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前場に注目すべき3つのポイント~いったんは底入れも意識されやすく、個別では配当志向の物色なども活発に~

2021/3/26 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~いったんは底入れも意識されやすく、個別では配当志向の物色なども活発に~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:いったんは底入れも意識されやすく、個別では配当志向の物色なども活発に ■アクセル、21/3上方修正 営業利益5.15億円←1.8億円 ■前場の注目材料:ダイフク、印中で増産、マテハン機器、地産地消 ■いったんは底入れも意識されやすく、個別では配当志向の物色なども活発に 26日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。25日の米国市場ではNYダウが199ドル高だった。パウエルFRB議長の発言を受け、金融緩和縮小への警戒感から売り優勢から始まったが、失業保険申請件数が1年ぶり低水準に改善したほか、バイデン大統領が就任後100日間のワクチン配給目標を従来の1億回分から2億回分に引き上げると発表したため経済活動再開への期待が再燃し上昇に転じた。一方でハイテク株は7年債入札結果が前回に続き低調にとどまり長期金利が上昇に転じたため小幅高にとどまった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比240円高の28860円。円相場は1ドル109円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まろう。日経平均は前日の反発で75日線レベルを支持線として意識されたことにより、理想的なテクニカルリバウンドの形となろう。年度末接近によりリバランス中心の売買であり、大きくポジションを積み上げてくる流れは期待しづらいところであるが、寄り付き段階ではインデックスに絡んだ売買のインパクトが強く出てくるため、値幅が出やすいだろう。5日線が29000円辺りに位置しているため、これをクリアしてくることにより、センチメントも改善することになりそうだ。 一方で、7年債入札が不調だったことを受けてハイテク株の上値の重さによる影響は見極めたいところであろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの買い一巡後の動向次第では、週末要因もあって戻り待ちの売りに繋がりやすいところである。とはいえ、FRBは次回のストレステスト通過する米銀に対しては増配と自社株買いを7月以降認めると発表しており、これを受けて米国では銀行株が買われている。この流れが思惑的に国内のメガバンク等へ波及する可能性のほか、為替市場ではドル円が1ドル109円台で推移していることからトヨタ<7203>など輸出関連などへの物色につながることが期待される。 これにより、ギャップスタート後は値がさハイテク株の動向を睨みつつ、グロースからバリューシフトの流れが意識されやすいだろう。また、日経平均の75日線からのリバウンドによりいったんは底入れも意識されやすく、個別では配当志向の物色なども活発になりそうである。また、配当再投資による需給要因も引き続き意識されていることもあり、押し目買い意欲は強そうである。 ■アクセル、21/3上方修正 営業利益5.15億円←1.8億円 アクセル<6730>は2021年3月期業績予想の修正を発表。売上高は83億円から90億円、営業利益は1.8億円から5.15億円に上方修正している。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売は約40万個の見通し(42万個の販売計画)となったが、メモリモジュール製品は顧客の旺盛な需要により計画を大幅に上回る販売見通しとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28729.88、+324.36) ・NYダウは上昇(32619.48、+199.42) ・ナスダック総合指数は上昇(12977.68、+15.79) ・シカゴ日経225先物は上昇(28860、大阪比+240) ・1ドル109円10-20銭 ・SOX指数は上昇(2959.88、+5.91) ・VIX指数は低下(19.81、-1.39) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ダイフク<6383>印中で増産、マテハン機器、地産地消 ・グレイス<6541>千葉大と次世代マニュアル研究、BツーBに特化 ・東京エレクトロン<8035>110億円投じ山梨に開発棟、半導体需要拡大に対応 ・三菱商事<8058>バンドン工大など、CCS共同調査で合意 ・伊藤忠<8001>日立造との風力事業、ENEOSが参画 ・エイチワン<5989>中国・武漢に合弁、車体骨格部品を製造 ・住友精密<6355>30mm径ジャイロコンパス、資源掘削向け、MEMS式 ・日立建機<6305>豪新興に出資、自動運転技術開発を加速 ・DMG森精機<6141>排出ゼロ達成、全世界生産で ・大日本印刷<7912>ヘルステック企業に出資、情報銀行事業で提携 ・東芝<6502>システム構築でSAPと提携 ・東レ<3402>ナイロン糸など値上げ、来月出荷分から ・日本製鉄<5401>日鉄・神鋼、道路関連事業の子会社統合延期、来年度下期へ ・天昇電<6776>竜舞プラ買収、プラ射出成形事業拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 3月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-0.2%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
3402 東証プライム
806.7
5/14 15:00
+24.9(%)
時価総額 1,316,116百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
5401 東証プライム
3,368
5/14 15:00
+60(%)
時価総額 3,200,681百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5989 東証プライム
702
5/14 15:00
+1(%)
時価総額 19,932百万円
自動車部品メーカー。フロントバルクヘッドやリアフレームなどの自動車フレームが主力。日本は黒字転換。得意先向け自動車フレームの生産量の増加が寄与。北米は損益改善。アジアは売上堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/23
6141 東証プライム
4,512
5/14 15:00
-142(%)
時価総額 568,304百万円
日系4大工作機械メーカーの一角。NC旋盤・マシニングセンタでトップ級で、高生産性旋盤に定評。グローバル展開積極化。工作機械受注に占める自動化案件比率は37%。コスト構造改善効果で、23.12期は増収増益。 記:2024/02/22
6305 東証プライム
4,495
5/14 15:00
-1(%)
時価総額 966,942百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6355 東証スタンダード
3,645
3/20 14:59
±0(%)
時価総額 19,380百万円
オゾン発生装置のパイオニア。民間航空機用脚システムや防衛航空機用脚システム、産業用熱交換器、精密油圧機器等も。特別損失のはく落等で、23.3期2Qは最終黒字転換。住友商事のTOB成立で同社株は上場廃止へ。 記:2023/01/10
6383 東証プライム
3,125
5/14 15:00
-195(%)
時価総額 1,186,969百万円
マテハン機器最大手。物流センターや倉庫、工場等の保管や搬送、仕分け、ピッキング等の物流ソリューションを提供。受注高は伸び悩むが、自動車生産ラインや空港向けシステムは売上堅調。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/03/05
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
18
2/25 15:00
+1(%)
時価総額 511百万円
産業機械メーカーやソフトウェアメーカーに取扱説明書やマニュアルを作成・管理・運用するシステムを提供。企画、翻訳、コンサルも。22.3期1Qは売上堅調。MOS事業が売上牽引。HOTARUの連結効果等が寄与。 記:2022/01/15
6730 東証スタンダード
1,360
5/14 15:00
+9(%)
時価総額 15,248百万円
半導体メーカー。パチンコやパチスロ向けグラフィックスLSIに強みを持つ。モジュール製品や組込機器向けLSI、ミドルウエア等も提供する。今期3Q累計はグラフィックスLSIやメモリモジュール製品が伸長した。 記:2024/02/08
6776 東証スタンダード
395
5/14 15:00
-2(%)
時価総額 6,721百万円
樹脂成形加工品メーカー。自動車業界が主顧客。医療廃棄物専用容器や物流容器などの自社製品も。自動車生産台数の回復等で日本成形関連事業は収益好調。アメリカ成形関連事業は黒字転換。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/13
7203 東証プライム
3,389
5/14 15:00
+23(%)
時価総額 55,291,491百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7912 東証プライム
4,752
5/14 15:00
+151(%)
時価総額 1,507,524百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8001 東証プライム
7,090
5/14 15:00
-41(%)
時価総額 11,236,870百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,590
5/14 15:00
-50(%)
時価総額 16,313,785百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,390
5/14 15:00
+17(%)
時価総額 14,619,314百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24