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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株からバリュー株へのローテーション~

2024/7/12 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株からバリュー株へのローテーション~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株からバリュー株へのローテーション ■ファーストリテ、24/8上方修正 営業利益4750億円←4500億円 ■前場の注目材料:リンテック、EUVペリクルのサンプル提供開始、半導体微細化に貢献 ■ハイテク株からバリュー株へのローテーション 12日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが32ドル高、ナスダックは364ポイント安だった。6月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が高まり、金利動向に敏感な不動産などが買われ、NYダウは終日堅調に推移した。一方で、半導体株への利益確定の売りが強まるなど、ナスダック指数は下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比810円安の41560円。円相場は1ドル159円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。為替市場ではCPIに合わせて介入観測が浮上するなか、一時1ドル=157円台に円高が進行した。日米金利差縮小が意識されるなかでリバランスの動きが強まり、日経225先物はナイトセッションで一時41500円まで売られる場面もみられた。過熱感が警戒されていたが、急ピッチの下落によって先物市場ではヘッジの動きが強まりそうである。 まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。これまでの急ピッチの上昇に対する反動安の範囲内であり、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。米国ではエヌビディアなど半導体株が軒並み売られたほか、アップルやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタプラットフォームズなど大型テック株も下落しており、日経平均型の重荷になろう。一方で、バリュー株などTOPIX型には買いが入りやすいと考えられる。 また、ナスダック指数は8営業日ぶりに下落したが、中小型株で構成するラッセル2000は大幅に上昇した。東京市場においても出遅れ感の強いグロース250の動向が注目されそうである。同指数は足もとでリバウンドをみせているが、下向きで推移する75日線に上値をおさえられている。同線を突破してくるようだと、中小型株を見直す動きが強まる可能性はありそうだ。 そのほか、ファーストリテ<9983>が上方修正を発表したことから買いが期待されやすく、日経平均株価を下支えする展開が期待される。ハイテク株も売り一巡後の底堅さがみられるようだと、押し目買いの好機との見方に向かわせよう。 ■ファーストリテ、24/8上方修正 営業利益4750億円←4500億円 ファーストリテ<9983>は2024年8月期業績予想の修正を発表。売上収益は3兆300億円から3兆700億円、営業利益を4500億円から4750億円に上方修正した。国内ユニクロ事業は暖冬の影響で秋冬商品が低調だったものの、例年より気温が高い傾向が続き、夏物販売は堅調。あわせて24年8月期の配当予想も上方修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(42224.02、+392.03) ・NYダウは上昇(39753.75、+32.39) ・米原油先物は上昇(82.62、+0.52) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・リンテック<7966>EUVペリクルのサンプル提供開始、半導体微細化に貢献 ・トヨタ自<7203>北米EV充電網に出資、30年めどポート3万基設置 ・セイノーHD<9076>T2など3社で、貨物トラック自動運転、高速道で実証 ・三井物産<8031>UAEでLNG参画、設備投資880億円 ・三菱電機<6503>ソリューションに軸足、デジタル基盤活用 ・森六HD<4249>森六テクノ、加熱プレス加飾の提案強化、箔の改良で凹凸も ・マークラインズ<3901>深?に子会社設立、情報基盤事業を拡大 ・栗本鉄工所<5602>橋梁型枠を簡易補修、新工法 ・ファナック<6954>米に新拠点、FA販売・保守対応 ・BIPROGY<8056>価格表示を自動で変更、見切り業務不要に ・キヤノン<7751>部品のリユース率9割、再生複合機新製品2種 ・堺化学工業<4078>医薬品増強、原液・中間体で開発製造受託の拡大狙う ・三井不動産<8801>物流8施設新設、ロジ事業累計1.2兆円投資 ・大阪ガス<9532>武雄蓄電所に出資、九州の電力系統安定化 ・三菱ケミカルG<4188>OPS値上げ、21日から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中・6月輸出(前年比予想:+8.0%、5月:+7.6%) ・時間未定 中・6月輸入(前年比予想:+2.5%、5月:+1.8%) 《ST》
関連銘柄 16件
3901 東証プライム
2,650
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時価総額 35,009百万円
自動車産業ポータル「MarkLines」の運営等を行う情報プラットフォーム事業が主力。コンサル事業や車両・部品調達代行事業等も。トヨタ、フォード等が主要取引先。情報プラットフォーム契約社数は5300社超。 記:2024/06/15
4078 東証プライム
2,591
8/2 15:00
-171(%)
時価総額 44,047百万円
酸化チタンや電子材料、化粧品材料等を手掛ける化学事業が主力。1918年創業。医療用医薬品等の医療事業も。X線造影剤で国内トップシェア。27.3期営業利益90億円目標。事業ポートフォリオの入れ替え図る。 記:2024/07/08
4188 東証プライム
861.1
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時価総額 1,297,065百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4249 東証プライム
2,414
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-177(%)
時価総額 40,941百万円
自動車の内装部品、外装部品を手掛ける樹脂加工製品事業が主力。生活材料やファインケミカル等のケミカル事業も。1663年創業。ホンダなどが主要取引先。海外売上高比率は約7割。ヘルスケア事業の拡充を図る。 記:2024/05/08
5602 東証プライム
4,310
8/2 15:00
-235(%)
時価総額 56,452百万円
上水道用ダクタイル鉄管の提供等を行うライフライン事業が主力。自動車部品製造の鍛造プレス機等の機械システム事業、産業建設資材事業も。連続式二軸混練機で国内トップシェア。27.3期営業利益80億円目標。 記:2024/06/13
6503 東証プライム
2,200
8/2 15:00
-167(%)
時価総額 4,723,844百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,068
8/2 15:00
-248(%)
時価総額 4,106,837百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
2,585
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-114(%)
時価総額 42,174,241百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7751 東証プライム
4,223
8/2 15:00
-177(%)
時価総額 5,632,481百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
7966 東証プライム
3,045
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-230(%)
時価総額 233,518百万円
粘着製品メーカー。粘着紙や粘着フィルム、包装テープ、化粧フィルム等を製造、販売する。自動車や半導体、液晶関連素材製品を提供する。今期3Q累計は産業工材は堅調も、電子・光学関連製品を中心に足踏みとなった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
3,040
8/2 15:00
-359(%)
時価総額 9,203,256百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8056 東証プライム
4,463
8/2 15:00
-291(%)
時価総額 489,430百万円
大手システムインテグレーター。旧社名は日本ユニシス。大日本印刷の持分法適用会社。金融向けに強み。配当性向40%目処。金融分野はフルバンキングシステム等の売上が拡大。27.3期売上高4200億円目標。 記:2024/06/13
8801 東証プライム
1,371
8/2 15:00
-75.5(%)
時価総額 3,853,379百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
2,295
8/2 15:00
-11.5(%)
時価総額 476,626百万円
トラック運送大手。旧西濃運輸。「カンガルー便」で知名度。全国に輸送ネットワークを構築し、企業間物流に実績。自動車販売なども。自動車販売事業はメーカー不正問題で低調。輸送は堅調。日本郵便と共同運行へ連携。 記:2024/07/10
9532 東証プライム
3,296
8/2 15:00
-59(%)
時価総額 1,373,377百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
40,340
8/2 15:00
-760(%)
時価総額 12,837,035百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10