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前場に注目すべき3つのポイント~3万円固めから売られる局面においては、押し目狙いの好機~

2021/2/19 8:33 FISCO
*08:33JST 前場に注目すべき3つのポイント~3万円固めから売られる局面においては、押し目狙いの好機~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:3万円固めから売られる局面においては、押し目狙いの好機 ■フェリシモ、21/2上方修正 営業利益13.41億円←8.07億円 ■前場の注目材料:三菱電、FA連携1000社超え、スマート工場に弾み ■3万円固めから売られる局面においては、押し目狙いの好機 19日の日本株市場は利益確定の流れを意識しつつ、押し目買い意欲の強さを見極めることになりそうである。18日の米国市場ではNYダウが119ドル安だった。週次新規失業保険申請者数が予想を上回り、労働市場の回復の鈍さが嫌気されたほか、長期金利が高水準で推移していることも相場の重しとなっており、ハイテク株など割高感が意識されやすい銘柄を中心に売られた。終日軟調に推移。ただし、追加経済対策や新型コロナワクチンの普及への期待は根強く、下値は限定的となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の30120円。円相場は1ドル105円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、利食い優勢の展開になりそうである。シカゴ先物は安いところで29885円まで下げる場面がみられているため、戻りの鈍さが意識される場面においては、下に仕掛けてくる動きが出やすいところである。押し目買い意欲の強さを見極めつつ、3万円固めから売られる局面においては、押し目狙いの好機となる可能性は意識しておきたいところであろう。 昨日はファーストリテ<9983>が指数を下支えする相場展開だったが、このインパクトが剥がれる可能性もあり、ファーストリテ次第では売り方にとっては仕掛けやすくなりそうである。ただし、あくまでも急ピッチの上昇に対する過熱を冷ますスピード調整と考えられる。物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株などは売り対象になりやすいところである。また、ナスダックの弱い流れから連動性が指摘されているマザーズ市場も弱含みが見込まれ、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄については手掛けづらくなるだろう。 そのため、個人主体の短期資金は引き続き個別材料株のほか、テーマ性のある銘柄に向かいやすい。北米で初めてとなる暗号資産(仮想通貨)ビットコインの上場投資信託(ETF)が18日、カナダのトロント証券取引所に上場した。取引開始直後から大商いだったこともあり、仮想通貨関連などへの物色は活発化しやすいだろう。 ■フェリシモ、21/2上方修正 営業利益13.41億円←8.07億円 フェリシモ<3396>は2021年2月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の8.07億円から13.41億円に上方修正している。新型コロナウイルス感染症による在宅時間が増加する中で、強みである独創的な商品開発や積極的なSNS等の活用により、顧客数は年間を通して想定を大幅に上回って推移。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・三菱電<6503>FA連携1000社超え、スマート工場に弾み ・ファナック<6954>工作機械の故障予兆検知、主軸・送り軸データをAI分析 ・日ペHD<4612>ジョブ型雇用導入、管理職650人、職務内容を明確化 ・日本製鉄<5401>鹿島の高炉1基休止を検討、構造対策追加 ・富士フイルム<4901>日立の画像診断事業を来月末に買収完了 ・堀場製作所<6856>韓国でガス流量制御機器生産2倍、半導体製造向け需要増 ・ソフトバンク<9434>通話抜き新ブランドの2480円プラン、来月開始 ・東芝<6502>ゲノムデータ使い予防医療、東大と共同研究 ・阪和興業<8078>4月に鋼板加工2子会社合併、相乗効果狙う ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 1月消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-0.6%、12月:-1.0%) <海外> ・09:30 豪・1月小売売上高速報値(前月比予想:+2.0%、12月:-4.1%) 《ST》
関連銘柄 11件
3396 東証スタンダード
908
5/2 15:00
+1(%)
時価総額 9,120百万円
服飾・服飾雑貨や生活関連品を通販。商品を毎月1回届ける定期便システムに強み。フェリシモパートナーズ事業では産地直送マルシェなどの受注が堅調。定期便事業は平均購入単価等が減少。24.2期3Qは業績苦戦。 記:2024/02/02
1,058.5
5/2 15:00
+12.5(%)
時価総額 2,509,187百万円
塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
3,413
5/2 15:00
+44(%)
時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5401 東証プライム
3,473
5/2 15:00
-3(%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6503 東証プライム
2,836
5/2 15:00
-14(%)
時価総額 6,089,465百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6856 東証プライム
15,285
5/2 15:00
+35(%)
時価総額 650,117百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8078 東証プライム
6,050
5/2 15:00
+90(%)
時価総額 256,115百万円
鉄鋼を中心に幅広い商材を扱う独立系商社。24.3期3Q累計は値上げ効果で食品の採算が改善。だが海外子会社を中心に鉄鋼製品の利幅が縮小。非鉄金属や石油製品の需要も冴えず。DOE2.5%下限に配当実施の方針。 記:2024/02/14
9434 東証プライム
1,898
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 9,086,001百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27