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前場に注目すべき3つのポイント~買い先行後はこう着の強い相場展開に~

2021/10/4 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い先行後はこう着の強い相場展開に~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い先行後はこう着の強い相場展開に ■ダイセキソリュ、2Q営業利益181.7%増 12.93億円 ■前場の注目材料:SMC、小型圧縮機開発に着手、協働ロボ用、来年度量産 ■買い先行後はこう着の強い相場展開に 4日の日本株市場は、買い先行後はこう着の強い相場展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが482ドル高だった。9月ISM製造業景況指数や消費者信頼感指数が予想外に改善を示したことが材料視された。その後、格付け会社フィッチが債務上限問題の解決が遅れた場合格付けを圧迫すると警告したため、一時下落に転じる局面もあったが、新型コロナ感染の沈静化や新たな治療薬などへの期待に景気循環株に買いが向かい再び上昇。長期金利の低下を受けてハイテク株が下げ止まったことも手伝い、引けにかけダウは上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の29050円。円相場は1ドル110円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経平均は先週の下落で25日線を割り込み、75日線、26週線水準まで急落した。8月下旬からの上昇で警戒されていた過熱感は後退したこともあり、押し目狙いの買いが強まる可能性はありそうだ。ただし、先週末の大幅な下げによって少なからず需給状況は悪化していると考えられ、戻りの鈍さが意識される局面においては、短期筋の売り仕掛け的な売買が警戒されよう。また、岸田内閣発足によって改めて政策期待が高まりやすい半面、金融所得課税強化を警戒する声も聞かれていることから強弱感が対立しやすいと考えられる。 とはいえ、米国については債務上限問題から不安定な相場が見込まれており、政策期待が高まりやすい日本株が相対的に優位な状況だろう。中国の不動産市場を巡る金融不安については、国慶節で中国は休場となるため日中のリスク警戒もひとまず和らぐと考えられる。そのため、短期的な売り仕掛けの動きに対しては、その後のショートカバーを想定した押し目狙いのスタンスになりそうだ。 物色の流れとしては買い一巡後のこう着を想定し、政策テーマに絡んだ物色が見込まれる。足元では岸田氏のこれまでの発言から想定されるテーマ株への物色から、今後は岸田政権による政策をテーマとした物色に向かわせよう。そのほか、緊急事態宣言解除を狙ったトレードは一巡したものの、改めて経済活動の正常化による業績回復を想定した物色が意識されてくるだろう。 ■ダイセキソリュ、2Q営業利益181.7%増 12.93億円 ダイセキソリュ<1712>が発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比22.8%増の90.99億円、営業利益は同181.7%増の12.93億円だった。コンセンサス(9.5億円程度)を上回る。前期に受注した複数の工事案件の完工や大規模インフラ整備工事案件などが業績に貢献。また、東名阪の工事案件の完工が進み、岐阜リサイクルセンターにおける中京エリアの大規模インフラ整備工事案件が業績をけん引した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34326.46、+482.54) ・ナスダック総合指数は上昇(14566.70、+118.12) ・シカゴ日経先物は上昇(29050、大阪比+230) ・SOX指数は上昇(3261.18、+3.09) ・VIX指数は低下(21.15、-1.99) ・米原油先物は上昇(75.88、+0.85) ・米長期金利は低下 ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・SMC<6273>小型圧縮機開発に着手、協働ロボ用、来年度量産 ・トヨタ<7203>立ち乗り型EV発売、人との一体感重視 ・愛知製鋼<5482>東北大と電動アクスル開発で協定 ・日産自<7201>スペイン・バルセロナ工場の売却交渉開始 ・川重<7012>産業設備に定額制導入、初期費用30分の ・パナソニック<6752>8事業部門に再編、持ち株制見据え権限委譲 ・富士通<6702>阪大と量子コンピューティング検証、QIQBに共同研究部門 ・NEC<6701>東急ホテルズで「スマートホスピタリティ」 ・日本製鉄<5401>来年度から順次廃プラ処理2割増 ・三菱ケミHD<4188>ドイツに世界最大規模のポリエステルフィルム工場 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月マネタリーベース(8月:前年比+14.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
1712 東証スタンダード
861
4/26 15:00
-7(%)
時価総額 14,488百万円
ダイセキ傘下の土壌汚染調査・処理会社。廃石膏ボードリサイクルやバイオディーゼル燃料の製造販売も。24.2期3Q累計は中京・関東・関西で土壌処理・工事や調査案件が好調。高付加価値案件も増えて大幅増収増益に。 記:2024/03/08
4188 東証プライム
897.3
4/26 15:00
+0.9(%)
時価総額 1,351,592百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5482 東証プライム
3,575
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 71,096百万円
特殊鋼大手。特殊鋼条鋼やステンレス鋼、鍛造品を軸に、HV用放熱部品、ネオジウム系ボンド磁石、高感度磁気センサーなどを展開。環境配慮型電気炉鋼材に注力。特殊鋼の値上がりや鍛造品好調で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
6273 東証プライム
80,730
4/26 15:00
+2,730(%)
時価総額 5,438,699百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
1,338
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7012 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+65(%)
時価総額 791,416百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29