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前場に注目すべき3つのポイント~米クオリティ株への物色は日経平均の押し上げる一因に~

2021/4/6 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~米クオリティ株への物色は日経平均の押し上げる一因に~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米クオリティ株への物色は日経平均の押し上げる一因に ■ビックカメラ、21/8上方修正 営業利益177億円←150億円 ■前場の注目材料:三菱ケミHD、伊に350億円投資、CFRP車部品の生産3倍 ■株式見通し:米クオリティ株への物色は日経平均の押し上げる一因に 6日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。5日の米国市場ではNYダウが373ドル高だった。3月雇用統計の強い結果を好感したほか、3月ISM非製造業指数も過去最高を記録したため強い景気回復期待に終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の30185円。円相場は1ドル110円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開となろう。米雇用統計の結果を受けた上昇は織り込まれているものの、ISM非製造業指数の過去最高という結果は買い安心感につながりそうである。また、アップルやフェイスブック、アマゾンなどが終値ベースで過去最高値を更新しており、クオリティ株への物色は日経平均の押し上げる一因になりそうだ。 昨日の日経平均は3万円回復後も3万円固めの展開となり、売り込みづらい需給状況だった。日経225先物のナイトセッションでも3万円を上回っての推移が続いており、3万円固めからの上値意識へのセンチメントに向かわせよう。また、足元で調整基調を見せていたナスダックについても連日の上昇で直近戻り高値を上放れており、5日、25日線との短期ゴールデンクロス示現によりテクニカル面においても好転している。連動性の観点からマザーズ銘柄などの中小型株についても個人主体の売買が活発化しそうだ。 日経平均については3万円固めから直近戻り高値水準である30485円辺りが意識されやすく、30000円~30500円辺りでのレンジ推移となる。買い一巡後はこう着感が強まる場面もあると想定されるものの、ボトム圏での押し目買い意欲は強そうである。また、グロースシフトによりNT倍率は上昇基調が継続しそうである。前日までの上昇で75日線水準を捉えてきていることもあり、抵抗線突破から上昇基調を強めてくるかを見極めたいところ。指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好となろうが、一方でADRの日本株はソフトバンクG<9984>は小安く推移しており、日経平均の重荷となる可能性には注視しておきたい。 ■ビックカメラ、21/8上方修正 営業利益177億円←150億円 ビックカメラ<3048>は2021年8月期業績予想の修正を発表。営業利益は150億円から177億円に上方修正している。売上高は緊急事態宣言の再発出などにより低迷したことを要因として、公表予想を下回る見込み。利益面はビックカメラにおいて伸び悩んだものの、巣ごもり需要やテレワーク需要などにより売上が好調であった郊外型のコジマ、および日本BS放送において伸長した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(30089.25、+235.25) ・NYダウは上昇(33527.19、+373.98) ・ナスダック総合指数は上昇(13705.59、+225.49) ・シカゴ日経225先物は上昇(30185、大阪比+105) ・SOX指数は上昇(3305.43、+65.25) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・三菱ケミHD<4188>伊に350億円投資、CFRP車部品の生産3倍 ・井関農機<6310>水素トラクター、24年度に小型機、CO2ゼロ ・みずほ<8411>4度の障害を謝罪、外貨送金遅延、日立機器が原因 ・SUBARU<7270>矢島工場停止、半導体不足、1万台に影響 ・パナソニック<6752>加社提訴、自動運転関連の特許侵害 ・ホンダ<7267>協業拡大でサイト開設、まず技術10件公開 ・豊田合成<7282>30年度CO2半減、再エネ率50%に ・スズキ<7269>印工場稼働、小型セダン、年産能力25万台 ・豊田自動織機<6201>物流自動化で新製品、きょう展示場開業 ・コーセル<6905>海外市場向け医療電源投入 ・コンテック<6639>ラズパイ対応拡張ボード投入、FA機器へ組み込み容易 ・第一三共<4568>サノフィと提携終了、150億円支払い ・タカラバイオ<4974>変異を1時間で検出、PCR検査試薬発売 ・神戸製鋼所<5406>加古川に溶融亜鉛メッキ鋼板の新ライン、超ハイテン対応 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 2月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:-0.6%、1月:-0.8%) ・08:30 2月家計支出(前年比予想:-5.0%、1月:-6.1%) <海外> ・10:45 中・3月財新サービス業PMI(予想:52.1、2月:51.5) 《ST》
関連銘柄 16件
3048 東証プライム
1,492
5/17 11:30
+7(%)
時価総額 280,714百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売も。傘下に郊外型「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」。パソコン本体は伸び悩むが、携帯電話や理美容家電、カメラ等は売上増。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/04
4188 東証プライム
814.1
5/17 11:30
-3.4(%)
時価総額 1,226,269百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4568 東証プライム
5,497
5/17 11:30
+15(%)
時価総額 10,702,846百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4974 東証プライム
1,093
5/17 11:30
-6(%)
時価総額 131,615百万円
バイオ産業支援会社。研究開発用試薬や診断薬、理化学機器に加え、医薬品受託サービスを提供する。創薬基盤技術の開発、がん治療薬も提供する。今期3Q累計は検査関連製品やライフサイエンス関連が足踏みとなった。 記:2024/02/24
5406 東証プライム
1,892
5/17 11:30
+5.5(%)
時価総額 749,887百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
6201 東証プライム
14,805
5/17 11:30
-75(%)
時価総額 4,824,076百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6310 東証プライム
1,011
5/17 11:30
+5(%)
時価総額 23,238百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6639 東証スタンダード
2,695
4/27 15:00
±0(%)
時価総額 17,787百万円
FA環境対応の産業用コンピュータ、IoT機器等を手掛ける。IoTソリューションビジネス、環境計測ソリューション等も。22.3期3Qは2桁増益。親会社のダイフクがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/03/02
1,325
5/17 11:30
+2.5(%)
時価総額 3,251,626百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6905 東証プライム
1,420
5/17 11:30
-30(%)
時価総額 50,711百万円
スイッチング電源標準品で国内トップクラス。ノイズフィルタも。18年に北欧の同業を買収。24.3期3Q累計は受注残解消に向けた増産対応を継続。人件費増や経費増をこなして大幅増収増益に。配当性向は35%目安。 記:2024/04/09
7267 東証プライム
1,719
5/17 11:30
+10.5(%)
時価総額 9,341,536百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7269 東証プライム
1,789.5
5/17 11:30
+4.5(%)
時価総額 3,515,627百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7270 東証プライム
3,222
5/17 11:30
-31(%)
時価総額 2,478,285百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7282 東証プライム
3,039
5/17 11:30
+8(%)
時価総額 395,286百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
3,103
5/17 11:30
+36(%)
時価総額 7,879,293百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
9984 東証プライム
8,518
5/17 11:30
-21(%)
時価総額 14,676,122百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10