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エスプール、アドヴァンG、ニューテックなど

2023/7/6 15:29 FISCO
<8923> トーセイ 1810 -58大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業益は125億円で前年同期比33.8%増となり、第1四半期の同19.3%増から増益率は一段と上昇。据え置きの通期予想は148億円、前期比9.7%増であり、高い進捗率なども意識された。ただ、四半期ごとの業績変動幅は比較的大きく、会社側では概ね計画通りの推移としているため、大幅な上振れ期待の高まりには至っていない。株価も高値圏にあり、目先の出尽くし感に。 <2789> カルラ 423 -4上昇スタートも後場から反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は95百万円で前年同期比123百万円の損益改善となった。会社側では業績予想を公表していないが、四季報予想では通期100万円の予想であり、コンセンサス比で高い進捗率と捉えられた。ちなみに、22年2月期までは3期連続赤字であり、通期黒字化への確度も高まる形に。コロナ感染が収束に向かっていることで、5月以降は売上、客数ともに回復傾向に。 <6734> ニューテック 1465 -179急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は62百万円で前年同期比14.3%増となり、上半期計画22.5%減益に対し、2ケタ増益と順調な出足となっている。ただ、通期予想は上方修正しているものの、従来の445百万円から448百万円へとわずかな修正にとどまっている。先週末から前日にかけて株価は上昇ピッチを速めており、決算期待も織り込まれていたとみられる中、出尽くし感が先行する状況のようだ。 <7463> アドヴァンG 1003 +80大幅反発。22年1月以来の株価4ケタ回復。前日に第1四半期決算を発表、経常利益は62.2億円で前年同期比75.3%増となり、据え置きの通期計画52.5億円、前期比1.8%増を超過する状況となっている。円安に伴う為替予約評価益21億円を営業外に計上することが好進捗の主因ではあるが、本業の営業利益も前年同期比31.9%増と、上半期計画1.0%増を上回る推移とみられる。 <5838> 楽天銀行 1870 -132大幅続落。SMBC日興証券では投資判断「2」、目標株価2000円で新規にカバレッジを開始した。目標株価が前日終値並みの水準にとどまっていることで、先高期待の後退にもつながったようだ。SMBC日興証券では、ネット銀行である一方、カードローン・住宅ローン・各種の証券化債権・投資用不動産向けローンが収益の軸であり、現状は他行同様「銀行」としてPBR-ROEベースの評価をするのが妥当と判断している。 <5406> 神戸鋼 1377 +32大幅続伸。24年3月期の配当性向について、従来の15-25%から引き上げを検討すると報じられている。財務担当副社長は、配当性向について現時点では何も決まっていないとしたうえで、引き上げを含めて検討していく考えを示しているもよう。現状は配当予想を公表していないが、現在の収益予想を基に配当性向を25%として計算すると、60円強の配当になり、前期より20円以上の増配になる見通し。 <3046> JINSHD 3240 +175大幅反発。前日に6月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比9.4%増となり、5カ月連続でのプラス成長になった。増収率の大きさは22年5月以来。オプションレンズの販売促進による装着率の向上、アウトドアメーカー「Snow Peak」とのコラボモデル「JINS×Snow Peak」シリーズ発売効果などが売上増を牽引する格好に。23年8月期の全店売上高は、6月までで前年同期比3.7%増の推移に。 <8848> レオパレス21 301 +22大幅続伸。発行済み株式数の15.2%に当たる5000万株、100億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は7月6日から24年1月5日まで。取得方法は立会外取引による買付、並びに、市場買付としている。自己資本比率の改善、割安な株価水準などを考慮したことが自社株買い実施の理由としている。高水準の自社株買いによる需給の改善を期待する動きが先行している。 <2471> エスプール 651 +100ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は14.9億円で前年同期比4.6%減となり、従来計画の14.1億円を上回る着地になっている。3-5月期は10.4億円で同16.4%増となり、四半期ベースでは過去最高水準に到達している。足元株価は安値圏での推移となっていた中、見直しの動きが進む展開になっているようだ。障がい者雇用支援、環境経営支援事業の売上増加が業績を牽引する形に。 <6526> ソシオネクスト 16950 -5000ストップ安比例配分。1262万4800株の株式売出を発表、富士通、パナソニックHD、日本政策投資銀行が保有する全株式を売却する。売却株式は発行済み株式数の37.5%に相当する規模となり、当面の需給悪化につながるとの懸念が強まる展開へ。売却価格決定期間は11日から13日まで、海外の機関投資家が販売先となるもよう。なお、同社株価は22年10月の上場初値から一時は7.4倍の水準まで上昇していた。 《ST》
関連銘柄 10件
2471 東証プライム
340
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 26,863百万円
人材派遣や人材アウトソーシング、プロフェッショナル人材活用、障がい者雇用支援、行政BPO等を手掛ける。ビジネスソリューション事業は増収。障がい者雇用支援サービスや自治体の環境経営支援も拡大。IFRS移行。 記:2024/09/29
2789 東証スタンダード
466
11/22 15:11
±0(%)
時価総額 2,806百万円
東北中心に「和風レストランまるまつ」を展開。1910年創業。宮城県富谷市に本社。そば処丸松、かつグルメ等も。店舗数は100店舗超。まるまつはグランドメニューの改定により、粗利益の改善や客単価の向上図る。 記:2024/08/02
3046 東証プライム
6,350
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 152,273百万円
眼鏡専門店「ジンズ」を展開するSPA(製造小売業)。海外は中華圏を軸に出店。店舗数は730店舗超。アプリ会員数は1430万人超。国内アイウエア事業ではJINS極薄レンズなどオプションレンズの装着率が上昇。 記:2024/06/03
5406 東証プライム
1,626.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 644,657百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5838 東証プライム
4,084
11/22 15:30
+21(%)
時価総額 694,358百万円
楽天グループのネット銀行。口座数は国内ネット銀行でトップ。銀行システムの開発、運用・保守を自社で行う。充実のサービスラインナップなどが強み。口座数は1580万口座超。セキュリティの更なる強化等を推進。 記:2024/10/07
6526 東証プライム
2,360
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 423,382百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
6734 東証スタンダード
1,549
11/22 14:46
-1(%)
時価総額 3,223百万円
ファブレス型のストレージメーカー。NASやDAS、ストレージサーバ、バックアップストレージ等を手掛ける。産業用PCやネットワーク製品等も。多彩な販売チャネルが強み。ミラーカードなどOEM製品の供給推進。 記:2024/10/20
7463 東証スタンダード
949
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 45,849百万円
タイルや石材、キッチンなどの建材・建築資材、住宅設備を扱う専門商社。メーカー機能も持つ。生産は海外の協力工場に委託。宿泊施設等が主要納入先。ショールーム拡充による顧客基盤拡大、商品ラインナップの強化図る。 記:2024/10/26
8848 東証プライム
542
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 178,529百万円
単身者向けアパートの開発・賃貸等を行う賃貸事業が主力。管理戸数は55万戸超。介護施設「あずみ苑」の運営等を行うシルバー事業も展開。物件メンテナンスなどに積極投資。入居率、稼働家賃単価の向上を図る。 記:2024/07/07
8923 東証プライム
2,353
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 114,553百万円
中古不動産の改修・販売等を行う不動産再生事業が柱。不動産開発事業、不動産賃貸事業、不動産ファンド・コンサルティング事業等も展開。名古屋鉄道と資本業務提携。中計では26.11期売上高1232億円目標。 記:2024/10/25