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新興市場見通し:マザーズ決算ピークに期待再燃も、IPO好調持続だが小休止

2020/8/8 16:20 FISCO
*16:20JST 新興市場見通し:マザーズ決算ピークに期待再燃も、IPO好調持続だが小休止 今週の新興市場では、マザーズ指数が日経平均などに比べ強い動きを見せ、1000pt台を回復してきた。週前半は日経平均のリバウンドとともに、マザーズ市場でも個人投資家のセンチメントが改善。週半ば以降は日経平均が弱含んだものの、米ナスダック総合指数が連日で過去最高値を更新した流れから、新興ハイテク株の買いが続いた。主力大型株の手掛けづらさもマザーズ銘柄物色につながったとみられる。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.9%であったのに対して、マザーズ指数は+8.0%、日経ジャスダック平均は+2.0%だった。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で17.0%高となり、マザーズ指数の上昇をけん引した。決算で日米フリマアプリ事業の流通総額増加や四半期ベースでの営業黒字化が評価された。その他時価総額上位もフリー<4478>が同12.9%高、ラクス<3923>が同8.6%高、弁護士ドットコム<6027>が同12.8%高と大きく上昇。売買代金上位では直近上場のSun Asterisk<4053>が大幅高となり、業績予想の上方修正が好感されたベガコーポレーション<3542>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>やAiming<3911>は売り優勢で、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力もハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同8.9%高、セリア<2782>が同5.3%高と全般堅調だが、ワークマン<7564>は同0.8%安と伸び悩み。売買代金上位では出前館<2484>が大きく買われ、大幅増益決算の日本パレットプール<4690>は週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、プロルート丸光<8256>やテラ<2191>は売られ、テクノホライゾン・HD<6629>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは、8月3日上場のモダリス<4883>が公開価格の約2.1倍となる初値を付けた。7日上場のティアンドエス<4055>は買い気配のまま初値持ち越しとなっている。 来週の新興市場では、マザーズ指数が再び上値を試す可能性もありそうだ。決算発表シーズン終盤に入り、新興市場でも主要企業を含む300社以上が発表を予定している。3連休明けかつお盆休みシーズンとなるが、決算を手掛かりとした物色は活発となりそうだ。また、国内外で新型コロナウイルスの感染拡大が続くこと、米長期金利の低下基調が続くことなどから、米ナスダック総合指数の高値更新に見られるように新興ハイテク株への期待が再燃しつつある印象も受ける 来週は、8月11日にAmazia<4424>、ワークマン、12日に日本マクドナルドHD<2702>、フリー、AI inside<4488>、13日にラクス、JMDC<4483>、そーせいグループ<4565>、メドピア<6095>、14日にChatwork<4448>、BASE<4477>、メドレー<4480>などが決算発表を予定している。企業向けSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)、EC(電子商取引)、ヘルスケア分野等での有力新興企業が多く、メルカリの決算を受けて事前の期待が一段と高まる可能性もあるだろう。 IPO関連では、ティアンドエスの初値形成を見届けたのち、8月20日のニューラルポケット<4056>上場を待つ格好となる。そのニューラルは11日まで、また25日上場のインターファクトリー<4057>は14日までブックビルディング期間となっている。 《HK》
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樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27
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フードデリバリー専門サイトを運営。配達代行サービスに強み。アクティブユーザー数は618万人。スポーツチームなどとの連携強化を図る。売上原価の適正化は順調に進む。販管費は減少。24.8期1Qは損益改善。 記:2024/02/03
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国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
2782 東証スタンダード
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時価総額 214,096百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
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時価総額 9,125百万円
家具・インテリア用品をEC販売。オリジナル商品に強み。実店舗や卸売も。新事業の越境ECプラットフォームを育成中。24.3期3Q累計は流通取引総額拡大よりも利益を優先し、採算改善。通期では増収増益を見込む。 記:2024/02/06
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スマホゲームを開発・運営する。高度な通信技術が必要な大規模多人数同時接続型ゲームに強み。23.12期通期は2桁増収。「タップハンター~剣と魔法の放置RPG~」の配信を開始。コロプラと資本業務提携。 記:2024/03/04
3923 東証プライム
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経費精算クラウド「楽楽清算」が主力。IT人材派遣も。24.3期上期は派遣の新規開拓が進まず。だがインボイス制度を追い風にクラウドサービスが好伸。23年夏買収のクラウド勤怠管理も上乗せ。通期計画を上方修正。 記:2024/01/14
890
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時価総額 33,600百万円
スタートアップの新規事業やDX化支援を展開。ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの一貫提供体制を構築。IT人材の育成・紹介も事業領域。クリエイティブ&エンジニアリングの好調で、23.12期は利益急伸。 記:2024/02/29
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システム開発会社。大手企業向けの生産管理システムの受託開発や保守等のサービスに加え、半導体工場のシステム運用や保守、AI関連ソフトも手がける。23年11月期は過去最高収益を継続。半導体カテゴリーが好調。 記:2024/01/15
4056 東証グロース
995
4/16 15:00
-18(%)
時価総額 14,362百万円
AIカメラ内蔵の独自AI広告サイネージを開発・販売。AI活用の駐車場管理システム等も。ソニーと業務資本提携。デジソリューションサービスは売上堅調。23.12期3Qは2桁増収。損益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/15
4385 東証プライム
1,772
4/16 15:00
+26.5(%)
時価総額 285,063百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4424 東証グロース
403
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時価総額 2,722百万円
国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を提供。多様なジャンルの作品を揃える。課金や広告収益が収入源。Web電子書籍市場に本格参入。広告収益は伸び悩む。先行投資等も影響し、24.9期1Qは業績苦戦。 記:2024/03/05
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4448 東証グロース
447
4/16 15:00
-9(%)
時価総額 17,764百万円
ビジネスチャットツールを開発・提供。中小企業向けに強み。セキュリティソフトも。24.12期は高成長と利益創出を目指す。中計では26.12期に売上高150億円が目標。今年7月に「kubell」に社名変更へ。 記:2024/03/11
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281
4/16 15:00
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時価総額 31,469百万円
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4478 東証グロース
2,913
4/16 15:00
+144(%)
時価総額 165,683百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4480 東証プライム
3,925
4/16 15:00
-70(%)
時価総額 128,175百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4483 東証プライム
3,096
4/16 15:00
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時価総額 188,553百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4488 東証グロース
6,480
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時価総額 25,907百万円
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4565 東証プライム
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パレットレンタル会社。プラスチック製や木製のパレット、ネステナー等のレンタル、販売を行う。今期3Q累計は商品の保管や輸送用のレンタル、パレットや機器の販売が増加も、パレットの新規取得の減価償却費が重し。 記:2024/02/23
4883 東証グロース
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時価総額 2,752百万円
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3,095
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-45(%)
時価総額 68,950百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6095 東証プライム
662
4/16 15:00
-7(%)
時価総額 14,313百万円
医師や製薬会社、薬局向けのプラットフォームの運営を通じて、リサーチや人材サービス等のサービスを提供する。集合知プラットフォーム事業は売上伸長。MIフォースの貢献などにより、23.9期通期は大幅増収。 記:2023/12/11
3,865
4/16 15:00
-110(%)
時価総額 372,257百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6629 東証スタンダード
483
4/16 15:00
-10(%)
時価総額 10,173百万円
電子黒板や書画カメラを開発・販売。車載機器やFA関連機器も手掛ける。映像&IT事業は損益改善。電子黒板は販売伸び悩むが、シンガポール子会社の販売が堅調。販管費は減少。24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/26
7564 東証スタンダード
3,960
4/16 15:00
+30(%)
時価総額 324,114百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。子ども服・靴や女性向け、シューズ、雨具なども展開。需要予測発注システムの稼働店舗を拡大。新規出店や改装店舗の好調もあり、24.3期中間期は増収確保。 記:2023/12/19
198
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-3(%)
時価総額 5,478百万円
DNA自動抽出装置を中心としたラボ向け自動化装置をOEM生産。自社ブランド品等も手掛ける。研究室向け自動化装置は売上伸び悩む。臨床診断装置は売上伸長。販管費の減少などにより、24.6期1Qは損益改善。 記:2024/01/14
8256 東証スタンダード
1
1/5 15:00
±0(%)
時価総額 46百万円
総合衣料卸会社。アパレルや雑貨、インテリア用品等の卸売に加え、ヘアケア商品や研究用試薬等の販売も。自社D2Cサイトでは販売チャネルを拡大。ミライロ薬局は会員顧客が順調増。24.3期1Qは損益改善。 記:2023/11/12