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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応~

2024/5/14 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■決算を手掛かりとした個別対応 ■ソフトバンクG、24/3経常損益 黒字転換 578億円 ■前場の注目材料:王子HD、SAF向け木材由来エタノール生産、来年度に試験販売 ■決算を手掛かりとした個別対応 14日の日本株市場は、引き続き膠着感の強い相場展開になりそうだ。13日の米国市場は、NYダウが81ドル安、ナスダックは47ポイント高だった。4月のNY連銀が発表したインフレ期待の上昇を受け、利下げ期待が後退し利益確定の売りが優勢となった。米消費者物価指数(CPI)の発表を警戒した持ち高調整の動きも重荷となり、NYダウは9日ぶりに反落。ハイテクはアップルや決算を控えているエヌビディアの上昇が下支えとなった。シカゴ日経225先物は大阪比65円高の38185円。円相場は1ドル156円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38010円まで売られた後は、日中終値を上回っての推移となった。小幅な値動きではあるものの、38000円辺りでの底堅さが意識された。昨日の日経平均株価は一時37969円まで下落する場面も見られたが、その後は38000円を上回っての推移だった。米インフレ指標の発表を控えて様子見ムードの強い相場展開になりそうだが、売り方にとっても仕掛けづらくなりそうだ。 ただし、日経平均株価は25日線に上値を抑えられるなか、25日、75日線との乖離は24円程度に縮小してきており、デッドクロスが意識されてきた。トレンドが悪化傾向をみせてくるなか、先物主導での短期的な売り仕掛けの動きに振らされやすい需給状況であろう。また、イスラエルはガザ北部で地上戦が再開したと報じられていることから、地政学リスクへの警戒が強まる可能性がある。 物色としては決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすいほか、ナスダック指数の反発を手掛かりに、足元で低迷が続いている半導体株などには、売り方の買い戻す動きがみられる可能性がありそうだ。東エレク<8035>は4日続落で2000円超下げていることもあり、同社が反発をみせてくるようだと、他の半導体株への物色が期待される。 なお、決算を手掛かりとした物色としては、昨夕発表したサントリーBF<2587>、スズキ<7269>、大日印<7912>、TOPPAN<7911>、古河電工<5801>、日本酸素HD<4091>、大林組<1802>、UBE<4208>、アコム<8572>、シチズン<7762>、カバー<5253>、ユーグレナ<2931>の動向が注目されよう。 ■ソフトバンクG、24/3経常損益 黒字転換 578億円 ソフトバンクGが発表した2024年3月期業績は、売上高が前期比2.8%増の6兆7565億円、経常損益は578億100万円の黒字(前期は4691億2700万円の赤字)だった。世界的な株高で投資先の企業価値が向上した。円安の進行で米ドル建て債務の円換算額が増加し、為替差損7031億円を計上。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業の投資損益は7243億円の黒字だった。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(16388.24、+47.37) ・1ドル=156.20-30円 ・シカゴ日経先物は上昇(38185、大阪比+65) ・SOX指数は上昇(4823.09、+15.06) ・米原油先物は上昇(79.12、+0.86) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 *王子HD<3861>SAF向け木材由来エタノール生産、来年度に試験販売 *日清紡HD<3105>マイクロデバイス、アナログ半導体を増産、設備増強に80億円 *しまむら<8227>来月「衣類再生」実証開始、店舗で回収、海外で繊維に *シンフォニア<6507>張力制御を最適化提案、ロール・ツーロール実証、顧客使用環境想定 *あおぞら銀行<8304>大和証と資本業務提携、519億円出資 *SUBARU<7270>トヨタと26年末までにEV4車種開発・投入 *豊和工業<6203>路面清掃車の情報可視化、運用支援システム *TOWA<6315>韓国に新工場、半導体装置の中核拠点、10月稼働 *オークマ<6103>岐阜・可児工場内に新物流拠点、ロボで効率化 *日立造船<7004>バイオガス関連事業に300億円投資 *デンヨー<6517>新中計、脱炭素製品の売上高倍増、26年度30億円へ *日本精工<6471>ロッキングクラッチ開発、アクチュエーター小型化に寄与 *洋エンジ<6330>日本精線などと、アンモニアで水素製造、小型装置の実用化へ *KDDI<9433>全国1000カ所にドローン、米社に出資 *ミナトHD<6862>韓国製半導体を販売、メモリー中心に *ゼンリン<9474>建設ソフト新興買収 *帝人<3401>新中計、事業益500億円、成長投資1000億円超 *旭化成<3407>水素製造用水電解システム検証、川崎で試験設備開所式 *クラレ<3405>耐熱性ポリアミド樹脂、車載コネクター向け *太平洋セメント<5233>来年4月からセメント値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月国内企業物価指数(前年比予想:+0.8%、3月:+0.8%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 33件
1802 東証プライム
1,912
6/28 15:00
+11(%)
時価総額 1,379,527百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
5,707
6/28 15:00
-132(%)
時価総額 1,763,463百万円
サントリーグループの清涼飲料事業子会社。国内シェア2位、ベトナムで首位。傘下にサントリーフーズやサントリービバレッジなど。欧州、東南アジア、オセアニアを中心に海外事業積極化。23.12期は増収・増益。 記:2024/03/26
2931 東証プライム
541
6/28 15:00
-10(%)
時価総額 72,856百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
3105 東証プライム
1,074.5
6/28 15:00
-9.5(%)
時価総額 181,719百万円
紡績名門。無線・通信機器やマイクロデバイス、ブレーキ材料、精密機器、化学品、繊維、不動産など事業領域多岐。日立国際電気の子会社化でAI画像認識や最先端無線通信を活用。ブレーキ事業好調で23.12期は確保。 記:2024/02/29
3401 東証プライム
1,336.5
6/28 15:00
-11.5(%)
時価総額 264,566百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3405 東証プライム
1,849.5
6/28 15:00
-18.5(%)
時価総額 656,321百万円
機能性化学品メーカー。ポバール樹脂とエバール樹脂、それを加工して作るフィルム製品に強み。サステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向け拡販。ビニルアセテートの好調もあり、23.12期実績は増収確保。 記:2024/02/29
3407 東証プライム
1,030.5
6/28 15:00
-2(%)
時価総額 1,436,447百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3861 東証プライム
634.8
6/28 15:00
+4.9(%)
時価総額 643,930百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4,759
6/28 15:00
-27(%)
時価総額 2,061,090百万円
産業ガスで国内シェア首位、世界4位。エレクトロニクスガスでは世界トップ級。MOCVD装置や液体ヘリウム関連装置も事業領域。「THERMOS」ブランドで家庭用品も展開。価格転換進展し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/28
4208 東証プライム
2,832.5
6/28 15:00
-9(%)
時価総額 300,812百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
5233 東証プライム
4,038
6/28 15:00
-38(%)
時価総額 492,575百万円
セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等を手掛ける。セメント製造環境技術、安定供給能力等が強み。東南アジアでの事業拡大などに注力。 記:2024/04/29
5253 東証グロース
2,005
6/28 15:00
-57(%)
時価総額 122,554百万円
Vチューバープロダクション。知名度やファンコミュニティに強み。24.3期上期はグッズ販売やライセンスビジネスが拡大。販管費増を楽々こなす。通期計画を上方修正。昨年4月開設の米国拠点は来年前半に営業開始へ。 記:2024/03/11
5801 東証プライム
4,074
6/28 15:00
+18(%)
時価総額 287,897百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6103 東証プライム
7,248
6/28 15:00
+64(%)
時価総額 244,656百万円
工作機械大手。マシニングセンタやNC旋盤に強み。国内生産にこだわり。日本は価格転嫁や生産の効率化などで2桁増益。産業機械や農業・建設機械等の需要が底堅く、欧州は堅調。24.3期3Q累計は営業増益。 記:2024/03/05
6203 東証スタンダード
850
6/28 15:00
+7(%)
時価総額 10,666百万円
産業用機械メーカー。工作機械の製造・販売が主力。防音サッシやパワーチャックも手掛ける。路面清掃車でトップシェア。建材は防音サッシ、一般サッシが売上増。火器は防衛省向け装備品が堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/26
6315 東証プライム
11,280
6/28 15:00
+50(%)
時価総額 282,372百万円
半導体製造装置メーカー。後工程用で大手。モールディング装置やシンギュレーション装置を製造、販売する。半導体製造装置用の精密金型も手掛ける。今期3Q累計はPCやスマートフォン等の民生品向けが足踏みとなった。 記:2024/03/07
6330 東証プライム
877
6/28 15:00
-12(%)
時価総額 33,816百万円
大手エンジニアリング会社。エネルギーや石油化学、ガス開発、医薬、環境等の産業プラント、電力や鉄道、水処理等の社会インフラの設計や工事を行う。今期3Q累計は二桁の増収、増益と伸長。手持ち案件が順調に進捗。 記:2024/03/07
6471 東証プライム
781.7
6/28 15:00
-5.5(%)
時価総額 430,926百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
3,400
6/28 15:00
+105(%)
時価総額 101,283百万円
精密機器メーカー。モーションコントロール技術等を核に、半導体ウエハ搬送装置や宇宙用電飾品、航空機用電装品、自動車用機器、産業用電気機器を提供する。今期3Q累計はアクチュエータや振動機器が足踏みとなった。 記:2024/03/08
6517 東証プライム
2,920
6/28 15:00
+1(%)
時価総額 66,751百万円
大手発電機・溶接機メーカー。エンジン発電機やエンジン溶接機、エンジンコンプレッサを世界150カ国以上で展開。日本は可搬形発電機の出荷が堅調。防災用非常用発電機も出荷増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/13
6862 東証スタンダード
740
6/28 15:00
+20(%)
時価総額 5,787百万円
デジタルデバイスとICTプロダクツが柱。ROM書込みサービス事業、デバイスプログラマ事業等も。デジタルエンジニアリング部門は好調。ROM書込みサービス事業は書き込み数量が増加。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7004 東証プライム
1,052
6/28 15:00
+11(%)
時価総額 179,066百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7269 東証プライム
1,851
6/28 15:00
+47.5(%)
時価総額 3,636,449百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7270 東証プライム
3,410
6/28 15:00
+44(%)
時価総額 2,622,890百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7762 東証プライム
1,075
6/28 15:00
+10(%)
時価総額 264,450百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18
7911 東証プライム
4,433
6/28 15:00
-22(%)
時価総額 1,550,247百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
7912 東証プライム
5,412
6/28 15:00
+113(%)
時価総額 1,716,903百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
8035 東証プライム
34,900
6/28 15:00
+100(%)
時価総額 16,459,992百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8227 東証プライム
7,314
6/28 15:00
-41(%)
時価総額 539,971百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
8304 東証プライム
2,627.5
6/28 15:00
-17.5(%)
時価総額 310,804百万円
旧日本債券信用銀行。個人富裕層や中小企業を中心に金融商品を販売。企業再生や不動産関連のファイナンスに強み。資金運用収益、その他経常収益などは増加。顧客関連ビジネスは順調。24.3期3Qは大幅増収。 記:2024/02/22
8572 東証スタンダード
409
6/28 15:00
+0.1(%)
時価総額 640,745百万円
MUFG傘下のノンバンク。信用保証事業、債権管理回収事業等も手掛ける。タイを軸に東南アジアを開拓。ローン・クレジットカード事業は売上堅調。包括信用購入あっせん収益などが増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/03/30
9433 東証プライム
4,254
6/28 15:00
+33(%)
時価総額 9,801,982百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9474 東証プライム
939
6/28 15:00
-32(%)
時価総額 53,806百万円
住宅地図等のプロダクト事業、高精度空間データ等のオートモーティブ事業、IoTソリューション等を手掛ける。地図データで国内トップクラスのシェア。DOE3%以上目標。今期はストックビジネスの拡大等を見込む。 記:2024/06/18