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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに~

2024/5/22 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに ■決算発表なし ■前場の注目材料:堀場製作所、英で車関連拠点を拡張、衝突試験に最新機器導入 ■ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに 22日の日本株市場は、膠着感の強い相場展開が続きそうである。21日の米国市場は、NYダウが66ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。米連邦準備制度理事会(FRB)高官が、政策金利を据え置く姿勢を繰り返したため、売られる場面もみられた。その後、利上げの可能性は少ないとの見方のほか、小売企業の決算を好感した買いにより上昇に転じた。また、ハイテク株は長期金利の低下が支援材料になったほか、エヌビディアの決算を期待した買いも入った。シカゴ日経225先物は大阪比80円安の38860円。円相場は1ドル156円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米国市場の上昇の流れは好感されるものの、エヌビディアの決算を控えるなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への物色は手控えられやすく、膠着感の強い相場展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで39000円を捉える場面も見られたが、同水準での上値の重さが意識され、一時38760円まで売られた。ただし、下値の堅さも意識されていたほか、エヌビディアの決算を前に売り仕掛け的な動きは限られそうだ。 また、エヌビディアの決算に対する期待感が高まっているものの、ハイテク株の動きを見る限り、先回り的な買いの動きが限られているだろう。反対に日経平均は4月半ばの36733円を安値にリバウンド基調を継続するなか、エヌビディアの決算後の下げを想定した売りポジションが積み上がっている可能性はある。売り方にとっては、ポジションをニュートラルに修正しておきたいところであり、買い戻しに伴う需給が相場の底堅さにつながりそうである。 物色の流れとしてはエヌビディアの決算待ちではあるが、ハイテク株の底堅さが意識される可能性から、押し目狙いのスタンスとなろう。また、米マイクロソフトは、生成AI(人工知能)に特化したパソコンを開発したと発表したことから、生成AI関連銘柄には短期的な値幅取り狙いの資金が集中する可能性がある。また、マイクロソフトが採用を明らかにしたのはアームの設計技術を使った米クアルコム製の半導体であり、アーム採用を手掛かりに、ソフトバンクG<9984>の動向も注目されそうだ。 ■決算発表なし ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(39872.99、+66.22) ・ナスダック総合指数は上昇(16832.62、+37.75) ・VIX指数は低下(11.86、-0.29) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・堀場製作所<6856>英で車関連拠点を拡張、衝突試験に最新機器導入 ・新明和工業<7224>ゴミ収集車の運用支援、レシップとシステム開発 ・パナソニックHD<6752>車載電池の国内生産30年2.5倍、省人化を推進 ・ヤマトHD<9064>共同輸配送を支援、トラックの空き、荷主と仲介 ・愛知製鋼<5482>パワーカード用リードフレームのライン増設 岐阜工場で稼働 ・村田製作所<6981>安全認証を取得、車載通信機器の開発で ・栗本鐵工所<5602>溶解炉にヤシ殻炭、鉄管製造の脱炭素加速 ・阪神内燃機工業<6018>低速メタノールエンジン開発、内航タンカーに搭載 ・デンヨー<6517>燃料電池式可搬形発電装置の量産機開発 ・サノヤスHD<7022>イノベ推進、技術支援重視し拠点拡張 ・三井E&S<7003>FC搭載門型クレーン、米ロス港で商業運転 ・日本ケミコン<6997>車載に700万画素カメラ、30年度モジュール量産 ・ニチコン<6996>車充電器用コンデンサー開発、電流量50%増 ・山善<8051>バッテリー家電、小型クーラーなど16商品 ・積水化学<4204>「塗料転写シート」開発、自動車塗装のCO2削減 ・三洋化成<4471>広島大と、半月板修復用たんぱく質の機能・安全性を確認 ・リベルタ<4935>住友化学などと、持続性1.5倍の冷感シャツ、来月投入 ・デンカ<4061>千葉工場に70億円投資、低誘電絶縁材を生産 ・神戸製鋼所<5406>日産に低CO2アルミ材を供給、量産車向け ・日本製鉄<5401>バヌアツの橋に塗装周期延長鋼、ODA工事で採用 ・クラレ<3405>ビニロンなど来月値上げ ・三菱地所<8802>清水建設と、「舞浜ホテル」26年開業、ZEB認証取得 ・三井住友建設<1821>脱炭素実現へコンクリ部材生産の滋賀工場に水素設備 ・三井不動産<8801>愛知に「物流中継」拠点、首都圏と関西つなぐ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月貿易収支(予想:-2970億円、3月:+3870億円) ・08:50 3月コア機械受注(前月比予想:-2.0%、2月:+7.7%) <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 26件
1821 東証プライム
397
6/21 14:39
+2(%)
時価総額 64,581百万円
ゼネコン準大手。新東名高速道路桂野工事などで施工実績。アジア中心に海外でも実績多数。土木工事、建築工事ともに国内官公庁向け受注が増加。増収効果や完成工事原価の減少等により、24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
3405 東証プライム
1,814
6/21 14:39
+10(%)
時価総額 643,723百万円
機能性化学品メーカー。ポバール樹脂とエバール樹脂、それを加工して作るフィルム製品に強み。サステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向け拡販。ビニルアセテートの好調もあり、23.12期実績は増収確保。 記:2024/02/29
4061 東証プライム
2,175
6/21 14:39
+24.5(%)
時価総額 192,609百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
4204 東証プライム
2,189.5
6/21 14:39
±0(%)
時価総額 1,014,849百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
4471 東証プライム
3,880
6/21 14:39
-30(%)
時価総額 91,316百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
4935 東証スタンダード
1,033
6/21 14:37
+28(%)
時価総額 3,074百万円
独自の化粧品や日用品、衣料品などを企画・販売。生産は外部に委託。オーラルケアの「デンティス」、お風呂掃除の「カビダッシュ」などが主要ブランド。30.12期売上高300億円目標。海外販路の強化等に取り組む。 記:2024/05/02
5401 東証プライム
3,341
6/21 14:39
-11(%)
時価総額 3,175,022百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,947
6/21 14:39
+6.5(%)
時価総額 771,686百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5482 東証プライム
3,650
6/21 14:36
-30(%)
時価総額 72,588百万円
トヨタグループの特殊鋼メーカー。特殊鋼鋼材、鍛造品を中心とする自動車部品の製造・販売を行う。電子機能材料、磁石応用製品等も。27.3期営業利益150億円目指す。インド国内における新規拡販などに取り組む。 記:2024/06/04
5602 東証プライム
4,690
6/21 14:37
-60(%)
時価総額 61,430百万円
上水道用ダクタイル鉄管の提供等を行うライフライン事業が主力。自動車部品製造の鍛造プレス機等の機械システム事業、産業建設資材事業も。連続式二軸混練機で国内トップシェア。27.3期営業利益80億円目標。 記:2024/06/13
6018 東証スタンダード
2,481
6/21 13:48
-30(%)
時価総額 8,036百万円
舶用機関老舗。中小型船舶エンジンやエンジン監視、船舶安全管理、遠隔操縦装置を展開。世界初の低速4サイクルガスエンジンを開発。近海船向け2サイクル機関の出荷増や舶用以外のCMR増加で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
6517 東証プライム
2,860
6/21 14:37
+2(%)
時価総額 65,380百万円
大手発電機・溶接機メーカー。エンジン発電機やエンジン溶接機、エンジンコンプレッサを世界150カ国以上で展開。日本は可搬形発電機の出荷が堅調。防災用非常用発電機も出荷増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/13
1,312
6/21 14:39
+15.5(%)
時価総額 3,219,723百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6856 東証プライム
11,805
6/21 14:39
-160(%)
時価総額 502,102百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
6981 東証プライム
3,349
6/21 14:39
-9(%)
時価総額 6,789,907百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6996 東証プライム
1,189
6/21 14:37
+5(%)
時価総額 92,742百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
6997 東証プライム
1,580
6/21 14:39
-16(%)
時価総額 32,098百万円
大手コンデンサメーカー。アルミ電解コンデンサと材料のアルミニウム電極箔で世界トップシェア。チョークコイル等も。車載・産機関連の需要減などにより、コンデンサは足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/22
7003 東証プライム
1,404
6/21 14:39
-6(%)
時価総額 144,751百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7022 東証スタンダード
208
6/21 14:37
+6(%)
時価総額 6,960百万円
サノヤスエンジニアリングを傘下に収める機械メーカー。工事用エレベーターや立体駐車場、遊園地向け部品、遊戯機械の販売保守も手掛け、真空化粧品製造向け乳化撹拌装置も事業領域。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/03/30
7224 東証プライム
1,394
6/21 14:39
+6(%)
時価総額 97,580百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
8035 東証プライム
34,840
6/21 14:39
-50(%)
時価総額 16,431,694百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8051 東証プライム
1,430
6/21 14:38
-8(%)
時価総額 136,286百万円
工作機械や工具を取り扱う専門商社。工作機械や産業機器、機械工具、住設機器、家庭機器などを手掛ける。国内生産財事業は工作機械が足踏み。24.3期3Q累計は住建事業が増収。太陽光発電、蓄電池等が販売増。 記:2024/04/13
8801 東証プライム
1,412.5
6/21 14:39
-12.5(%)
時価総額 3,970,021百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8802 東証プライム
2,417
6/21 14:39
-13.5(%)
時価総額 3,363,205百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
9064 東証プライム
1,725.5
6/21 14:39
+10.5(%)
時価総額 655,388百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9984 東証プライム
9,914
6/21 14:39
-296(%)
時価総額 17,081,366百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17