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前場に注目すべき3つのポイント~こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い

2020/9/16 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い ■パーク24、3Q営業赤字転換▲118億円、コンセンサスは上回る ■前場の注目材料:シャープ、白山工場を年内再稼働、アップル向け供給急ぐ ■こう着も新政権への期待感から押し目買い意欲は強い 16日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。15日の米国市場はNYダウが2ドル高と小動き。中国8月小売売上高が予想以上に回復したほかドイツの9月ZEW景気期待指数も20年ぶりの高水準に達するなど、世界経済の順調な回復が好感された。しかし、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による最新の四半期経済予測の公表を前に引けにかけて様子見姿勢となったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の23330円。円相場は1ドル105円40銭台とやや円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から前日比変わらずの水準から始まり、FOMC待ちのほか、ティックトックのオラクルへの売却審査を見極めたいところであろう。一方で、世界経済の順調な回復がみられてきているほか、新政権への期待感から押し目買い意欲も強く、全体としては下値を徐々に切り上げてくる展開が期待されそうである。足元でのもち合いレンジの上限突破は厳しいだろうが、レンジ上限レベルでの底堅い値動きにより、アンダーウエイトとしている海外勢のショートカバーに流れが次第に意識されてくる可能性もありそうだ。 日経平均は23500円処がレンジ上限レベルとなるが、一方で下限は23000円から23200円辺りまで切り上がってきており、5日線辺りが支持線として意識されてきている。楽観視は出来ないだろうが、次第に煮詰まり感が意識されてきていること、新政権への期待などからレンジ上限の突破への可能性は高まっていると考えられる。4連休を控えていることから週末にかけては商いが細りそうであるが、短期筋の売り仕掛けなどで弱含む局面があれば、押し目拾いのタイミングとなりそうである。 そのほか、底堅さが意識されるもののこう着感の強い相場展開となるなかで、個人主体の資金は成長期待の大きい新興市場の中小型株にシフトしやすいだろう。新政権の経済対策等に関連するテーマ性のある銘柄などは循環的に物色されやすいだろう。また、バリュー株への比率引き上げの動きも引き続き注視しておく必要があると考えられる。 ■パーク24、3Q営業赤字転換▲118億円、コンセンサスは上回る パーク24<4666>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比13.8%減の2004.36億円、営業損失は118.25億円(前年同期は146.20億円の黒字)だった。コンセンサス(130億円程度の赤字)は上回っている。通期計画の242億円の営業赤字は据え置き。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23559.30、+152.81) ・NYダウは上昇(27993.33、+327.69) ・ナスダック総合指数は上昇(11056.65、+203.11) ・SOX指数は上昇(2181.75、+45.38) ・VIX指数は低下(25.85、-1.02) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・シャープ<6753>白山工場を年内再稼働、アップル向け供給急ぐ ・三井住友<8316>医療アプリの新興買収 ・フェローテク<6890>296億円で中国子会社売却、財務改善 ・パナソニック<6752>米国でファンド組成、VB投資158億円 ・日立<6501>英の原発建設、撤退へ ・大日本印刷<7912>車用サイドバイザーの金型製造期間を半減 ・日立建機<6305>中古建機を新車同様にして販売、東南アで展開 ・SBテク<4726>オンライン営業可視化、効率会議・商談 ・NEC<6701>「dotData」再販、IoT基盤と連携 ・昭電線HD<5805>溶融銅の酸素濃度測定センサー開発、製造装置に組み込み ・ソフトバンク<9434>ソフトバンクなど、看板に5Gアンテナ内蔵 ・住友化学<4005>中国・無錫にPPコンパウンド製造拠点、車生産拡大に対応 ・宇部興産<4208>9月のCPL価格30ドル上げ、1060ドル ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月貿易収支(予想:-150億円、7月:+109億円) ・臨時国会召集(首班指名選挙) ・日銀金融政策決定会合(17日まで) <海外> ・07:45 NZ・4-6月期経常収支(予想:+6.90億NZドル、1-3月期:+15.57億NZドル) 《ST》
関連銘柄 14件
4005 東証プライム
328.3
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時価総額 543,619百万円
総合化学大手。農薬や電池材料に強み。サウジ、シンガポールに石化合弁。24.3期上期は世界景気停滞を受けて石化製品や機能材料の需要が振るわず。農薬需要低迷によるメチオニンの採算悪化も利益の重石に。減損特損。 記:2024/01/15
4208 東証プライム
2,689
3/29 0:00
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時価総額 285,572百万円
柱の化学は原料から一貫生産のナイロン樹脂に強み。有機EL関連素材や電池材料、機械も。セメントは持分法化。分離膜事業はバイオガス関連用途中心に需要増。持分法による投資利益計上。24.3期2Qは経常黒字転換。 記:2024/01/15
4666 東証プライム
1,780
3/29 0:00
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時価総額 304,465百万円
大手駐車場運営会社。コインパーキングの「タイムズ」を全国展開する。24時間365日運営。駐車場のセキュリティやコールセンターまで自社で管理。23年10月期は国内サービスを中心に、稼働が順調に推移した。 記:2024/01/07
4726 東証プライム
2,083
3/29 0:00
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時価総額 47,405百万円
ICTサービス会社。通信やエンタープライズ、公共、個人向けにクラウドやセキュリティ等のソリューションを提供する。今期3Q累計は通信の投資抑制やフォントワークスの連結除外が影響も、利益率は改善傾向となった。 記:2024/02/23
5805 東証プライム
3,775
3/29 0:00
±0(%)
時価総額 116,372百万円
電線準大手。電力インフラ向けを中心に、ワイヤーハーネスやモーター向け無酸素銅なども展開。配電網の接続工数を減らす「SICONEX」を戦略製品として拡販。建設と電力工事の3Q集中により、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/04
6305 東証プライム
4,548
3/29 0:00
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時価総額 978,343百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6501 東証プライム
13,755
3/29 0:00
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時価総額 13,322,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
11,015
3/29 0:00
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時価総額 3,005,443百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
1,438.5
3/29 0:00
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時価総額 3,530,161百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。24.3期上期は家電、FAが低迷も自動車部品が好調。米国の補助金も効いて増収増益に。液晶子会社解散で税負担減。通期最高純益を計画。自動車部品子会社は売却へ。 記:2023/12/12
6753 東証プライム
840.5
3/29 0:00
±0(%)
時価総額 546,667百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
2,931
3/29 0:00
±0(%)
時価総額 137,584百万円
半導体製造装置部品を製造・販売。真空シールで世界トップシェア。磁性流体とサーモモジュール技術に定評。AMB基板は中国のEV車向け中心に伸びる。M&A効果等でその他部門は売上堅調。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/06
7912 東証プライム
4,622
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時価総額 1,466,283百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8,832
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±0(%)
時価総額 12,141,271百万円
3大金融グループ会社の一角。三井住友銀行を中核に、銀行業務やリース、証券等の金融サービスを提供。三井住友銀行は貸金収益、手数料収益が伸びる。SMBC日興証券は業績回復。24.3期2Q累計は大幅増収。 記:2024/01/13
9434 東証プライム
1,941
3/29 0:00
±0(%)
時価総額 9,291,848百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04