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ダイセキS、ジェクシード、クラウディアなど

2023/7/3 15:33 FISCO
<3549> クスリのアオキ 8229 +130反発。先週末に23年5月期決算を発表。営業利益は162億円で前期比15.3%増となり、市場予想を5億円程度下振れた。ただ、3-5月期は前年同期比2ケタ増に回復。一方、24年5月期は178億円で同9.7%増を見込み、コンセンサス下限レベルに。前場はネガティブな反応がやや先行。しかし、下値抵抗線とされる25日線水準を下回ったため、次第に押し目買いが優勢に、大引けにかけてプラスに転じる。 <8276> 平和堂 2357 +207大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は26億円で前年同期比37.7%増となり、据え置きの上半期計画29億円、同39.9%減に対して、想定以上に高い進捗率となっている。大幅な業績上振れ期待が高まる状況となっているもよう。単体の既存店売上が順調に増加しているほか、中国子会社、並びに外食子会社などの収益改善も進んだもよう。 <6871> マイクロニクス 2223 +223急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に、目標株価も1700円から2700円に引き上げた。足もとで生成AI普及に伴いサーバ用メモリ向けのプローブカード需要が回復し、来年にはPC用メモリ向けの需要回復も重なり、24年12月期は本格的な回復局面を迎えると評価。なお、23年12月期も営業利益は56億円を予想し、コンセンサス35.5億円を上回ると分析している。 <6264> マルマエ 1873 +168大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は7.7億円で前年同期比55.7%減となり、通期予想は従来の16.8億円から7.3億円に下方修正。半導体分野における市場環境悪化の長期化、装置部品における在庫調整の影響が大きくなっていることが下方修正の背景。ただ、上半期の受注実績からは業績下振れも想定線、半導体関連の中では株価の出遅れ感も強く、目先の悪材料出尽くしと受けとめられた。 <2975> スター・マイカ・ホールディングス 628 -25大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は28.1億円で前年同期比25.6%減となり、従来予想の26.2億円をやや上振れる着地になっている。通期予想は52.2億円、前期比14.4%減を据え置き。リノベマンション事業において、前年同期比では販売戸数が減少し、販売利益率も低下している。決算数値にサプライズは乏しいものの、大幅減益決算自体が改めての失望売りにつながる形へ。 <7888> 三光合成 729 +84急伸。先週末に業績・配当予想の上方修正を発表している。23年5月期営業利益は従来予想の28億円から34億円、前期比33.7%増に引き上げ。車両用部品のほか、日本・アジアでの車両向け金型の受注が増加しているほか、為替相場の円安推移なども業績上振れの背景に。年間配当金も従来計画の14円から16円に引き上げている。第3四半期までの状況から上振れ期待はあったが、修正幅は想定以上と捉えられる。 <1712> ダイセキS 1308 +235急騰。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は8.9億円で前年同期比4.8倍となり、上半期予想は従来の8.5億円から12.9億円、前年同期比2.8倍に、通期では15.9億円から20.4億円、前期比48.2%増にそれぞれ上方修正している。主要事業である土壌処理事業において、コンサル営業による案件が好調に推移しているもよう。業績変化率の大きさにポジティブなインパクトが先行。 <2935> ピックルスHD 1373 +112大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は7.5億円で前年同期比11.7%増となっている。据え置きの上半期計画11.8億円、同0.4%増に対して高い進捗率となっており、ポジティブな反応が先行する形に。巣ごもり需要の反動減の影響が落ち着いたこと、コンビニエンスストア向けの売上が好調に推移したことなど、増収効果が原材料費や物流費上昇をカバーしているようだ。 <3719> ジェクシード 252 -56急落。高速EV充電設備の販売及び設置・保守管理事業を新規事業として開始すると先週末に発表。同時に、新規事業に進出する上での資金確保を目的に、第三者割当による新株式並びに新株予約権の発行も発表した。119万400株をB&Dエナジー投資事業有限責任組合に割り当て、発行価額は252円となっている。また、新株予約権発行による潜在株式は215万500株となる。株式価値の希薄化をマイナス視する動きが先行。 <3607> クラウディア 785 +100ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は8.1億円で前年同期比3.2倍の水準となり、通期予想は従来の4億円から5億円、前期比4.8倍にまで上方修正している。ブライダル市場が徐々に復調し、最終消費者の挙式意欲が好調に推移したことを反映して売上高が想定以上に拡大するもよう。なお、第4四半期は不需要期のため、収益水準は低下することになる。 《ST》
関連銘柄 10件
1712 東証スタンダード
1,211
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 20,377百万円
土壌汚染調査・処理事業が主力。廃石膏ボードリサイクル、バイオディーゼル燃料の製造販売、太陽光パネル処理等も手掛ける。価格優位性などが強み。土壌汚染調査・処理事業ではコンサル営業の強化等に取り組む。 記:2024/08/10
1,054
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 13,552百万円
浅漬、キムチ、惣菜等の製造・販売を行うピックルスコーポレーションを中核とする持株会社。「ご飯がススムキムチ」が看板商品。埼玉県所沢市に本社。牛角やみつきになる!丸ごと塩オクラの販売促進などに取り組む。 記:2024/10/27
674
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 22,916百万円
リノベーションマンションの賃貸、売買等を行うリノベマンション事業が主力。インベストメント事業、不動産の売買・賃貸仲介等を行うアドバイザリー事業も。オーナーチェンジ物件中心に積極的な物件購入を実施。 記:2024/10/24
3,303
11/22 15:30
+92(%)
時価総額 312,457百万円
北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。1869年創業。石川県白山市に本社。グループ店舗数は950店舗超。調剤併設率の向上、生鮮食品の導入など品揃え強化を図る。 記:2024/10/20
3607 東証スタンダード
341
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 3,304百万円
直営ドレスサロン「銀座クチュールナオコ」の運営等を行うコンシューマー事業が柱。ウエディングドレス、タキシード等の製造・卸売なども手掛ける。衣裳事業は販売単価の向上図る。式場事業は広告宣伝などを見直し。 記:2024/10/25
3719 東証スタンダード
219
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 5,320百万円
ERPコンサルティングなどITコンサルティング事業が主力。米オラクル社の「JD Edwards」や「NetSuite」等の導入支援を行う。デジタルサイネージ事業も展開。非IT領域にも積極的に取り組む。 記:2024/06/15
6264 東証プライム
1,606
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 20,963百万円
半導体・FPD製造装置の部品の開発・製造等を行う。真空チャンバー、排気板、静電チャック等が主要製品。鹿児島県出水市に本社。太陽電池製造装置部品は引き合い継続。消耗品を強化。26.8期売上高120億円目標。 記:2024/10/29
6871 東証プライム
3,820
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 152,896百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7888 東証プライム
614
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 18,843百万円
精密プラスチック部品メーカー。合成樹脂成形品の製造・販売、金型の設計・製造等を行う。富山県南砺市に本社。ホンダなど自動車メーカー各社が主要取引先。原価低減推進。中期的に売上高営業利益率10%以上目標。 記:2024/10/28
8276 東証プライム
2,228
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 117,072百万円
滋賀県地盤の総合スーパー。「アル・プラザ」や「フレンドマート」などを展開。飲食店・アミューズメント施設の運営、惣菜等の製造・販売も。グループ店舗数は370店舗超。重点エリアへの出店拡大等に取り組む。 記:2024/08/12