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前場に注目すべき3つのポイント~MSCIのリバランス影響は警戒されるも通過後を想定した押し目狙い~

2021/5/27 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~MSCIのリバランス影響は警戒されるも通過後を想定した押し目狙い~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:MSCIのリバランス影響は警戒されるも通過後を想定した押し目狙い ■DyDo、1Q営業利益42.5%減 4.26億円、スマート・オペレーションに向けた費用増 ■前場の注目材料:ソニーグループ、3年で2兆円投資、DTCビジネス重点 ■MSCIのリバランス影響は警戒されるも通過後を想定した押し目狙い 27日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が見込まれる。26日の米国市場ではNYダウが10ドル高と小幅に上昇。新型コロナワクチンの接種が進み、経済活動の正常化を後押しするとの見方から買いが先行して始まったが、NYダウは最高値圏に位置していることもあり、利益確定の売りも出やすく上値の重い展開。一方、ナスダックは長期金利が安定していることを背景に終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の28610円。円相場は1ドル109円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや買い先行で始まろう。ただし、本日は大引け値でMSCIのリバランスが行われるため、この需給影響を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。昨日の日経平均は日中値幅の小ささが目立っていたが、日経225先物はナイトセッションでの値幅は100円にとどまっており、短期筋の仕掛け的な売買さえも入りづらいところである。 しかし、米ハイテク株の底堅い値動きを受けて、押し目買い意欲は強そうである。日経平均は5月13日安値をボトムとしたリバウンド基調が継続しており、これまでの上値抵抗だった28500円レベルを突破し、昨日は25日線を捉える値動きを見せた。目先的には25日線到達によりいったんは達成感も意識される可能性はあるものの、5日、25日線は収れんしてきているため煮詰まり感が台頭。米ハイテク株を見直す動きが支援材料となるようであれば、25日線突破からの29000円を意識したスタンスに向かいやすいところである。 そのため、利食いに押される場面においては押し目拾いのスタンスで臨みたいところである。また、MSCIのリバランス影響は警戒されるものの、リバランス通過後の需給改善を狙った押し目買いも見られるほか、先回り的にショートを入れていた向きのカバーも意識されることから、こう着感の強い相場展開ながらも底堅さが意識されやすい。そのほか、インデックスに振らされにくい中小型株へは個人の値幅取り狙いの資金が向かうことになりそうだ。マザーズ指数は順調なリバウンドから25日線に接近しており、いったんは同線到達での達成感もありそうだが、調整場面での押し目買い意欲は強そうである。 ■DyDo、1Q営業利益42.5%減 4.26億円、スマート・オペレーションに向けた費用増 DyDo<2590>が発表した第1四半期決算は、営業利益が前年同期比42.5%減の4.26億円だった。国内飲料事業は、スマート・オペレーション展開に向けた自販機関連費用増加と耐用年数変更による減価償却費の増加が重荷だった。なお、コンセンサスを上回る進捗。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28642.19、+88.21) ・NYダウは上昇(34323.05、+10.59) ・ナスダック総合指数は上昇(13738.00、+80.82) ・シカゴ日経225先物は上昇(28610、大阪比+20) ・1ドル109円10-20銭 ・SOX指数は上昇(3140.98、+6.31) ・VIX指数は低下(17.36、-1.48) ・米原油先物は上昇(66.21、+0.14) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ソニーグループ<6758>3年で2兆円投資、DTCビジネス重点 ・デンソー<6902>電動化製品の売上高、25年2倍1兆円に ・エア・ウォーター<4088>札幌市に新研究拠点、農業・食品・医療など ・古河電工<5801>25年度に海底用ケーブル売上高4倍 ・日産自<7201>ブラジル日産、5日間の生産停止を準備、半導体不足響く ・日産自<7201>インド工場30日まで停止 ・ミスミG<9962>複雑部品を1日で出荷、オンライン機能拡充 ・NESIC<1973>川崎にローカル5G実験局、本免許取得 ・ユーグレナ<2931>ユーグレナ・デンソー、歯周病菌の増加抑制、微細藻類で確認 ・サワイグループHD<4887>固形剤で新工場建設、後発薬、国内シェア拡大 ・三菱ケミHD<4188>三菱ケミなど、有機EL発光材の励起計算成功 ・三井化学<4183>フィルム新製品、接着・高ガス透過性を両立 ・カネカ<4118>生分解性ポリマーで鮮魚用魚箱 ・大有機化<4187>半導体向けレジスト用原料増産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・4月工業企業利益(3月:前年比+92.3%) 《ST》
関連銘柄 14件
1973 東証プライム
2,582
4/26 15:00
+63(%)
時価総額 385,547百万円
NEC傘下のSI。キャリア向け通信工事やDX関連サービスも。24.3期3Q累計はキャリア向けが足踏み。だが豊富な受注残の消化が順調に進む。受注も製造業、公共向けを中心に拡大。通期増収増益・連続増配を計画。 記:2024/02/08
2,728
4/26 15:00
+36(%)
時価総額 90,398百万円
缶コーヒーが主力の飲料大手。自販機網に強み。ドリンク剤やパウチ商品の生産受託も。24.1期3Q累計はアサヒ飲料の自販機直販事業が上乗せ。値上げ効果も出て大幅増収増益に。ポーランドの同業を2月末に買収予定。 記:2024/02/08
2931 東証プライム
524
4/26 15:00
+16(%)
時価総額 70,567百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
4088 東証プライム
2,339.5
4/26 15:00
+36(%)
時価総額 537,512百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4118 東証プライム
3,990
4/26 15:00
+55(%)
時価総額 271,320百万円
化学材料メーカー。化成品や塩化ビニル樹脂、機能性樹脂、エレクトロニクス製品、食品、ヘルスケア製品など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計はメディカル関連や食品が堅調も、塩ビや苛性ソーダが足踏みとなった。 記:2024/02/08
4183 東証プライム
4,383
4/26 15:00
+84(%)
時価総額 897,481百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4187 東証プライム
3,195
4/26 15:00
+20(%)
時価総額 71,600百万円
アクリル酸エステルの製造販売が主力。塗料原料やインキ、先着剤原料、レジスト原料などを展開。23.11期通期は化成品事業が増益。アクリル酸エステルは自動車用塗料向けが堅調。24.11期は増収、営業増益計画。 記:2024/01/28
4188 東証プライム
897.3
4/26 15:00
+0.9(%)
時価総額 1,351,592百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
5,957
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 260,863百万円
後発薬大手の沢井製薬が中核の持株会社。デジタル・医療機器事業、オーファン医薬品事業、健康食品事業にリソース投入。循環器官用薬や中枢神経系用薬、腫瘍用薬等は売上増。24.3期3Qは2桁の増収、営業増益。 記:2024/04/07
5801 東証プライム
3,338
4/26 15:00
+38(%)
時価総額 235,886百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6758 東証プライム
12,770
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 16,104,017百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6902 東証プライム
2,757
4/26 15:00
-29.5(%)
時価総額 8,689,457百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
9962 東証プライム
2,407.5
4/26 15:00
+59.5(%)
時価総額 684,982百万円
機械部品商社。FA用部品や金型用部品、製造副資材、消耗品を提供。取扱メーカーは3000社以上。FA事業は海外が伸び悩む。VONA事業はアジア等における需要低迷が響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/04