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前場に注目すべき3つのポイント~相対的にバリュー株に優位の状況は継続~

2023/9/22 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~相対的にバリュー株に優位の状況は継続~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■相対的にバリュー株に優位の状況は継続 ■大木ヘルスHD、1Q営業利益 2.2%増 2.46億円 ■前場の注目材料:DMG森精機、米で金属AM機を生産、部材9割を現地調達 ■相対的にバリュー株に優位の状況は継続 22日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが370ドル安、ナスダックは245ポイント安だった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが除外されなかったことや、さらに週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが示されたため、追加利上げを警戒した売りが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比380円安の32030円。円相場は1ドル147円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで25日、75日線を明確に下放れ、32000円で取引を終えている。朝方は裁定解消売りなどインデックスに絡んだ売買の影響を受けやすく、日経平均についても25日線を割り込み、9月半ばの直近安値を下回ってくる可能性がある。ダブルボトム形成から売り一巡後は下げ渋る動きも期待されそうだが、日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなか、前場は様子見姿勢を強めそうだ。 金融政策決定会合の結果は午後に判明するとみられるが、通常はお昼ごろには発表されるため、後場はアク抜け的な動きが意識されやすい。ただし、発表が後ずれするようだと政策変更への思惑につながるため、先物主導での荒い値動きに向かわせやすいだろう。9月半ばの直近安値を下回ってくるようだと、売り仕掛け的な動きにもつながりそうであり、押し目待ち狙いの買い意欲は限られよう。 物色の流れとしては、相対的にバリュー株に優位の状況は継続するとみておきたい。また、ロシアはガソリンとディーゼル油の輸出を一時的に禁止すると報じられている。需給がひっ迫する世界の燃料市場に対する圧力も強めそうであり、資源株への手掛かり材料になりそうだ。そのほか、日銀の政策変更への思惑から、金融株への買い意欲も強そうだ。 ■大木ヘルスHD、1Q営業利益 2.2%増 2.46億円 大木ヘルスHD<3417>が発表した、2024年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比10.4%増の814.16億円、営業利益が同2.2%増の2.46億円だった。風邪薬や解熱鎮痛剤等の医薬品や健康食品・化粧品等の商材が前年を上回った。 ■前場の注目材料 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・DMG森精機<6141>米で金属AM機を生産、部材9割を現地調達 ・ニデック<6594>欧で旋盤買収検討、TAKISAWAと協議 ・ミネベア<6479>東芝買収に参画、100億円出資 ・日野自<7205>CJPTに来月めど復帰、自工会会長「脱炭素化に力必要」 ・日立建機<6305>来月新組織、建設現場のゼロエミ加速 ・武蔵精密<7220>台湾デルタ電子などと、インドに合弁、電動2輪駆動ユニット製販 ・ホンダ<7267>オンラインで中古車販売、検索サイト刷新 ・ブラザー工業<6448>小型MC専用ワーク搬送システム投入、中小の自動化ハードル軽減 ・東陽テクニカ<8151>新R&D拠点を公開、次世代モビリティーに注力 ・ADEKA<4401>抗寄生虫剤、新動物薬、30年事業化 ・鹿島<1812>物流施設に参入、不動産開発拡充、来秋にも第1弾 ・日本製鉄<5401>グリーン鋼材供給、側島製缶に初、スズ不使用 ・中部電力<9502>グループ会社のJERA、英VBに出資、CO2回収・水素貯蔵加速 ・石油資源開発<1662>CCS実用化に向け秋田県能代沖で弾性波探査 ・東ソー<4042>PE樹脂値上げ、キロ20円以上 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) ・08:30 8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+3.0%、7月:+3.1%) <海外> ・07:45 NZ・8月貿易収支(7月:-11.07億NZドル) 《ST》
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石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
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1840年創業のゼネコン大手。国内初の超高層ビル「霞が関ビル」を手掛けるなど超高層ビルに強み。六本木ヒルズ森タワーなどで実績。スエズ運河橋など海外でも実績。不動産開発事業など成長領域の拡大に注力。 記:2024/10/10
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大手ヘルスケア専門商社「大木」を中核とする持株会社。1658年創業。医薬品や健康食品、化粧品、衛生雑貨、介護用品等の卸売を行う。流通限定品の売上構成比率の向上図る。CBDスタートアップ企業と資本業務提携。 記:2024/06/13
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時価総額 686,409百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
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柱の化学品は半導体向け高誘電材料や自動車向け樹脂・潤滑油添加剤に強み。業務用食油や農薬も。半導体や自動車関連が堅調。開発費等を吸収。新中計は27年3月期営業益530億円の目標。配当性向40%以上。 記:2024/08/12
5401 東証プライム
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時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
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時価総額 374,409百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
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時価総額 726,443百万円
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時価総額 709,345百万円
レーザー複合機・プリンターなど通信・プリンティング機器が主力。1908年創業。愛知県名古屋市に本社。家庭用・工業用ミシンや工作機械、デジタル印刷機等も。製品ラインアップの強化などで産業用領域の拡大図る。 記:2024/08/09
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時価総額 1,040,156百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
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時価総額 3,408,362百万円
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7205 東証プライム
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時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
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電子計測器等を扱う専門商社。1953年設立。設立来黒字経営。情報通信、機械制御・振動騒音、物性・エネルギー分野などで事業展開。NTTグループなどが主要取引先。大手通信事業者向けネットワーク性能試験は順調。 記:2024/08/30
9502 東証プライム
1,639.5
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時価総額 1,242,741百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09