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新興市場見通し:デジタル化推進機運などマザーズに追い風、IPOも好調維持

2020/9/26 15:05 FISCO
*15:05JST 新興市場見通し:デジタル化推進機運などマザーズに追い風、IPOも好調維持 今週の新興市場では、マザーズ指数の堅調推移が続き、およそ2年半ぶりに1200pt台を回復した。日経平均は米株安とともに弱含みとなったが、注目の米ハイテク株には買いが入る場面が増え、東京市場でもグロース(成長)株物色につながった。また、日経平均が23000円台を維持するなど底堅さを見せたことも、新興株の買い安心感につながったとみられる。政策期待を手掛かりにIT関連株を中心に買いが入った。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.7%であったのに対して、マザーズ指数は+1.9%、日経ジャスダック平均は+0.0%だった。 個別では、フリー<4478>が週間で17.2%高となり、上場来高値を更新。ラクス<3923>が同8.3%高、弁護士ドットコム<6027>が同9.8%高となるなど、その他のマザーズ時価総額上位銘柄も軒並み堅調だった。弁護士コムは元榮太一郎会長が財務大臣政務官に任命されたことに伴い退任すると発表しており、思惑買いが入ったようだ。売買代金上位ではITbookHD<1447>やオンコセラピー・サイエンス<4564>が大きく上昇。また、アクアライン<6173>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、時価総額トップのメルカリ<4385>は同0.9%安と引き続き伸び悩み、アンジェス<4563>は同6.9%安と軟調。また、ポート<7047>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同2.5%高、セリア<2782>が同2.6%高と堅調。売買代金上位ではNo.1<3562>などが買い優勢で、日本ラッド<4736>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、ハーモニック・ドライブ・システム<6324>は同4.9%安。売買代金上位ではブロードバンドタワー<3776>が利益確定売りに押され、テラ<2191>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは、9月24日に3社、25日に2社が新規上場。このうちグラフィコ<4930>が公開価格の2倍超、トヨクモ<4058>とまぐまぐ<4059>が4倍超という高い初値を付けた。 来週の新興市場では、マザーズ指数の一段の上昇に期待したい。米国でもファンド勢の売りに押され調整基調だったハイテク株に持ち直し期待がじわり広がってきた。このところ米ハイテク株とマザーズの連動性は低下しつつあったが、懸念材料が1つ払拭されることはマザーズにとってもポジティブだろう。欧州を中心に新型コロナウイルス感染者数が再拡大しており、景気敏感株から「ウィズコロナ」関連の新興ハイテク株への物色シフトも想定される。国内では菅政権のもと社会のデジタル化推進機運が高まり、やはりマザーズには追い風となる。 とはいえ、これまでの株価上昇によりバリュエーション面での過熱感が強い銘柄は少なくない。BASE<4477>やAI inside<4488>のように業績モメンタムが強く、高バリュエーションも正当化しやすい銘柄を選別する必要があるだろう。業況のみならず収益構造等にも目配りしたい。なお、来週は9月29日にリプロセル<4978>、30日にフィードフォース<7068>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、来週4社がマザーズへ新規上場する。クラウド型グループウェアのrakumo<4060>やAI(人工知能)ソリューションのヘッドウォータース<4011>など時流に乗る事業内容の企業が多く、全般に公開規模も小さいため、初値好調が続きそうだ。また、今週はカラダノート<4014>(10月27日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 25件
262
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時価総額 6,328百万円
人材派遣のITbookと地盤調査・改良のサムシングHDが統合。24.3期上期はシステム開発の採算改善。不採算事業撤退も効く。コンサルは下期偏重型。子会社の不動産販売も下期集中の見込み。通期最高業績を計画。 記:2024/01/15
2191 東証スタンダード
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8/22 15:00
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時価総額 51百万円
樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27
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時価総額 214,324百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
3562 東証スタンダード
912
4/19 13:36
-15(%)
時価総額 6,153百万円
情報セキュリティ機器を開発・製造・販売。OA機器や情報通信端末の販売も。中小企業向けに強み。24.2期3Q累計は情報セキュリティ機器の販売堅調。だが販管費増が利益の重石に。通期では営業最高益・増配を計画。 記:2024/02/07
3776 東証スタンダード
168
4/19 14:02
+2(%)
時価総額 10,324百万円
都市型データセンター(DC)を運用。自社DCを活用したクラウドサービスやデータサービスの提供も。24.12期はデータサービスの大型案件剥落などを想定。だがDC関連サービスの拡大や販管費削減で増益を見込む。 記:2024/02/15
3923 東証プライム
1,572
4/19 14:04
-54(%)
時価総額 284,872百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
4011 東証グロース
11,790
4/19 14:04
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時価総額 22,083百万円
AIソリューション会社。企業の経営課題をITやAIのシステム開発により解決するインテグレーションサービスを提供する。システムの改善や保守も行う。今期3Q累計はAIとDXの大型案件が売上高に貢献した。 記:2023/12/29
4058 東証グロース
1,446
4/19 13:57
-36(%)
時価総額 14,694百万円
クラウド型の安否確認サービスを開発・販売。大株主サイボウズの業務改善クラウド「キントーン」と連携するアプリも。解約率は0.68%と低位安定。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/13
4059 東証スタンダード
582
4/19 13:20
-5(%)
時価総額 1,638百万円
国内最大のメルマガ配信サイトを運営。記事販売サイトも。エアトリの傘下。24.9期は広告単価下落の潮流が続くと想定。だが固定費削減が進んで小幅黒字復帰を見込む。昨年11月に国内お出かけ情報サイト事業を譲受。 記:2024/01/15
4060 東証グロース
983
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-37(%)
時価総額 5,604百万円
グーグルやセールスフォースのグループウェア拡張ツールを提供。ITオフショア開発も。23.12期は利用社数増に伴うSaaS売上拡大で最高業績に。今年4月から契約更新時に順次値上げへ。24.12期計画は未定。 記:2024/03/11
4385 東証プライム
1,724
4/19 14:04
-21.5(%)
時価総額 277,342百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4477 東証グロース
265
4/19 14:02
-8(%)
時価総額 29,677百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,644
4/19 14:04
-80(%)
時価総額 150,383百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4488 東証グロース
6,190
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-190(%)
時価総額 24,748百万円
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4563 東証グロース
50
4/19 14:03
-1(%)
時価総額 8,931百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
19
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±0(%)
時価総額 3,660百万円
創薬ベンチャー。がん分子標的治療薬の開発に適した標的遺伝子を同定し、創薬研究や開発を行う。売上は伸び悩む。リキッドバイオプシー、免疫反応解析等に関する研究開発費用を計上。24.3期2Qは業績苦戦。 記:2024/01/16
4736 東証スタンダード
990
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時価総額 5,301百万円
独立系のシステム開発会社。機器とソフトの融合技術に強み。台湾企業が筆頭株主。24.3期上期は既存大口客からの増員要請や開発案件が増加。増収効果で務費増や外注加工費増をこなす。通期増収増益・配当倍増を計画。 記:2024/01/15
4930 東証スタンダード
3,795
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+5(%)
時価総額 3,541百万円
健康食品・化粧品・日用品のファブレスメーカー。女性視点の商品開発に強み。24.6期1Qは独占販売権保有の漂白剤が好調で医薬品事業譲渡の影響を補う。利益面では仕入値高騰などが重石に。通期では最高業績を計画。 記:2024/01/17
4978 東証グロース
137
4/19 13:55
-5(%)
時価総額 11,629百万円
iPS細胞関連の研究用試薬開発や細胞作製受託が主力のバイオベンチャー。再生医療の開発も。24.3期上期は研究支援が堅調。だがPCR検査需要が急減し、販管費を賄えず。営業外に補助金収入。継続前提に重要事象。 記:2023/12/12
6027 東証グロース
3,020
4/19 14:04
+24(%)
時価総額 67,280百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6173 東証グロース
494
4/19 14:02
-6(%)
時価総額 1,842百万円
水まわり緊急修理サービスを展開。生活トラブル解決支援サイトに加え、ミネラルウォーター事業等も手掛ける。水まわりサービス支援事業は損益改善。広告メディア事業は売上伸長。24.2期3Q累計は損益改善。 記:2024/01/28
3,760
4/19 14:04
-90(%)
時価総額 362,144百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
7047 東証グロース
1,948
4/19 14:01
-29(%)
時価総額 23,487百万円
就活情報サイト「キャリアパーク!」、就活生向け企業口コミサイト「就活会議」を運営。外壁塗装専門サイト等も。成約件数の増加等で人材支援サービスは好調。24.3期3Qは2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/05
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-2(%)
時価総額 15,120百万円
マーケティング支援会社。リスティング広告等の運用やデータフィールド管理、DX支援、マーケティングシステムの提供等を行う。ソーシャルPLUS等は受注額が増加。特別利益計上。24.5期2Qは最終黒字転換。 記:2024/02/03
7564 東証スタンダード
3,860
4/19 14:04
-65(%)
時価総額 315,929百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。子ども服・靴や女性向け、シューズ、雨具なども展開。需要予測発注システムの稼働店舗を拡大。新規出店や改装店舗の好調もあり、24.3期中間期は増収確保。 記:2023/12/19