マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 22:09:09
15,245,633
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~重要イベントを前にリバランスの動き~

2024/3/12 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~重要イベントを前にリバランスの動き~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■重要イベントを前にリバランスの動き ■トーホー、21/1営業利益 114.2%増 78.19億円、25/1予想 6.6%減 73億円 ■前場の注目材料:JR東日本、鉄道版生成AIの開発着手、拡張技術で専門知識補足 ■重要イベントを前にリバランスの動き 12日の日本株市場は、売り一巡後の下値の堅さを見極める相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、NYダウが46ドル高、ナスダックは65ポイント安だった。重要インフレ指標の発表を控えた長期金利の上昇を嫌気し、売り先行の展開となった。その後、ソフトランディング期待を受けた買いにNYダウは持ち直し、終盤にかけプラス圏を回復。一方、ナスダックは金利高や半導体セクターの利益確定売りが継続した。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比350円安の38180円、円相場は1ドル146円90銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開になりそうだ。日経225先物(6月限)はナイトセッションで一時38090円まで売られる場面も見られた。昨日の日経平均株価は今年最大の下落幅となり、心理的な支持線として意識される25日線水準まで売られた。同線は38410円辺りに位置しており、本日も同線が支持線として機能するかが注目されそうだ。 25日線水準での底堅さがみられてくるようだと、前日の大幅な下落に対する自律反発狙いの買いが意識されやすいだろう。もっとも、米国では米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重要視する2月の消費者物価指数(CPI)の発表が控えているため、まずは結果を受けた米国市場の動向を見極めたいとの模様眺めムードが強まりそうだ。また、国内では日銀が3月にもマイナス金利を解除すると予想する市場参加者が増えているようである。そのため、為替市場の動向にも注意する必要がある。 また、米国ではエヌビディアなど半導体株が売られる一方で、出遅れている銘柄が買われている。重要イベントを前にリバランスの動きのほか、持ち高調整の動きが強まりやすく、これを狙った短期筋の仕掛け的な売買も入りやすいだろう。特に為替市場で円高・ドル安に振れてくるような場面では、先物主導でショートを仕掛けてくる動きには注意しておきたい。 ハイテク株の底堅さを見極めつつ、3月期末を意識した配当志向の流れから、バリュー株にシフトしやすいところである。また、相対的に出遅れが目立っていた中小型株には、下値リスクの低さを手掛かりに、短期的にリバウンドを狙った動きが意識されそうだ。そのほかは、超低位株による短期的な値幅取り狙いの動きにとどまろう。 ■トーホー、21/1営業利益 114.2%増 78.19億円、25/1予想 6.6%減 73億円 トーホー<8142>が発表した2024年1月期業績は、売上高が前期比13.6%増の2449.30億円、営業利益は同114.2%増の78.19億円だった。業務用食品卸売では、外食や旅行機会の増加、宴会・会合などの再開に加え、インバウンド需要も増加したことで、ホテルや飲食店、観光地への人流が大きく回復したことで、既存得意先に対する売上の回復や新規得意先の獲得も進んだ。2025年1月期業績は、売上高が前期比0.4%増の2460億円、営業利益は同6.6%減の73億円を計画。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(38769.66、+46.97) ・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気 ・米国のインフレ沈静化観測 ・JR東日本<9020>鉄道版生成AIの開発着手、拡張技術で専門知識補足 ・ライフドリンクカンパニー<2585>静岡・御殿場に新工場、清涼飲料を増産 ・旭化成<3407>繊維・フィルム製造向けシステム開発、微小な金属異物を検出 ・三菱電機<6503>JAXAと、「だいち4号」実機公開、画像データ高画質で迅速 ・パナソニックHD<6752>新卒採用の情報提供に生成AI、来春入社対象 ・アイスタイル<3660>花王などと、コンソーシアム設立、皮脂RNA技術を社会実装 ・東海理化<6995>補給品ライン面積10分の1、協働ロボ活用 ・トヨタ自<7203>豊田中研、リチウム電池向け新正極材開発、希少金属を代替 ・住友電気工業<5802>CO2再生品開発、民生品・産業素材など46点 ・スズキ<7269>スカイドライブと、「空飛ぶクルマ」製造開始 ・FUJI<6134>アマノと、移乗介助向け防水仕様ロボ発売 ・ブルーイノベ<5597>球体ドローンで橋の損傷撮影、能登・輪島被災地 ・川崎重<7012>兵庫にゴミ処理場、323億円で設計・建設・運営受注 ・日立造船<7004>N2O除去装置開発、NEDOから13億円助成、アンモニア船向け ・富士通<6702>単眼カメラ画像の物体、動的に3D化、米大と開発 ・村田製作所<6981>村田製のMLCC、IEEEマイルストーンに認定 ・日立<6501>パーセフォニ・ジャパンなどと投融資先のGHG排出量算定支援 ・NECネッツエスアイ<1973>複数サービスロボ連携、本社で実証 ・ニコン<7731>シネマカメラに参入、米社を子会社化 ・オルガノ<6368>社長・山田正幸氏、半導体投資で急成長 ・東レ<3402>空気電池用ポリマー膜開発、イオン伝導度10倍 ・飛島建設<1805>3Dの音場情報を可視化、MR・ARデバイス活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1-3月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(10-12月期:4.8) ・08:50 2月国内企業物価指数(前年比予想:+0.5%、1月:+0.2%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 23件
1805 東証プライム
1,439
9/26 15:00
+12(%)
時価総額 27,787百万円
土木に強い中堅ゼネコン。防災関連工事や不動産開発に力注ぐ。収益4Q偏重傾向。24.3期3Q累計は受注、完工高が堅調。だが販管費増が利益の重石に。総還元性向5割目標。今年10月メドに持株会社体制に移行予定。 記:2024/04/15
1973 東証プライム
3,300
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 492,759百万円
NECグループのシステムインテグレーター。DXソリューション事業、ネットワークソリューション事業、社会・環境ソリューション事業を展開。下期に利益が偏重する傾向。ICT活用の陸上養殖など新規事業開拓を行う。 記:2024/06/09
2,425
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 126,735百万円
ミネラルウォーターや茶系飲料、炭酸飲料等の製造・販売を行う。イオン、西友などのPB飲料の製造を手掛ける。自社ブランド製品も。少品種大量生産が強み。配当性向20%目安。御殿場新工場は24年4月に操業開始。 記:2024/09/01
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3407 東証プライム
1,091.5
11/22 15:30
+14.5(%)
時価総額 1,521,477百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3660 東証プライム
433
11/22 15:30
-18(%)
時価総額 35,274百万円
コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営。化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」、化粧品専門店「@cosme STORE」の運営等も。会員数は増加傾向。リテール事業は国内出店の加速図る。 記:2024/08/23
5597 東証グロース
758
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 2,986百万円
ドローンを活用したプラント点検や自動巡回点検、送電線点検の点検ソリューションが主力。パイロット育成やドローンポートシステム等も。点検ソリューションでは屋内点検用ドローン、自動巡回点検用ロボットが販売拡大。 記:2024/06/25
5802 東証プライム
2,996
11/22 15:30
+36.5(%)
時価総額 2,378,647百万円
ワイヤーハーネス、自動車電装部品等の自動車関連事業が主力。1897年創業。送配電用電線・ケーブル、光ファイバ・ケーブル、電子ワイヤー等も。環境エネルギー関連事業では電動車用平角巻線の拡販等に注力。 記:2024/10/07
6134 東証プライム
2,232.5
11/22 15:30
+1.5(%)
時価総額 218,392百万円
電子部品実装ロボットメーカー。愛知県知立市に本社。高速装着機「NXT」が主力。NC旋盤中心の工作機械、移乗サポートロボット等も手掛ける。拡張型オールインワン装着機「AIMEXR」など新世代機種の拡販図る。 記:2024/08/06
6368 東証プライム
8,710
11/22 15:30
+280(%)
時価総額 403,796百万円
総合水処理エンジニアリング会社。純水・超純水設備、排水処理・回収設備等を手掛ける水処理エンジニアリング事業が主力。水処理薬品、イオン交換樹脂等の製造・販売も行う。大型プロジェクトの受注活動を推進。 記:2024/08/27
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6503 東証プライム
2,584
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6995 東証プライム
2,109
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 198,740百万円
自動車部品メーカー。自動車向け各種スイッチやスマートキー、シフトレバー等の製造・販売を行う。レバーコンビネーションスイッチ等で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。シフトバイワイヤシフター等を拡販。 記:2024/06/17
7004 東証プライム
958
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 163,066百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7012 東証プライム
6,282
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7731 東証プライム
1,845.5
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 648,651百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
8142 東証プライム
2,798
11/22 15:30
+58(%)
時価総額 30,812百万円
業務用食品専業卸で国内売上トップ。外食企業向け業務支援システム、業務用調理機器の販売等も手掛ける。食品スーパー事業部門は事業撤退決定。新規得意先開拓を積極化。中計では27.1期当期純利益45億円目標。 記:2024/10/26
9020 東証プライム
2,780
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 3,153,665百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04