マーケット
4/18 15:15
38,079.70
+117.90
37,753.31
-45.66
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 7:01:40
9,855,946
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~物色対象の変化を見極め

2020/8/6 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色対象の変化を見極め 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色対象の変化を見極め ■ホンダ、1Q営業赤字1136億円、21/3期予想68.4%減の2000億円 ■前場の注目材料:三菱自、R&D効率化ディーゼル継続・欧縮小 ■物色対象の変化を見極め 6日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開となりそうだ。5日の米国市場は上昇し、NYダウは373ドル高だった。ナスダックは連日で最高値を更新し、一時11000ポイントに乗せている。追加財政策の交渉で政府側が譲歩する意向を見せたため合意に向けた期待感が強まったほか、新型ウイルスワクチンへの期待、7月ISM非製造業景況指数が予想外に改善したことも材料視されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の22470円。円相場は1ドル105円60銭台で推移している。 米国市場の上昇の流れは材料視されるが、シカゴ先物の動きからは積極的な売買は手控えられやすいだろう。米国は追加財政策がまとまるまでは期待感から強含みの展開が続きそうだが、決算発表が第2弾のピークを向かえる中では、市場反応は限られそうである。また、昨日の日経平均は22300円台まで下げた後に22500円台を回復するなど底堅さが意識されるものの、先物市場でのまとまった売買はみられず、日銀のETF買い入れに絡んだ売買にとどまっている。 またADP雇用者数は予想を大幅に下回っていることもあり、週末の雇用統計への警戒感も売買を手控えさせる一因になりそうだ。そのため、物色としては決算を手掛かりとした日替わり物色に向かいやすい。また、日経平均は25日線レベルでの底堅さが意識されることからセンチメントは悪化せず、主力銘柄への物色を手控えるものの、中小型株での値幅取り狙いの商いは活発となろう。 昨日の日経平均は小幅な下げとなったが、東証2部指数やマザーズ指数、JASDAQ平均は上昇しており、引き続きこの流れは続きそうである。また、ナスダックは最高値を更新しているが、ハイテク株はまちまちの展開であり、テスラも引き続きこう着感が強まっている。物色対象が変わる可能性もあるため、日本株市場についてもハイテク株等へは利益確定の流れが強まりやすく、バリュー株への見直しが意識されてくる。そのほか、商品相場の上昇が続いており、素材株などへの見直しも意識されそうだ。 ■ホンダ、1Q営業赤字1136億円、21/3期予想68.4%減の2000億円 ホンダ<7267>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比46.9%減の2兆1237.75億円、営業損益は1136.91億円の赤字に転じた。主力の四輪車はコロナの影響を受け、米国などで販売が落ち込んだほか、二輪車は東南アジアなどで販売が落ち込んだ。2021年3月期予想については、売上高は前期比14%減の12兆8000億円、営業利益は68%減の2000億円を見込む。通期計画はコンセンサスを下回るが、想定の範囲内だろう。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(27201.52、+373.05) ・ナスダック総合指数は上昇(10998.40、+57.23) ・VIX指数は低下(22.99、-0.77) ・米原油先物は上昇(42.19、+0.49) ・日銀のETF購入 ・米景気刺激策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・三菱自<7211>R&D効率化ディーゼル継続・欧縮小 ・三井E&S<7003>新中計、22年度売上高7700億円、機械・海洋集中 ・シャープ<6753>液晶分社化、外部資本受け入れ視野 ・ファーストリテイリング<9983>9月から買い物袋有料化 ・東芝<6502>パソコン事業を完全売却 ・三井物産<8031>熊本・荒尾市で相乗りタクシー運行、AIでルート計算 ・丸紅<8002>AI診断支援で会社設立 ・デンソー<6902>レベル4実現、米に拠点、先端技術開発 ・日産自<7201>スペインバルセロナ工場、閉鎖延期案を労組が拒否 ・鉱研工業<6297>伊勢原市に新工場、ボーリング機械増産 ・富士通<6702>製造業向けデジタル化支援ソフト、リモートで生産準備 ・第一三共<4568>アストラゼネカと提携、ADC抗がん剤開発加速 ・大日本住友製薬<4506>大日本住友薬など3社、介護・医療用デジタル機器を共同研究 ・日本電気硝子<5214>マレーシアで医薬用管ガラスの生産ライン増強 ・日本製鉄<5401>収益改善急ぐ、高付加価値品を強化 ・東海カーボン<5301>黒鉛電極7割減産「継続」、本格回復は21年末以降 ・東洋紡<3101>液晶ディスプレー用フィルム、犬山工場で量産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
3101 東証プライム
1,100
4/18 15:00
+7(%)
時価総額 97,954百万円
高機能製品メーカー。液晶偏光子保護フィルムやセラコン用離型フィルムなど工業用フィルムが主力製品。24.3期2Q累計はフィルム部門が増収。液晶偏光子保護フィルム「コスモシャインSRF」の販売が伸長。 記:2024/01/15
4506 東証プライム
394
4/18 15:00
+14(%)
時価総額 156,773百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4568 東証プライム
4,536
4/18 15:00
+93(%)
時価総額 8,831,746百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
5214 東証プライム
3,845
4/18 15:00
+90(%)
時価総額 382,666百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
5301 東証プライム
1,042
4/18 15:00
+9(%)
時価総額 234,391百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。電炉用黒鉛電極やカーボンブラックに強み。23.12期3Q累計は競争激化の黒鉛電極で在庫評価損を計上。半導体向け製品も振るわず。だがカーボンブラックが好調。円安も寄与して増収増益に。 記:2024/01/15
5401 東証プライム
3,463
4/18 15:00
+31(%)
時価総額 3,290,962百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6297 東証スタンダード
582
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 5,221百万円
ボーリング機器で国内首位。温泉、さく井などの工事も。24.3期3Q累計は前期買収のボーリング用掘削ビットメーカーが通期貢献。原価管理の徹底も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。ベナンでODA案件を獲得。 記:2024/03/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6702 東証プライム
2,470.5
4/18 15:00
-23(%)
時価総額 5,116,672百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6753 東証プライム
821.4
4/18 15:00
+21.4(%)
時価総額 534,244百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6902 東証プライム
2,875.5
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 9,062,943百万円
国内最大、世界2位の自動車部品メーカー。エンジンやHV車のパワーコントロールユニット、走行安全関連製品を手掛ける。北米地域は黒字転換。電動化・安心・安全製品の拡販等が寄与。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/08
7003 東証プライム
1,617
4/18 15:00
-12(%)
時価総額 166,711百万円
船舶やディーゼルエンジン、港湾クレーン等の製造、海洋資源開発などを手掛ける。連結子会社に三井海洋開発。成長事業推進部門は大幅な増収増益。脱炭素化対応の案件増などが寄与。24.3期2Qは営業黒字転換。 記:2024/01/09
7201 東証プライム
570
4/18 15:00
+3.5(%)
時価総額 2,405,808百万円
大手自動車メーカー。三菱自動車、ルノーとの3社でアライアンスを構築し、部品やプラットフォームの共通化を推進。グローバル小売台数は増加。中国は伸び悩むが、北米販売が好調。24.3期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/08
7211 東証プライム
480.7
4/18 15:00
+5.3(%)
時価総額 716,379百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7267 東証プライム
1,785.5
4/18 15:00
-4(%)
時価総額 9,702,916百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8002 東証プライム
2,647
4/18 15:00
+45(%)
時価総額 4,548,107百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
7,164
4/18 15:00
+103(%)
時価総額 11,408,434百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,950
4/18 15:00
+260(%)
時価総額 13,031,150百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27