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前場に注目すべき3つのポイント~指数はこう着、メルカリなど個別物色で対応か~

2021/6/24 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~指数はこう着、メルカリなど個別物色で対応か~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:指数はこう着、メルカリなど個別物色で対応か ■メルカリ、21/6上方修正 営業利益45.0億円←▲15.0億円 ■前場の注目材料:牧野フライス<6135>旋削仕様の5軸MC開発、半導体製造装置向け ■指数はこう着、メルカリなど個別物色で対応か 24日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。23日の米国市場はNYダウが71ドル安となる一方で、ナスダックは18ドル高とまちまちの展開。連邦準備制度理事会(FRB)が当面、大規模緩和を維持するとの期待感から買い先行で始まった。ただし、金利の上昇も限定的となるとの見方を背景に、景気循環株からハイテク株への投資資金の移行が再燃しNYダウは下げに転じている。一方でハイテク株が買われており、小幅ながらナスダックは連日で最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の28720円。円相場は1ドル110円90銭辺りで推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢の展開になりそうだ。ただし、米国では景気敏感株からハイテク株へのローテーションの動きを見せていることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株には下支えとして意識されやすく、日経平均の底堅さに繋がる可能性はある。また、円相場は1ドル111円に乗せる場面も見られており、円安基調によりトヨタ<7203>など輸出関連への物色に向かわせやすい。 もっとも、薄商いの状況は変わらず、昨日の東証1部の売買高は4営業日ぶりに10億株を割り込んでいる。物色の中心は先物主導のインデックスに絡んだ商いになりやすく、前日の29000円乗せで利益確定の動きも意識されやすいところであろう。また、ソフトバンクG<9984>の株主総会を受けた市場の反応やADR市場で弱い値動きを見せていたファーストリテ<9983>などの動き次第では日経平均の方向性を左右させてくる可能性もあるため、見極めたいところだ。 物色の流れとして、指数は全体としてこう着感が強まると考えられるものの、米国同様のローテーションを見せてくるようであれば、ハイテク株などは押し目狙いのスタンスとなろう。また、個人主体の中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きに。もっとも、連日でIPOがあることから資金は分散しており、中核となる銘柄は定めづらい。その点では本日のところでは、決算を受けたメルカリ<4385>などには短期資金が集中しやすいだろう。 ■メルカリ、21/6上方修正 営業利益45.0億円←▲15.0億円 メルカリ<4385>は2021年6月期業績予想の修正を発表。営業損益は15.0億円の赤字から45.0億円の黒字に上方修正した。メルカリJPの好調に加えて、メルペイでは定額払いの利用増による収益力の強化が着実に進捗。メルカリUSでは引き続きユニットエコノミクスの改善に注力するなど、グループの収益基盤が徐々に強化されてきている。コンセンサス(15億円程度)を大幅に上回る。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(14271.73、+18.46) ・1ドル110円90-00銭 ・SOX指数は上昇(3197.22、+11.79) ・VIX指数は低下(16.32、-0.34) ・米原油先物は上昇(73.08、+0.23) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・牧野フライス<6135>旋削仕様の5軸MC開発、半導体製造装置向け ・三桜工業<6584>自動車産業支援ファンドに2億円出資 ・シャープ<6753>可視光応答型光触媒材料、島根大とコロナ減少効果実証 ・安川電機<6506>九大と包括連携、医療・農業など社会課題解決へ ・デンソー<6902>デンソーなど、来月交通事故防止プロ、運転ビッグデータ活用 ・共和レザー<3553>合皮製品のECサイト、個人向け開設 ・住友重<6302>千葉に射出機新棟、独工場は環境対応開発 ・東芝<6502>サブスクで作業員見守り、腕時計型センサー活用、暑さ計測 ・富士通<6702>「富岳」×商用アプリで高速解析実証、ベンダー各社と共同 ・NEC<6701>5G基地局用無線機、3.7ギガヘルツ帯対応 ・NISSHA<7915>医療機器CDMO事業拡大、低侵襲の手術機器開発 ・旭化成<3407>セルロース不織布、海洋生分解性で国際認証 ・サカタインクス<4633>インク溶剤をCO2から合成、サカタインクスなど技術開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・6月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 17件
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3553 東証スタンダード
774
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 18,963百万円
トヨタ系列の車両用内装表皮材メーカー。売上の約5割がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は住宅・住設用製品が足踏み。だがトヨタの生産回復を受けて自動車内装材の受注が想定以上。原価改善も効いて収益急改善。 記:2024/04/16
4385 東証プライム
1,766.5
5/2 15:00
-40(%)
時価総額 284,179百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4633 東証プライム
1,566
5/2 15:00
-19(%)
時価総額 84,833百万円
大手インキメーカー。新聞やパッケージ印刷に強みを持つ。アジアや北米でも事業を展開する。エレクトロニクスや環境などの非インキ分野にも注力する。23年12月期はインキや機能性材料等が増加した。為替も寄与した。 記:2024/02/23
6135 東証プライム
6,440
5/2 15:00
+220(%)
時価総額 160,317百万円
工作機械大手。複合加工機、数値制御フライス盤を手掛け、金型・精密部品向けのマシニングセンタや放電加工機に強み。大型化マシニングセンタの新製品「DA500」を投入。インド向け好調もあり、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/02
6302 東証プライム
4,332
5/2 15:00
-60(%)
時価総額 532,424百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6506 東証プライム
6,593
5/2 15:00
-2(%)
時価総額 1,758,287百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6584 東証プライム
1,112
5/2 15:00
+5(%)
時価総額 41,269百万円
自動車部品メーカー。ブレーキ配管や燃料配管、シートベルト、熱交換等の関連製品を手がけ、車両配管で世界2位。流体解析や振動解析など解析技術に定評。半導体不足とサプライチェーン混乱解消で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
6701 東証プライム
11,170
5/2 15:00
-25(%)
時価総額 3,047,735百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,463
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 5,101,139百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6753 東証プライム
834.5
5/2 15:00
+6.5(%)
時価総額 542,765百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6902 東証プライム
2,681.5
5/2 15:00
+38(%)
時価総額 8,451,498百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7915 東証プライム
1,680
5/2 15:00
-22(%)
時価総額 85,438百万円
フィルムタッチセンサや加飾フィルムに強み。医療機器も。24.12期はタッチセンサ需要の底入れを想定。昨年12月に連結化した医療機器向け部品の米社も上乗せ。新中計では26.12期に営業益150億円を目指す。 記:2024/04/15
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10