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前場に注目すべき3つのポイント~高値水準でのこう着感の強い相場展開に

2020/12/3 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~高値水準でのこう着感の強い相場展開に 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:高値水準でのこう着感の強い相場展開に ■日テレHD、21/3上方修正 営業利益220億円←200億円 ■前場の注目材料:ダイセル、エンプラ増産、中国に9万トン新設備 ■高値水準でのこう着感の強い相場展開に 3日の日本株市場は高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場ではNYダウが59ドル高だった。11月ADP雇用統計が予想を下回ったほか、債券利回りが上昇したことを受けて売りが先行。その後、共和党と民主党が超党派グループのまとめた追加経済対策の速やかな成立に向けて譲歩する姿勢を見せたため、一段と期待感が高まり上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の26825円。円相場は1ドル104円50銭台で推移している。 ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンを英国政府が承認した。昨夕の段階で伝わっていたが、これを好材料視してくるかが注目される。来週には米国での承認が期待されていることもあり、ワクチン承認への期待で買われていた流れが利益確定に向かうのか、改めて好感した買いの流れが強まるかを見極めたいところであろう。日経平均は27000円接近でいったん利益確定の流れが強まりつつあり、市場の反応が注目されるだろう。 また、調整局面での押し目買い意欲の強さが目立っているが、ADR市場ではファーストリテ<9983>が弱い値動きをみせている。昨夕に11月の国内ユニクロ既存店売上高を発表しており、これを受けた反応とみられる。指数インパクトの大きい銘柄であるため、ファーストリテが底堅い値動きをみせてくるようであれば安心感につながりそうである。 一方で、米国では経済対策への期待感が高まってきているが、足元で発表された経済指標は予想を下回る内容が目立ち始めてきている。週末には雇用統計の発表を控えていることもあり積極的なポジションは取りづらくなりそうである。昨日はTOPIXの強さが目立っていたが、NTTドコモ<9437>に絡んだリバランスの需給であり、本日はその需給も一巡していることから、物色の流れを見極めることになる。もっとも、大きくポジションを積み上げづらい状況でもあり、リバランス中心。短期的にはテーマ株や中小型株での値幅取り狙いの売買は活発になりそうだ。 ■日テレHD、21/3上方修正 営業利益220億円←200億円 日テレHD<9404>は2021年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の3760億円から3790億円、営業利益は200億円から220億円に上方修正している。リクルートHD株式の一部売却に伴う特別利益計上により当期純利益は10億円から120億円に修正している。また、地上波テレビ広告収入のうちスポット収入の回復傾向が想定より上振れた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26800.98、+13.44) ・NYダウは上昇(29883.79、+59.87) ・1ドル104円40-50銭 ・SOX指数は上昇(2716.36、+6.63) ・原油先物は上昇(45.28、+0.73) ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・ダイセル<4202>エンプラ増産、中国に9万トン新設備 ・エア・ウォーター<4088>東大生研と、農業・医療で包括連携 ・ホンダ<7267>早期退職に優遇制度、55歳以上、組織活性視野 ・東芝<6502>東芝など、カーボンリサイクル事業化検討 ・住友電工<5802>下期受注見通し、車用組み電線復調 ・Mimaki<6638>新中計、25年度営業利益率10% ・ウシオ電機<6925>人に優しいUV装置、ウイルス不活化 ・富士通<6702>5G無線装置をKDDI基地局向け供給 ・塩野義薬<4507>ゾフルーザ、インフル予防で承認取得 ・テルモ<4543>袋状の塞栓デバイス、国内初、脳動脈瘤治療用 ・テルモ<4543>インスリンのAIDシステム、仏社と開発 ・武田薬<4502>「カボメティクス」に肝細胞がん追加、変更承認を取得 ・朝日インテック<7747>米でカテーテルなど直販、来月から ・帝人<3401>ポルトガルに成形設備、炭素繊維シート樹脂を熱硬化 ・冶金工<5480>川崎の排水設備刷新、汚染リスク低減 ・宇部興産<4208>ポリイミド原料の生産能力6割増、ディスプレー用好調 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 鈴木日銀審議委員あいさつ(福島) <海外> ・09:30 豪・10月貿易収支(予想:+58.0億豪ドル、9月:+56.3億豪ドル) ・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:56.4、10月:56.8) 《ST》
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3401 東証プライム
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1918年創立の化学メーカー。マテリアル事業、繊維・製品事業が柱。パラ系アラミド繊維で世界トップシェア。在宅酸素療法用酸素濃縮装置などに強み。アラミド、炭素繊維などは新規用途開発の推進などに取り組む。 記:2024/10/05
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4202 東証プライム
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4208 東証プライム
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4502 東証プライム
4,263
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時価総額 6,782,169百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4507 東証プライム
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製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
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時価総額 4,537,682百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
5480 東証プライム
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時価総額 61,678百万円
大手ステンレス鋼メーカー。1925年創業。ステンレス鋼、床用ステンレス鋼板、高耐食鋼・合金、耐熱鋼・合金等を手掛ける。NASブランドで知られる。中国、インドなどのターゲット市場で高機能材の拡販図る。 記:2024/09/02
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時価総額 2,258,762百万円
ワイヤーハーネス、自動車電装部品等の自動車関連事業が主力。1897年創業。送配電用電線・ケーブル、光ファイバ・ケーブル、電子ワイヤー等も。環境エネルギー関連事業では電動車用平角巻線の拡販等に注力。 記:2024/10/07
6502 東証プライム
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時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
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時価総額 49,117百万円
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等の製造・販売を行う。長野県東御市に本社。海外売上高比率は7割超。25.3期は国内やアジア・オセアニア、欧州で販売拡大見込む。 記:2024/06/24
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時価総額 5,848,809百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
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2,101.5
11/15 15:30
+1.5(%)
時価総額 225,911百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置、医療・環境・宇宙開発向けなども。映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。新中計では31年3月期に売上高を2000億円超目標。 記:2024/07/24
7267 東証プライム
1,351.5
11/15 15:30
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時価総額 7,135,920百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7747 東証プライム
2,601.5
11/15 15:30
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時価総額 706,656百万円
血管内治療向けガイドワイヤー、カテーテル製品の開発・製造等を行う。PCIガイドワイヤーで世界トップシェア。ワイヤーロープ等の産業部材も手掛ける。愛知県瀬戸市に本社。グローバル規模で収益基盤の強化図る。 記:2024/10/08
2,248
11/15 15:30
-2(%)
時価総額 593,072百万円
読売新聞系の民放大手。日本テレビ放送網を中核とする持株会社。「Hulu」運営のHJHD、フィットネスクラブのティップネスなども傘下に持つ。デジタル広告収入はTVer等による動画広告セールスが順調。 記:2024/06/07
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
50,240
11/15 15:30
+650(%)
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25