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後場に注目すべき3つのポイント~プラス圏で推移も上げ幅は限定的

2023/11/8 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~プラス圏で推移も上げ幅は限定的 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、プラス圏で推移も上げ幅は限定的 ・ドル・円は上げ渋り、仲値後は失速 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は反発、プラス圏で推移も上げ幅は限定的 日経平均は反発。57.57円高の32329.39円(出来高概算9億8229万株)で前場の取引を終えている。 前日7日の米国株式市場のダウ平均は56.74ドル高(+0.17%)と続伸。連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレを目標値に戻すことが最優先課題で、必要とあれば利上げを実施する姿勢を維持したほか利下げを否定したため警戒感から売られた。しかし、良好な主要企業決算を受けた買いが下支えとなったほか、原油価格の下落や根強い利上げサイクル終了の思惑に長期金利が低下したため、買いに転じた。ナスダック総合指数も続伸、堅調な展開となった米株市場を横目に、日経平均は前日比185.41円高の32457.23円と反発して取引を開始した。その後は上げ幅を縮小する動きを見せるもプラス圏を維持している。 個別では、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>などの一部の半導体関連株、スズキ<7269>やホンダ<7267>などの自動車関連株などが堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、SANKYO<6417>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>、なども上昇した。業績予想の上方修正を発表した横河電機<6841>や7-9月期上振れで通期予想は想定以上の上方修正となったマツダ<7261>が急騰、ティラド<7236>、あらた<2733>、参天製薬<4536>が値上がり率上位となった。 一方、川崎船や郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株などが軟調に推移した。また、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>などの金融株も下落した。ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、JT<2914>、ヤマハ発<7272>、ディスコ<6146>なども下落。ほか、第3四半期下振れ決算で通期計画にも下振れ懸念が広がったライオン<4912>が急落、パイロットコーポレーション<7846>、東海カーボン<5301>東洋炭素<5310>が値下り率上位となった。 セクターでは、その他製品、医薬品、倉庫・運輸関連業が上昇率上位に並んでいる一方で、鉱業、石油・石炭製品、銀行業などが下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は29%、対して値下がり銘柄は69%となっている。 本日の東京株式市場は買いが先行した。米主要株価指数の中でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことで、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかったほか、米長期金利が4.5%台まで再度低下し、原油価格が下落したことも国内の投資家心理を改善する要因となった。ただ、10月31日以降、5営業日で1500円を超す上げとなっていることから、引き続き短期的な過熱感を意識する向きもあり上げ幅は限定的となっている。そのほか、香港ハンセン指数や上海総合指数のさえない動きが重しとなっている可能性もある。 さて、後場の日経平均はプラス圏を維持できるか。東証プライム市場では幅広い銘柄が軟調に推移しており、東証株価指数(TOPIX)は前場途中でマイナス圏に転落している。東証グロース市場250指数も700ptを手前に上値の重い展開となっており、直近の大幅高に対する戻り売りが優勢となっている。ただ、一部の主力株や値動きの軽い新興株は決算発表などの個別材料を受けて上昇している銘柄も散見されており、一部の個人投資家の物色意欲は続いていることがうかがえる。他方で、日経平均株価のテクニカル面では、5日移動平均線が75日線を下から上に抜けてゴールデンクロスを形成し、75日線もサポートラインとして意識されているか。米株先物やアジア市況の動向に注意しつつ、後場の値動きを見守りたい。 ■ドル・円は上げ渋り、仲値後は失速 8日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り、150円34銭から150円61銭まで上昇後は失速した。米10年債利回りの低下一服でドル売りが後退したほか、日経平均株価の上昇で円売りに振れた。ただ、ドルは仲値にかけての買いが一巡し、やや値を下げた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円34銭から150円61銭、ユーロ・円は160円82銭から161円00銭、ユーロ・ドルは1.0686ドルから1.0699ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・メディカルシステムネットワーク<4350>の、1銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・9月貿易収支:-615億ドル(予想:-600億ドル、8月:-587億ドル←-583億ドル) ・米・9月消費者信用残高:+90.57億ドル(予想:+95.00億ドル、8月:-157.8億ドル←-156.28億ドル) ・カナダ・9月貿易収支:+20.4億加ドル(予想:+10.0億加ドル、8月:+7.2億加ドル) 【要人発言】 ・ボウマンFRB理事 「引き続き追加利上げが必要だと予想している」 「11月の利上げ休止決定を支持」 「金融状況は9月以降引き締まった」 「インフレの進展が停滞したら、利上げを支持」 「今後のデータを綿密に監視」 <国内> ・14:00 9月景気動向指数・先行速報値(予想:108.8、8月:109.2) <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 32件
2733 東証プライム
3,550
6/25 15:00
+50(%)
時価総額 128,002百万円
日用品、化粧品で国内最大級の卸商社。化粧品等のヘルス&ビューティー、ペット・その他部門の売上比率が高い。ドラッグストアなどが主要取引先。化粧品関連商品では店頭提案を強化。26.3期売上高1兆円目標。 記:2024/06/04
2914 東証プライム
4,491
6/25 15:00
+53(%)
時価総額 8,982,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
4063 東証プライム
6,125
6/25 15:00
+106(%)
時価総額 12,397,753百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
582
6/25 15:00
-4(%)
時価総額 17,834百万円
薬局営業支援サービス会社。業務効率化や仕入れ価格の安定化等の薬局の経営をサポート。保険薬局の運営、給食事業等も。賃貸・設備関連事業は黒字転換。建築業務の受注案件が増加。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/04
4536 東証プライム
1,627
6/25 15:00
+3.5(%)
時価総額 651,952百万円
医療用眼科薬で国内トップ。市販用は目薬「サンテ」で有名。24.3期3Q累計は国内の市販用薬が伸長。医療用は中国回復。欧州・アジアの緑内障薬も好調。販管費・開発費減少も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
4912 東証プライム
1,291.5
6/25 15:00
+11(%)
時価総額 377,810百万円
トイレタリー用品や医薬品等を展開。オーラルケア国内首位。衣料品洗剤や石鹸も有力。ホームケア分野の競争力強化図る。薬品分野はニキビ薬等の売上が伸びる。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
5301 東証プライム
943.3
6/25 15:00
+8(%)
時価総額 212,189百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
5310 東証プライム
6,680
6/25 15:00
+50(%)
時価総額 140,233百万円
カーボンメーカー国内最大手。業界に先掛けて等方黒鉛を開発。原子力や放電加工、半導体分野等に黒鉛製品を提供。日本は機械用カーボン分野等が堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/03/04
6146 東証プライム
59,700
6/25 15:00
-3,500(%)
時価総額 6,466,525百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
23,020
6/25 15:00
+180(%)
時価総額 6,747,484百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6417 東証プライム
1,704.5
6/25 15:00
+14(%)
時価総額 443,170百万円
パチンコ・パチスロ機メーカー大手。カードシステムや補給機器、喫煙ブース、内装施工等も。配当性向40%目安。パチンコ新台「Pフィーバー三国戦騎7500」の導入を開始。27.3期売上高2200億円目標。 記:2024/06/18
2,978
6/25 15:00
-36(%)
時価総額 5,826,243百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
13,170
6/25 15:00
+245(%)
時価総額 16,608,450百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6841 東証プライム
3,839
6/25 15:00
+41(%)
時価総額 1,031,251百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6857 東証プライム
5,814
6/25 15:00
+14(%)
時価総額 4,454,507百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
35,260
6/25 15:00
-1,160(%)
時価総額 3,324,524百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7236 東証プライム
3,655
6/25 15:00
+15(%)
時価総額 24,532百万円
自動車や二輪車、建機、納期などに使われる熱交換器の専門メーカー。二輪車用とパワーショベル用で世界トップシェア。二輪車や建設・産業・農業機械向けに拡販。自動車用売上高の増加もあり、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/23
7261 東証プライム
1,578.5
6/25 15:00
+28.5(%)
時価総額 997,303百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7267 東証プライム
1,730
6/25 15:00
+42(%)
時価総額 9,401,313百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7269 東証プライム
1,823
6/25 15:00
+19(%)
時価総額 3,581,440百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,512.5
6/25 15:00
+26(%)
時価総額 1,589,111百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
4,253
6/25 15:00
+9(%)
時価総額 177,835百万円
ボールペンや万年筆などの筆記具が柱の文具メーカー。海外売上比率76%。24.12期は海外の伸長を想定。国内は訪日客需要とノベルティ需要の回復が続く見通し。前期買収会社も貢献の見込み。増収増益・増配を計画。 記:2024/02/15
7974 東証プライム
8,632
6/25 15:00
+139(%)
時価総額 11,210,292百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8031 東証プライム
7,446
6/25 15:00
+51(%)
時価総額 11,857,509百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
34,400
6/25 15:00
-590(%)
時価総額 16,224,175百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,165
6/25 15:00
+117(%)
時価総額 13,649,006百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
1,641.5
6/25 15:00
+62(%)
時価総額 21,802,395百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
10,350
6/25 15:00
+320(%)
時価総額 14,228,052百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
9101 東証プライム
4,650
6/25 14:59
+33(%)
時価総額 2,372,267百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,870
6/25 14:59
+63(%)
時価総額 1,762,994百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9983 東証プライム
40,920
6/25 14:59
+460(%)
時価総額 13,021,603百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,944
6/25 14:59
-27(%)
時価総額 17,133,055百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17