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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は23500円固めの流れは継続、調整場面では押し目狙いのスタンス

2020/10/19 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は23500円固めの流れは継続、調整場面では押し目狙いのスタンス 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は23500円固めの流れは継続、調整場面では押し目狙いのスタンス ■富通ゼネ、21/3上方修正 営業利益190億円←160億円 ■前場の注目材料:ソニー、アップルにHMD向けディスプレー供給、新たな収益源 ■日経平均は23500円固めの流れは継続、調整場面では押し目狙いのスタンス 19日の日本株市場は日経平均の23500円を固める流れが意識されそうである。16日の米国市場はNYダウが112ドル高と上昇する半面、ナスダックが下落するなどまちまちの展開。9月小売売上高や10月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の予想以上の改善に加え、新型ウイルスワクチン開発の一段の前進を好感し上昇して寄り付いた。しかし、9月鉱工業生産が予想外のマイナスに落ち込んだほか高値からハイテク株中心に利益確定売りも目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の23515円。円相場は1ドル105円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行の展開になりそうだ。先週末は欧州で新型コロナウイルス感染症が再拡大していることが嫌気され売りに押される格好だったが、週末の欧州市場は総じて堅調だったこともあり、買い戻しの流れが先行することになりそうだ。とはいえ、新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬に関する報道等も意識されるため、不透明感は根強いこともあり、積極的な売買は引き続き手控えられることになりそうだ。そのため、買い戻しの流れから23500円を回復した後は、同水準での攻防といったところであろう。 引き続き新型コロナウイルス感染症に関する報道のほか、米大統領選や追加経済対策を巡る報道を意識しつつ、神経質な相場展開が見込まれる。また、米国では今来週は決算発表が本格化するため、決算を受けた米国市場の動向も気掛かりになりやすく、短期的な売買が中心になりやすいだろう。そのため、決算など個別に材料の出ている銘柄のほか、政策期待の流れからテーマ株などでの循環物色に向かいやすいと考えられる。そのほか、先週はマザーズ銘柄の利益確定の流れが目立っていた。資金回転が早いことから大きく下押す銘柄などもみられていたが、相場が崩れたというよりは利食いの範囲内と考えられ、売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極めたいところである。 なお、日経平均は週末に心理的な支持線レベルである23500円を下回って引けているが、25日線が支持線として意識されており、これをキープ出来るかが注目されそうである。米大統領選や追加経済対策を巡る不透明感や新型コロナウイルス感染症が再拡大していること等、外部要因としては売りアルゴが発動しやすい状況である。下押す場面では短期筋のショートが中心と見られ、押し目狙いのスタンスを意識しておきたい。 ■富通ゼネ、21/3上方修正 営業利益190億円←160億円 富通ゼネ<6755>は2021年3月期の業績予想の修正を発表。売上高は従来の2650億円から2800億円、営業利益は160億円から190億円に上方修正。上半期の業績予想の修正に加え、前年度の新型コロナウイルスの影響による落ち込みがなくなることや各地域の市況動向および在庫水準等も踏まえ、下半期においても空調機販売のさらなる上積みを計画している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(28606.31、+112.11) ・シカゴ日経225先物は上昇(23515、大阪比+105) ・1ドル105円30-40銭 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・ソニー<6758>アップルにHMD向けディスプレー供給、新たな収益源 ・島津製作所<7701>呼気でコロナ診断、東北大と来春めどに臨床研究 ・三菱UFJ<8306>40年度めどに石炭火力向け融資残高ゼロに、3メガ足並みそろう ・ホンダ<7267>サプライヤー3社のTOB完了、来年1月にもAMSと新会社 ・NTN<6472>風力発電用軸受開発、DLC膜で耐摩耗性向上 ・東芝<6502>量子暗号通信システムを情通機構で実証、来春 ・日本製鉄<5401>原料投入を自動調整、来月再稼働、室蘭高炉で初運用 ・宇部興産<4208>CPLの10月契約1150ドル ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月貿易収支(予想:+9898億円、8月:+2486億円) <海外> ・11:00 中・7-9月期GDP(前年比予想:+5.5%、4-6月期:+3.2%) ・11:00 中・9月鉱工業生産(前年比予想:+5.8%、8月:+5.6%) ・11:00 中・9月小売売上高(前年比予想:+1.8%、8月:+0.5%) 《ST》
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化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
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総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6755 東証プライム
2,213.5
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+3.5(%)
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空調事業が主力の電機メーカー。ルームエアコン、ビル用マルチエアコン、ヒートポンプ式温水暖房システム等を展開。情報通信システムは増収。公共システムで商談案件数が増加。為替差益計上。24.3期3Qは経常増益。 記:2024/02/02
6758 東証プライム
13,100
5/17 15:00
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時価総額 16,520,174百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7267 東証プライム
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時価総額 9,385,010百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
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分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
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時価総額 20,633,579百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28