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前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開もハイテク株への物色に期待~

2021/4/14 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開もハイテク株への物色に期待~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着感の強い相場展開もハイテク株への物色に期待 ■Jフロント、通期営業赤字242億円、22/2黒字転換100億円予想 ■前場の注目材料:DMG森精機、中国に新工場、生産能力2倍、年1000台 ■こう着感の強い相場展開もハイテク株への物色に期待 14日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。13日の米国市場ではNYダウが68ドル安だった。予想を上回った3月消費者物価指数を受けインフレへの懸念が強まったほか、当局がジョンソン・エンド・ジョンソン製造の新型コロナワクチン接種中断を勧告したため、経済活動の再開が滞り回復が抑制されるとの懸念が広がった。しかし、インフレ懸念が強まるものの長期金利は低下したことにより、ハイテク株の一角が下支えとなっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の29830円。円相場は1ドル109円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小じっかりの展開でのスタートとなりそうである。日経平均は29500円処での底堅さを確認しており、同水準に接近する場面においては押し目買いの流れに向かわせよう。一方で商いは低水準である他、本格化する決算を前に積極的な売買は手控えられやすく、3万円接近では利益確定の流れが優勢になりやすいと考えられる。そのため、5日線が位置する29700円を挟んだこう着感の強い相場展開といったところであろう。 一方で、米ハイテク株の一角が下支えしているほか、新製品イベントを開催すると発表した米アップルが買われており、ハイテクセクターへの支援材料になりそうだ。昨日の上昇でショートカバーは一巡していると考えられるものの、ハイテク株への物色がみられる場面においては、先物主導による日経平均型のインデックス売買が活発化する可能性もありそうだ。また、ビットコインが最高値を更新している。コインベース・グローバルの上場を14日に控え強気ムードが勢いを増したと見られており、関連銘柄などへの思惑的な物色が波及することになりそうだ。 また、昨日のマザーズ指数は小幅に上昇しており、25日線が支持線として意識されている。5日、75日線が1225pt辺りに位置しており、これを捉えてくるようだと、個人主体の材料株物色も活発化してくることになりそうだ。本格化する決算を前に機関投資家などは積極的には動けず、個人主体の短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。 ■Jフロント、通期営業赤字242億円、22/2黒字転換100億円予想 Jフロント<3086>は2021年2月決算を発表。売上高は前期比33.6%減の3190.79億円、営業損益は242.65億円の赤字だった。コロナの影響で中核の百貨店事業で国内消費、インバウンド消費がともに落ち込んだ。22年2月期については、売上高は23.5%増の3940億円、営業損益は110億円の黒字転換を予想している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29751.61、+212.88) ・ナスダック総合指数は上昇(13996.10、+146.10) ・シカゴ日経225先物は上昇(29830、大阪比+50) ・VIX指数は低下(16.65、-0.26) ・米原油先物は上昇(60.18、+0.48) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・DMG森精機<6141>中国に新工場、生産能力2倍、年1000台 ・中部電<9502>公取委、中部電・関電など立ち入り検査、事業者向けカルテル疑い ・東芝<6502>東芝買収価格、安過ぎる、1株6200円以上妥当、オアシスが書簡 ・伊藤忠<8001>埼玉・愛知に倉庫、EC拡大、物流投資60億円 ・伊藤忠<8001>伊藤忠・ベルシステム24・ブレインパッド、DXでマーケ支援 ・豊田通商<8015>インド医薬品卸大手に出資、流通効率化 ・豊田織<6201>車エンジン転用、排水ポンプに、豊田織機など実証 ・日野自<7205>電子性能実験棟を稼働、電波暗室を設置 ・デンソー<6902>レベル2対応品開発、ライダーなど ・サイバーダイン<7779>ロボスーツでリハビリ、台湾に施設開設 ・富士通<6702>仮想化基盤統合運用、気象庁中核システム刷新 ・日立<6501>AI実装迅速化、コールセンター業務量分析など、ひな型3種用意 ・大日住薬<4506>米で過活動膀胱治療剤、年商1000億円目指す ・オリンパス<7733>米で治療機器事業の拠点集約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+2.5%、1月:-4.5%) <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.25%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 14件
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時価総額 377,710百万円
大手百貨店。傘下に大丸松坂屋百貨店やファッションビル大手のパルコ、博多大丸、ギンザシックスなど。百貨店事業は収益伸長。大丸心斎橋店、大丸京都店はインバウンド売上が堅調。24.2期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/01/27
4506 東証プライム
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時価総額 162,343百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
6141 東証プライム
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時価総額 523,339百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6201 東証プライム
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4/26 14:59
+80(%)
時価総額 4,740,987百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6501 東証プライム
13,460
4/26 14:59
+225(%)
時価総額 13,036,979百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6702 東証プライム
2,424.5
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時価総額 5,021,401百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6902 東証プライム
2,753.5
4/26 14:59
-33(%)
時価総額 8,678,426百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7205 東証プライム
451.2
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-11.4(%)
時価総額 259,251百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7733 東証プライム
2,173
4/26 14:59
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時価総額 2,794,243百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
7779 東証グロース
203
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時価総額 27,902百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07
8001 東証プライム
6,885
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-24(%)
時価総額 10,911,968百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
9,651
4/26 14:59
+24(%)
時価総額 3,417,004百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
9502 東証プライム
1,951
4/26 14:59
-30.5(%)
時価総額 1,478,858百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07