マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,736.57
+440.06
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 20:55:26
14,185,293
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~28000円割れを狙ったショートの動きが強まりやすい~

2021/7/8 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~28000円割れを狙ったショートの動きが強まりやすい~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:28000円割れを狙ったショートの動きが強まりやすい ■イオン、1Q営業損益は黒字に転換(391億円)、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:東京ガス、年度内にメタネーション実証、グリーン水素利用 ■28000円割れを狙ったショートの動きが強まりやすい 8日の日本株市場は、弱含みの相場展開になりそうだ。7日の米国市場ではNYダウが104ドル高だった。連邦準備制度理事会(FRB)が公表する6月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨待ちで、調整色が強まるなか、議事要旨では特に警戒されていたようなタカ派色が強まらなかったため安心感が広がり買いが継続。長期金利の低下でハイテク株の買いも続き、ナスダックは連日史上最高値を更新して終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の28335円。円相場は1ドル110円60銭台で推移している。 米国市場の上昇に対するシカゴ先物の反応は限られており、やや売り優勢の展開になりそうだ。ETFの決算に伴う分配金支払いのための売り需要が見込まれているなか、この需給要因が通過するまでは押し目買い意欲も高まらないだろう。売り需要に対して先回りの売り方は買い戻しを見せてくる可能性はあるものの、明日も同様の需給要因があることから、リバウンドも限られそうである。また、昨日は米国市場の休場明けで海外勢のフローが見られたものの、それでも東証1部の売買高は10億6000万株程度にとどまっており、リバランスの商いなどに限られているようである。 また、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、政府はまん延防止重点措置を1カ月延長するほか、東京都に緊急事態宣言を出す方向で調整に入ったと報じられており、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすい。ある程度は予想されていたこともあり、先回り的な売り方にとってはカバーのタイミングになるものの、日経平均は支持線として意識されていた28500円を割り込んでおり、節目の28000円が意識されている。この水準に接近する局面においては当然の如く6月21日につけた直近安値27795.86円が視野に入ってくることから、少なくとも28000円割れを狙ったショートの動きは強まりやすいところか。 その他、ナスダックは小幅ながらも4営業日続伸で最高値を更新しており、長期金利の低下も材料視されてハイテク株が買われている。一方で、SOX指数は下落しており、AMDは4%を超える下落となるなど、半導体株は弱い動きである。指数インパクトの大きい値がさ株などが重荷となる可能性もあるため、インデックス連動を避ける動きにより、新興市場の中小型株のほか、テーマ性のある材料株などへ個人主体の資金がシフトしやすいだろう。 ■イオン、1Q営業損益は黒字に転換(391億円)、コンセンサス上回る イオン<8267>は第1四半期決算を発表。営業損益は391.83億円(前年同期は125.52億円の赤字)と黒字に転じた。主力の総合スーパー事業で、前年度に新型コロナウイルスの影響により落ち込んでいた反動が出たほか、業務の効率化などによる固定費削減の効果も。また、総合金融事業やサービス・専門店事業などの収益も改善。営業利益はコンセンサス(318億円程度)を上回る。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34681.79、+104.42) ・ナスダック総合指数は上昇(14665.06、+1.42) ・1ドル110円60-70銭 ・VIX指数は低下(16.20、-0.24) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東京ガス<9531>年度内にメタネーション実証、グリーン水素利用 ・日機装<6376>東村山製作所内にメディカル事業の開発拠点 ・コニカミノルタ<4902>長野工場停止、トナーなど製造の子会社火災受け ・宇部興産<4208>三菱マテとセメント事業統合、社名「UBE三菱セメント」 ・ヤマハ発<7272>“つながる2輪”投入、顧客に最適提案 ・任天堂<7974>スイッチ新型機を10月投入、有機ELディスプレー搭載 ・KDDI<9433>5Gエリア化を推進 ・富士通<6702>工場生産可視化システム、リコー沼津事業所で稼働 ・三菱ケミHD<4188>ユニバイオと植物バイオでアクチビンA植物製造、再生医療原料向け ・大王製紙<3880>信和商事と紙類リサイクルで連携、大阪・枚方市と協定 ・洋缶HD<5901>アルミ製カップ開発、プラ・紙の代替品 ・三菱ケミHD<4188>建材・商社関連事業を再編、2子会社に統合 ・ダイセル<4202>こんにゃく由来素材、認知機能低下を抑制、ダイセルなど確認 ・三菱ケミHD<4188>バイオマス原料由来ポリエステルでライセンス契約、クラレなどと ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月経常収支(予想:+1兆8072億円、4月:+1兆3218億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
3880 東証プライム
817
11/26 15:30
-14(%)
時価総額 138,084百万円
製紙メーカー大手。1943年設立。新聞用紙などの紙・板紙部門、衛生用紙や紙おむつなどのホーム&パーソナルケア部門が柱。「エリエール」ブランドで知名度。海外事業における商品戦略及び販売戦略の再構築図る。 記:2024/10/13
4188 東証プライム
842
11/26 15:30
-16.2(%)
時価総額 1,268,294百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4202 東証プライム
1,370
11/26 15:30
+6.5(%)
時価総額 379,412百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
4208 東証プライム
2,462
11/26 15:30
-27(%)
時価総額 261,464百万円
コンポジット、ナイロンポリマーなどの製造・販売を行う樹脂・化成品部門が主力。ポリイミド等の機能品、産業機械等も。1897年創業。旧社名は宇部興産。ポリイミドフィルムで世界トップシェア。事業構造改革推進。 記:2024/10/09
4902 東証プライム
693.2
11/26 15:30
+8.2(%)
時価総額 348,447百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
2,319.5
11/26 15:30
+16(%)
時価総額 407,912百万円
東洋製罐を中核とする持株会社。製缶、PETボトルなどで国内トップシェア。エンジニアリング・充填・物流事業、鋼板関連事業、機能材料関連事業等も。総還元性向80%目安。既存事業領域の持続的な成長図る。 記:2024/08/19
6376 東証プライム
995
11/26 15:30
+2(%)
時価総額 68,830百万円
産業用ポンプ・システム等のインダストリアル事業、血液透析関連製品等のメディカル事業、航空宇宙事業を展開。ジェットエンジンナセル部品「カスケード」で世界トップシェア。産業用ポンプ・システムは収益性回復傾向。 記:2024/07/26
6702 東証プライム
2,744.5
11/26 15:30
-49.5(%)
時価総額 5,684,156百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
7272 東証プライム
1,343
11/26 15:30
+10.5(%)
時価総額 1,411,026百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7974 東証プライム
8,309
11/26 15:30
+110(%)
時価総額 10,790,815百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8267 東証プライム
3,557
11/26 15:30
+12(%)
時価総額 3,101,437百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24
9433 東証プライム
4,926
11/26 15:30
-36(%)
時価総額 10,797,033百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9531 東証プライム
4,389
11/26 15:30
-77(%)
時価総額 1,757,584百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09