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前場に注目すべき3つのポイント~薄商いのなかインデックスに絡んだ売買に振らされやすい~

2021/12/14 8:57 FISCO
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~薄商いのなかインデックスに絡んだ売買に振らされやすい~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:薄商いのなかインデックスに絡んだ売買に振らされやすい ■東建コーポ、2Q営業利益6.3%増 72.24億円、コンセンサスに届かず ■前場の注目材料:大阪ガ、インド参入、アジアの燃料転換後押し ■薄商いのなかインデックスに絡んだ売買に振らされやすい 14日の日本株市場は、売り先行後はこう着の強い相場展開になりそうだ。13日の米国市場ではNYダウが320ドル安だった。新型コロナウイルスの変異株(オミクロン株)を巡り英国で初の死者が報告され、感染を抑制する規制強化も懸念されるなど、感染拡大による経済回復への懸念が再燃した。また、連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小ペースを加速する可能性も警戒され、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円安の28425円。円相場は1ドル113円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。再び12月のSQ値を下回ってくることから、センチメントを悪化させそうだ。また、オミクロン株について重症化リスクは低いとの見方もされていただけに、売り方による仕掛け的な商いが警戒されやすい。昨日の東証1部の売買高は10億株を下回る低水準だったこともあり、指値状況の薄いなかでは、よりインデックスに絡んだ売りのインパクトが大きくなりそうだ。そのため、指数インパクトの大きい値がさ株などをターゲットとした売り仕掛けの動きも意識されやすいだろう。 もっとも、FOMCを控え、売り方にとっても積極的には仕掛けづらく、売り一巡後のカバーの動きも比較的早いと考えられる。日経平均は結果的に前日のリバウンド部分を帳消しにする格好となろうが、さらに売り込む流れにはなりづらく、28500円を挟んだ狭いレンジ推移になりそうである。25日、75日線とのデッドクロス示現、一目均衡表では薄い雲を突破できずにいるなどシグナルは悪化傾向にあるものの、28500円を下回る局面においては押し目狙いのスタンスとなろう。 一方で、マザーズ指数は1000ポイントを支持線にいったんリバウンドを見せたものの、再び安値に接近している。指数インパクトの大きいメルカリ<4385>は足元で調整を見せているものの、75日線を支持線としたトレンドを形成している。75日線を下回ってくるようだとショートの動きが強まりやすく、マザーズ指数の下振れにも繋がることから注視する必要はありそうだ。 ■東建コーポ、2Q営業利益6.3%増 72.24億円、コンセンサスに届かず 東建コーポ<1766>は第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比6.3%増の72.24億円だった。コンセンサス(76億円程度)には届かず。不動産賃貸事業においては、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システムによる入居者からの家賃収入及び管理料収入等の増加により、売上高は前年同期と比較して増加。建設事業においては、前上半期の受注高が伸び悩んだことにより、完成工事高は前年同期と比較して減少。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28640.49、+202.72) ・1ドル113.50-60円 ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・大阪ガス<9532>インド参入、アジアの燃料転換後押し ・富士電機<6504>東京工場に試験新棟、プラント制御盤、地方と結び迅速検証 ・不二精機<6400>三重に成形工場、EV部品開発 ・ローム<6963>マレーシア工場に新棟、生産能力1.5倍 ・中外薬<4519>コロナ薬申請、リウマチ薬「アクテムラ」適用拡大 ・伊藤忠<8001>外為どっとコムを持分法適用会社に、40.19%取得 ・ソフトバンクG<9984>ソフトバンクG出資センスタイム、香港上場を延期 ・島津製<7701>SDGsで地銀と協力、製造技術で中小経営支援 ・クボタ<6326>米新興に出資、果樹分野のスマート農業化促進 ・川崎重工業<7012>水素40%混焼、ガスタービンのNOx排出低減 ・双葉電子<6986>小型カラー有機ELディスプレー2種開発、5割高輝度化 ・オリンパス<7733>「医療」で成長、営業利益率20%確保へ ・テルモ<4543>低侵襲の細径化ステントグラフト、来春に全国発売 ・宇部興産<4208>CNF強化ナイロン開発加速、分散性向上で高機能化 ・旭化成<3407>ベトナムに拠点、エアバッグ用基布生産 ・DOWA<5714>インドネシアで廃棄物処理、2拠点で再資源化拡充 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・13:30 10月鉱工業生産改定値(前月比:+1.1%、速報値:+1.1%) <海外> ・特になし 《ST》
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1766 東証プライム
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賃貸住宅の企画提案から建設、管理、仲介までを一貫提供。子会社で住設機器や建材の製造も行う。受注堅調で建設の完成工事高増加。賃貸料収入も伸びて資材高や経費増をこなす。高級業容拡大へ賃貸アパート等も推進。 記:2024/09/05
3407 東証プライム
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4208 東証プライム
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コンポジット、ナイロンポリマーなどの製造・販売を行う樹脂・化成品部門が主力。ポリイミド等の機能品、産業機械等も。1897年創業。旧社名は宇部興産。ポリイミドフィルムで世界トップシェア。事業構造改革推進。 記:2024/10/09
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4519 東証プライム
6,383
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時価総額 10,717,427百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
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時価総額 278,393百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
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時価総額 2,234,491百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
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時価総額 2,209百万円
自動車部品用成形品を主力製品とする精密成形品その他事業、射出成形用精密金型及び成形システム事業を展開。ハイサイクル、多数個取りの金型技術が強み。精密金型事業では医療用品分野、食品容器分野の顧客開拓に注力。 記:2024/10/06
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大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6963 東証プライム
1,446.5
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時価総額 584,039百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
6986 東証プライム
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-1(%)
時価総額 19,856百万円
タッチセンサーや産業用ラジコン機器などの電子デバイス関連、金型用器材などの生産器材を手掛ける。ホビーラジコンのプロポで世界シェアトップクラス。ドローン関連製品は実証実験、サービス事業への領域拡大図る。 記:2024/06/29
7012 東証プライム
6,229
11/21 15:30
-182(%)
時価総額 1,045,986百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7701 東証プライム
4,283
11/21 15:30
+13(%)
時価総額 1,268,068百万円
クロマト分析システムなどの計測機器事業が主力。1875年創業。医用機器、産業機器、航空機器等も。産業用ターボ分子ポンプで世界シェアトップクラス。京都府京都市に本社。リカーリングビジネスの拡大等に注力。 記:2024/10/08
7733 東証プライム
2,478
11/21 15:30
-39.5(%)
時価総額 2,918,341百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8001 東証プライム
7,585
11/21 15:30
-112(%)
時価総額 12,021,391百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
9532 東証プライム
3,157
11/21 15:30
-2(%)
時価総額 1,294,092百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9984 東証プライム
8,550
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携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17