル管、メディカル事業等も。リフォーム事業は断熱リフォームなど改装の拡販、営業人員の拡充図る。 記:2024/08/02
4485 東証グロース
3,590
9/6 15:00
±0(%)
時価総額 92,127百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4631 東証プライム
3,152
9/6 15:00
+20(%)
時価総額 299,935百万円
印刷インキで世界トップ。有機顔料や合成樹脂、液晶材料も。23.12期通期はパッケージング&グラフィック部門が増益。中国におけるパッケージ用、出版用インキの出荷増などが寄与。24.12期は最終黒字転換計画。 記:2024/04/07
5101 東証プライム
3,164
9/6 15:00
-66(%)
時価総額 536,453百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5110 東証プライム
1,516
9/6 15:00
-1.5(%)
時価総額 398,773百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5301 東証プライム
846.3
9/6 15:00
-7.8(%)
時価総額 190,369百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
5401 東証プライム
3,082
9/6 15:00
-69(%)
時価総額 2,928,889百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5411 東証プライム
1,924.5
9/6 15:00
-51.5(%)
時価総額 1,182,486百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5976 東証プライム
1,007
9/6 15:00
-6(%)
時価総額 41,193百万円
高強度ばね用鋼線、PC鋼棒・異形PC鋼棒などの製造・販売を行う。熱処理受託加工、誘導加熱装置等も手掛ける。誘導加熱(IH)技術に強み。27.3期売上700億円目標。未開拓地域含むグローバル市場の拡大推進。 記:2024/08/10
6301 東証プライム
3,685
9/6 15:00
-68(%)
時価総額 3,586,043百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6310 東証プライム
978
9/6 15:00
+6(%)
時価総額 22,479百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6406 東証プライム
4,599
9/6 15:00
+53(%)
時価総額 378,958百万円
エレベータ・エスカレータ専業。収益の約半分をアジアで稼ぐ。国内市場では商品ラインナップを拡充。受注残高は増加。日本は黒字転換。南アジアは好調。固定資産売却益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/14
6770 東証プライム
1,505.5
9/6 15:00
+10(%)
時価総額 330,128百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6800 東証プライム
1,607
9/6 15:00
+40(%)
時価総額 38,327百万円
独立系車載アンテナメーカー。1922年創業。半導体検査用ソケットやプローブカード、電子機器用微細コネクタ等も手掛ける。超微細精密加工技術が強み。今下期にベンチャーエコシステム向け新製品の量産開始を見込む。 記:2024/06/11
6996 東証プライム
966
9/6 15:00
-7(%)
時価総額 75,348百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7718 東証プライム
1,888
9/6 15:00
-29(%)
時価総額 80,174百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。米国、欧州、アジア等グローバルに展開。欧米の需要は低調。中国は回復傾向。国内は自動車関連はじめ振るわず。総還元性向5割以上目安。 記:2024/07/27
8035 東証プライム
22,000
9/6 15:00
-425(%)
時価総額 10,375,926百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9101 東証プライム
4,797
9/6 15:00
-48(%)
時価総額 2,447,262百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9202 東証プライム
2,953
9/6 15:00
-19(%)
時価総額 1,430,120百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02