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前場に注目すべき3つのポイント~米半導体物色の流れを引き継ぐかに注目~

2021/5/20 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~米半導体物色の流れを引き継ぐかに注目~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米半導体物色の流れを引き継ぐかに注目 ■セーレン、21/3営業利益18.3%減 85.8億円、22/3予想17.1%増 100億円 ■前場の注目材料:川重、坂出で水素タンク製造、大型運搬船に搭載 ■米半導体物色の流れを引き継ぐかに注目 20日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場ではNYダウが164ドル安だった。朝方は暗号資産相場の急落を警戒した流れとなったが、アトランタ連銀のボスティック総裁が「暗号通貨にシステミックリスクはない」とするなど、金融市場における暗号資産の割合が限られているとの見方が広がり、下げ幅を縮小。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した4月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、もし、経済の速やかな成長が継続した場合、大規模緩和を見直す可能性も示唆したため緩和縮小の可能性を警戒した売りによって戻りは限定的だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の27935円。円相場は1ドル109円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まることになろう。ただし、SOX指数は上昇するなど半導体株が買われており、指数インパクトの大きい値がさ株への波及が見られてくるようであれば、日経平均への下支えになりそうだ。しかし、新疆ウイグル自治区での強制労働問題をめぐり、米国が1月にユニクロ製シャツの輸入を差し止めたと伝わったことで、昨日はファーストリテが一段安となり、指数の重荷となっていた。本日も同社の弱い値動きが見込まれることから、日経平均の上値を抑えそうである。そのため、ファーストリテをターゲットとした先物主導による仕掛け的な売買には注視する必要があるだろう。 物色の流れとしては米半導体株への物色からナスダックは小幅な下落にとどまっていることもあり、マザーズ銘柄への安心感に繋がりそうである。また、今後のワクチン接種進展による経済活動の正常化への期待により、コロナ禍で影響を受けた企業を見直す動きも意識されやすいところである。これにより、全体としてはグロースからバリューへのシフトが緩やかながらも続くことが見込まれるだろう。 その他、決算通過後も出来高は低水準の状態であり、仕掛け的な売買が見られたとしても早い段階でカバーの動きに向かっているため、大きく振らされる局面においては、その後の反動を狙った押し目狙いのスタンスになるだろう。 ■セーレン、21/3営業利益18.3%減 85.8億円、22/3予想17.1%増 100億円 セーレン<3569>が発表した2021年3月期の営業利益は前期比18.3%増の85.8億円だった。2月の上方修正(76.0億円)を上回っての着地。22年3月期は17.1%増の100億円を見込む。自動車需要の回復を背景に、シート向け合皮など、車両向け資材が大きく伸びる。設備投資は前期比3倍となる約101億円を計画。 ■前場の注目材料 ・SOX指数は上昇(2987.28、+58.13) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・川重<7012>坂出で水素タンク製造、大型運搬船に搭載 ・天昇電<6776>メキシコに新棟 家電外装品、米経済回復で需要増 ・豊田織<6201>米TWAと提携、物流作業、完全自動化開発を加速 ・セコム<9735>安否見守りサービス、「アップルウオッチ」と連携 ・セーレン<3569>設備投資100億円、車シート材増産 ・JR西<9021>10月130列車削減、ダイヤ改正前倒し ・NTT<9432>スカパーと宇宙空間でデータ処理、来年実証 ・ジェイテクト<6473>新中計、23年度に営業益1000億円、損益分岐点20%改善 ・住友ゴム<5110>人工芝からのプラ流出抑制、住友ゴムが実証 ・NEC<6701>攻めの経営に転換、新5カ年中計でアクセル ・古河電工<5801>東京・常盤橋に本社移転 ・富士通<6702>リクルート社内コンビニに“レジなし”システム導入 ・コニカミノルタ<4902>自治体のDX後押し、業務手順共有 ・日新電機<6641>5カ年中計、DX推進に300億円 ・エーザイ<4523>米メルクとがん治療薬の併用拡大、9月にも承認取得 ・花王<4452>ユニリーバとプラ容器リサイクルで協業、来月から“仕組み”構築 ・アステラス薬<4503>アステラスの抗がん剤、優先審査指定受ける ・東レ<3402>高放熱性のCFRP、次世代モビリティーなど向け ・宇部興産<4208>中国で電解液原料生産、リチウム電池用で合弁設立 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月貿易収支(予想:+1477億円、3月:+6622億円) ・08:50 3月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+5.0%、2月:-8.5%) <海外> ・10:30 豪・4月失業率(予想:5.6%、3月:5.6%) ・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+2.00万人、3月:+7.07万人) 《ST》
関連銘柄 19件
3402 東証プライム
715.2
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 1,166,835百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3569 東証プライム
2,585
5/2 15:00
-54(%)
時価総額 167,079百万円
資材メーカー。車輌資材やアパレル製品、素材、土木資材、化粧品、医療関連素材、エレクトロニクス等、多岐にわたる製品を提供する。自動車向けとスポーツ向けに強い。今期3Q累計は車輌資材とファッションが伸長した。 記:2024/04/11
4208 東証プライム
2,865
5/2 15:00
+1.5(%)
時価総額 304,263百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
6,543
5/2 15:00
-49(%)
時価総額 3,107,925百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4503 東証プライム
1,558
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 2,860,257百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4523 東証プライム
6,545
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 1,941,031百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4902 東証プライム
512.3
5/2 15:00
-3.5(%)
時価総額 257,515百万円
大手複合機メーカー。情報機器に加え、印刷機、電子材料、光学製品、感光材料、照明、計測機器、医療機器などを製造、販売する。今期3Q累計はオフィス機器や機能材料が増加した。生産や物流のコスト削減も寄与した。 記:2024/02/24
5110 東証プライム
1,887.5
5/2 15:00
-5.5(%)
時価総額 496,494百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5801 東証プライム
3,447
5/2 15:00
+48(%)
時価総額 243,589百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6201 東証プライム
15,040
5/2 15:00
-25(%)
時価総額 4,900,649百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6473 東証プライム
1,216.5
5/2 15:00
+1.5(%)
時価総額 417,607百万円
軸受大手3社の一角。電動パワーステアリングで世界トップシェア。駆動系部品や工作機械、電子制御機器なども展開。安全運転ステアリング制御システムなど新製品開発に意欲。中国以外の販売増加で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
6641 東証プライム
1,696
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 182,883百万円
電力機器メーカー。半導体・液晶製造装置や太陽光発電機器も。収益4Q偏重傾向。親会社の住友電気工業が完全子会社化に向けて行ったTOBが成立。同社株は4月27日付で上場廃止に。23.3期3Q累計は営業益続伸。 記:2023/04/12
6701 東証プライム
11,170
5/2 15:00
-25(%)
時価総額 3,047,735百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,463
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 5,101,139百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6776 東証スタンダード
401
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 6,823百万円
樹脂成形加工品メーカー。自動車業界が主顧客。医療廃棄物専用容器や物流容器などの自社製品も。自動車生産台数の回復等で日本成形関連事業は収益好調。アメリカ成形関連事業は黒字転換。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/13
7012 東証プライム
4,855
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 815,261百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
9021 東証プライム
3,207
5/2 15:00
-43(%)
時価総額 1,565,026百万円
大手鉄道会社。近畿や北陸、中国、九州北部を営業エリアに、山陽新幹線や北陸新幹線、東海道本線等の路線を運営する。今期3Q累計はインバウンド需要の増加や利用の回復、構造改革の進展により、3期連続で増収、増益。 記:2024/03/03
9432 東証プライム
170.4
5/2 15:00
-0.1(%)
時価総額 15,429,774百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9735 東証プライム
10,690
5/2 15:00
-165(%)
時価総額 2,493,977百万円
警備サービス最大手。機械警備や常駐警備、現金護送に加え、警備とシナジー効果のある防災、メディカル、保険、地理情報なども展開。強固な顧客基盤に強み。セキュリティサービスや防災の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29