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良品計画、ミタチ、ライフコーポなど

2023/7/10 16:08 FISCO
<8194> ライフコーポ 3305 +245大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は63.5億円で前年同期比15.0%増となり、据え置きの通期計画198億円、前期比3.4%増に対して順調なスタートとなっている。主力である生鮮食品や一般食品の売上が順調に拡大したほか、コスト抑制の効果なども表面化しているもよう。また、同時に発表した6月の既存店売上は前年同月比2.8%増、4カ月連続でのプラス成長となっている。 <7085> カーブスHD 722 -30大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は30.9億円で前年同期比27.2%増となり、上半期実績の同17.6%増から増益率が拡大した。ただ、季節要因があるとはいえ、12-2月期の14.0億円から3-5月期は10.6億円と水準は低下しており、ポジティブなインパクトは限定的に。沖縄県を筆頭に新型コロナの感染が再拡大の兆しを見せていることもあって、目先の出尽くし感が優勢となったようだ。 <1712> ダイセキS 1378 +25大幅続伸。バイオディーゼル燃料の精製方法として、これまで世界的にみても例の無い分離膜による精製方法を愛知県に提案することにより、リサイクル関係設備整備事業の採択を受けたとしている。また、補助金を活用して年度中に精製処理設備の導入を計画していることも併せて発表。分離膜による精製によって、生産性の向上や環境負荷の低減などが図れることになるもよう。 <5851> リョービ 2217 +152大幅反発。EVの新しい生産技術である「ギガキャスト」を使う大型車体部品の生産に参入すると報じられている。一体成型で数十個の鋼板部品を1個のアルミ部品に置き換えて、車体の製造コストを2割下げることができるようになるもよう。ギガキャストは米テスラが20年に導入しているほか、VWやトヨタなどでも導入計画があるもよう。同社では約50億円を投じて建屋を新設する計画のようだ。 <7921> TAKARA & COMPANY 2311 -29急反落。先週末に23年5月期決算を発表、営業益は38.1億円で前期比7.1%増となり、従来計画の36億円を上回った。また、24年5月期は39億円で同2.3%増と増益を見込み、年間配当金も前期の70円から80円に増配計画。一方、株主優待制度廃止を発表し、ネガティブ材料につながったようだ。これまで100株以上保有の株主に対して1500円相当(3年以上保有では2000円相当)の商品を贈呈していた。 <3321> ミタチ 1166 -193急落。前日に23年5月期決算を発表、営業利益は24.9億円で前期比23.4%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準をやや上回った。一方、24年5月期は16億円で同35.8%減の見込みと、一転して大幅減益予想となっている。記念配の一巡もあり、年間配当金も前期の65円から40円に減配計画。需要増加の反動や在庫調整などを想定しているもよう。想定外の大幅減益見通しがネガティブなインパクトに。 <3454> Fブラザーズ 1020 +37大幅に9日続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は30.7億円で前年同期比2.6倍となり、第1四半期大幅減益決算から一転して大幅増益に。据え置きの通期計画33.5億円、前期比84.2%増に対する進捗率も91.7%に達している。利益率の高い賃貸不動産の売却が完了したことなどが収益拡大の要因に。なお、不確定要素などを考慮して、通期予想は保守的に据え置いているとしている。 <7427> エコーTD 992 +150ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は4.5億円で前年同期比5.2倍の水準となり、据え置きの上半期計画5億円、同22.9%増に対する進捗率は90.8%に達している。業績の大幅な上振れ期待が高まる状況となっているもよう。売上高が2ケタ成長となったほか、物流コスト上昇の抑制や配送ルートの見直し、在庫管理の徹底などで収益率も向上したもよう。 <7453> 良品計画 1672.5 +300ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、3-5月期営業利益は125億円で前年同期比2.1倍となり、市場コンセンサスを30億円近く上回った。累計営業利益は227億円で同8.7%減だが、上半期実績の同46.0%減から減益幅は大きく縮小。通期計画の下振れ懸念なども後退する状況に。月次動向から警戒感が高まっていた中、見直しの動きにつながった。値上げ効果などによって粗利益率が底打ちしてきているもよう。 <6506> 安川電 6003 -214大幅に5日続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業益は164億円で前年同期比17.9%増となった。また、受注高は1372億円で前四半期比では8%増となった。業績・受注ともに市場コンセンサスに沿った数値とみられ、サプライズは限定的。ただ、受注高は会社計画比でやや弱含みのもようであり、半導体投資の回復が見えていないことで、第2四半期の受注は伸び悩むとの見通しも示されており、ネガティブな反応が先行。 《ST》
関連銘柄 10件
1712 東証スタンダード
1,211
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 20,377百万円
土壌汚染調査・処理事業が主力。廃石膏ボードリサイクル、バイオディーゼル燃料の製造販売、太陽光パネル処理等も手掛ける。価格優位性などが強み。土壌汚染調査・処理事業ではコンサル営業の強化等に取り組む。 記:2024/08/10
3321 東証スタンダード
1,130
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 9,000百万円
電子デバイス専門のエレクトロニクス商社。取り扱いメーカーは700社超。自動車分野が主要取引先。自社ブランド開発なども。愛知県名古屋市に本社。モビリティ分野の取り組みを強化。27.5期売上1000億円目標。 記:2024/10/24
3454 東証スタンダード
1,151
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 16,626百万円
不動産投資やプライベートエクイティ投資等を行う投資銀行事業が主力。ホテル・旅館等の運営を行う施設運営事業、投資運用事業も手掛ける。案件発掘力などが強み。持続的なポートフォリオの規模拡大等に取り組む。 記:2024/10/24
5851 東証プライム
2,022
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 66,010百万円
独立系のダイカストメーカー。自動車業界が主顧客。建築用品や印刷機器も。海外売上が過半。新興国も拡大。自動車生産の回復等でダイカスト事業は堅調。原材料高が重し。配当性向は30%程度目安。 記:2024/06/13
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
791
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 74,241百万円
女性専用ジム「カーブス」を直営・FCで全国展開。男性向け「メンズ・カーブス」やオンラインフィットネス「おうちでカーブス」等も。店舗数は1980店舗超。会員数は80万人超。会員向け物販が拡大。人件費増こなす。 記:2024/10/18
7427 東証スタンダード
913
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 5,547百万円
ペットフード・ペット用品の卸。「みんな大好き!!ペット王国」を定期開催するイベント事業、店舗開発事業等も。国分グループ本社が筆頭株主。オリジナル商品の販促強化、店舗開発事業のサービスレベル向上図る。 記:2024/06/09
7453 東証プライム
3,025
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 849,360百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
7921 東証プライム
2,715
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 35,710百万円
金融商品取引法関連製品、IR関連製品などディスクロージャー関連事業が主力。通訳・翻訳事業も。上場企業・IPO予定企業の情報開示サポートに強み。新事業領域の拡大図る。中計では26.5期営業利益43億円目標。 記:2024/10/24
8194 東証プライム
3,330
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 164,672百万円
近畿圏、首都圏でスーパーマーケットを展開。1910年創業。人口集中エリアへのドミナント戦略に特徴。クレジットカード事業等も。三菱商事の持分法適用会社。24年8月末で311店舗展開。新規出店の強化に注力。 記:2024/10/27