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前場に注目すべき3つのポイント~ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に~

2022/4/28 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に ■TDK、22/3上方修正 営業利益 1660億円←1600億円 ■前場の注目材料:出光興産、豪に脱炭素エネ拠点、石炭鉱山跡地に構築 ■ナスダックは下落もメタ急伸でハイテク株の支援材料に 28日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。27日の米国市場はNYダウが61ドル高だった。マイクロソフトやビザの決算を好感した買いが相場を支える格好から買い先行で始まった。その後、3月中古住宅販売成約指数が予想を下振れ一時下落に転じるも、中国の2都市でコロナ感染が落ち着く兆しとの報道で、世界経済の成長減速への脅威も後退し上昇に転じた。ハイテクは金利高が重荷となったことから、ナスダックは小幅に下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の26375円。円相場は1ドル128円40銭台で推移している。 シカゴ先物は日中大阪比で小幅に下落しているが、取引終了後に決算を発表したメタ・プラットフォームズが時間外で急伸しており、指数インパクトの大きい値がさ株への支援材料になりそうだ。また、TDK<6762>は引け後の決算を受けてADR市場で買われていることも、ハイテク株への支援材料になるだろう。大型連休前で積極的にポジションを取りに行く動きは限られるものの、日経平均は前日までの調整で節目の26000円水準まで下げたこともあり、一段安を狙ったショートの動きも手控えられそうだ。 そのため、26000円をボトムとした26500円辺りを意識したトレンドに向かいやすいと見られる。引けにかけてのポジション調整の動きには注意する必要があるものの、決算が通過し、見直し余地が期待される銘柄などへは、ある程度長期的なスタンスのなかでの押し目狙いの動きも入りそうだ。また、TOPIX浮動株比率変更に伴う需給面の動きも意識されやすく、ウエート上昇が見込まれる銘柄などへは上昇を狙った動きなども入りやすいだろう。 中小型株についてはマザーズ指数が700ポイントで底固めを見せてくることができれば、日計りではあるものの、メタ・プラットフォームズの急伸を手掛かりにIT系の銘柄などへは個人主体の値幅取り狙いの動きもありそうだ。決算に絡んだところでは、TDKのほか、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、フジクラ<5803>などに関心が集まろう。 ■TDK、22/3上方修正 営業利益 1660億円←1600億円 TDK<6762>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆8500億円から1兆9000億円、営業利益を1600億円から1660億円に上方修正した。コンセンサス(1615億円程度)を上回る。子会社が保有する投資有価証券を公正価値で測定した結果、いくつかの投資有価証券において重要な評価益が計上されることとなった。また、対米ドルを中心とした為替相場での円安の急速な進行の影響もあった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33301.93、+61.75) ・1ドル=128.40-50円 ・VIX指数は低下(31.60、-1.92) ・米原油先物は上昇(102.02、+0.32) ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・出光興産<5019>豪に脱炭素エネ拠点、石炭鉱山跡地に構築 ・NTN<6472>dmn値200万超、EVモーター向け高速深溝玉軸受を開発 ・東芝<6502>英で量子暗号通信の試験サービス開始、世界初の商用化 ・日揮HD<1963>東洋エンジと燃料用アンモニアプラントで提携 ・ACSL<6232>インドでドローン生産、今夏めど ・アルプスアルパイン<6770>車のカギを遠隔開閉、デジタルキー開発 ・富士通<6702>YEデジタルと協業、SAP最新版ERP移行支援 ・東レ<3402>成膜速度100倍・コスト5分の1、超ハイバリアフィルム開発 ・日本電気硝子<5214>日本電気硝子などCO2ゼロバーナー実用化へ、ガラス溶融成功 ・日清食HD<2897>完全栄養食の未病対策を検証、フィンランド社と共同 ・東洋紡<3101>「新社設立準備室」設置、三菱商事と機能素材で合弁 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) ・08:50 3月鉱工業生産速報値(前月比予想:+0.5%、2月:+2.0%) <海外> ・07:45 NZ・3月貿易収支(2月:-3.85億NZドル) 《ST》
関連銘柄 16件
1963 東証プライム
1,493
4/25 15:00
-36(%)
時価総額 387,299百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
4,206
4/25 15:00
-6(%)
時価総額 1,297,909百万円
即席麺大手。「チキンラーメン」や「カップヌードル」、「どん兵衛」など有力ブランド多数。海外開拓を強化。医薬品の研究開発も行い、冷凍食品や菓子、シリアルも展開。日清食品や明星食品の好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
3101 東証プライム
1,100
4/25 15:00
-12(%)
時価総額 97,954百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3402 東証プライム
698.6
4/25 15:00
-21.4(%)
時価総額 1,139,753百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4661 東証プライム
4,606
4/25 15:00
-121(%)
時価総額 8,375,785百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
5019 東証プライム
1,022.5
4/25 15:00
-23(%)
時価総額 1,522,834百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5214 東証プライム
3,782
4/25 15:00
-87(%)
時価総額 376,396百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
5803 東証プライム
2,631.5
4/25 15:00
-58.5(%)
時価総額 778,563百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6232 東証グロース
975
4/25 15:00
-37(%)
時価総額 15,419百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6472 東証プライム
316
4/25 15:00
-3.3(%)
時価総額 168,259百万円
大手ベアリングメーカー。自動車向けのハブベアリングやドライブシャフトで世界シェアトップクラス。アフターマーケット向けにも強み。「H3ロケット」試験機2号機に軸受を供給。半導体不足解消し3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/22
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6702 東証プライム
2,482.5
4/25 15:00
-38(%)
時価総額 5,141,526百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
2,534
4/25 15:00
+12.5(%)
時価総額 4,957,589百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6762 東証プライム
7,216
4/25 15:00
-141(%)
時価総額 2,805,379百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6770 東証プライム
1,347.5
4/25 15:00
+18(%)
時価総額 295,481百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
-93(%)
時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15