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富士フイルム、花王、パナHDなど

2023/5/11 16:01 FISCO
<4901> 富士フイルム 7659 +425大幅反発。前日に23年3月期決算を発表、営業益は2731億円で前期比18.9%増となり、市場予想を100億円強上回った。また、24年3月期は2900億円で同6.2%増を見込み、コンセンサスを150億円程度上回る。年間配当金も前期比20円増の150円を計画。相対的に安心感の強い決算内容を評価の動きが優勢に。なお、米半導体材料メーカーEntegris社の半導体用プロセスケミカル事業買収も発表。 <4452> 花王 5037  -278大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は72.8億円で前年同期比68.3%減益となり、200億円強の水準であった市場予想を大幅に下振れた。通期計画1200億円、前期比9.0%増の見通しは据え置いたが、進捗率は6%程度にとどまり、下振れ懸念が強まる状況に。とりわけ、国内ブランド削減に伴う粗利減やコスト増、中国「フリープラス」大幅刷新に伴う出荷抑制の影響で、化粧品事業が伸び悩む形のようだ。 <6752> パナHD 1374.5 +77.5大幅反発。前日に23年3月期決算を発表、営業利益は2886億円で前期比19.3%減となり、ほぼ市場予想水準で着地。インダストリー・エナジーの減益が響く。一方、24年3月期は4300億円で同49.0%増を見込み、市場予想を500億円近く上回る水準に。IRA補助金効果を800億円ほどと想定、補助金効果を除いたベースでも大幅な増益を見込む。くらし事業・オートモーティブ・コネクト・エナジーがけん引。 <5713> 住友鉱 4466 -594急落。前日に23年3月期の決算を発表、税前利益は2299億円で前期比35.7%減益、従来会社計画並みの水準で着地へ。一方、24年3月期は770億円で同66.5%減の大幅減益見通しとしている。市場予想は1700億円程度の水準であったとみられ、一過性要因の発生もあるようだが、想定外の大幅減益見通しにネガティブなインパクトが先行。年間配当金も前期の205円から54円と大幅減配計画。 <7735> スクリーンHD 11560 +140続伸。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は765億円で前期比24.8%増、コンセンサス並みの水準で着地。一方、24年3月期は850億円で同11.2%の増益見通しに。市場コンセンサスは2ケタ減益との見方であったため、ポジティブな反応が先行する形のようだ。ただ、もともとの中計目標値の水準でもあることから、買い一巡後はやや出尽くし感も強まる状況となっているもよう。 <9064> ヤマトHD 2504 +122大幅続伸。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は601億円で前期比22.2%減となった一方、24年3月期は800億円で同33.1%増と増益に転じる見込み。価格改定効果などを見込んでいるもよう。実績値・ガイダンスともにほぼ市場想定線とはみられるが、自社株買いの発表をポジティブ視する動きが優勢になっている。発行済み株式数の6.06%に当たる2200万株、500億円を上限としている。 <3289> 東急不HD 726 +47大幅続伸。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は1104億円で前期比31.7%増益となり、コンセンサスを150億円程度上回る着地に。年間配当金も19円から23.5円に増配。また、24年3月期は1120億円で同1.4%増の見通し。増益率は鈍化見通しもコンセンスは100億円程度上振れている。リオープニング需要がけん引する形へ。年間配当金は28円と一段の増配計画。 <4151> 協和キリン 2619 -391急落。前日に第1四半期の決算を発表、コア営業利益は170億円で前年同期比2.1%減となり、ほぼ市場想定水準での着地とみられる。一方、糖尿病性腎臓病「バルドキソロンメチル」の開発中止を発表している。治験を実施してきたが、症状の進行を遅らせる効果が認められなかったようだ。これに伴う減損損失の計上によって、23年12月期税引前利益は従来予想の940億円から860億円に下方修正。 <3968> セグエ 957 +150ストップ高比例配分。前日に発表した第1四半期決算がポジティブサプライズにつながった。営業利益は4.2億円で前年同期比85.8%増と大幅増、据え置きの通期予想10億円、前期比10.3%増に対して高進捗となっており、業績上振れが意識されたようだ。DXインフラの販売が大幅に増加し、納期遅延の改善も図られているもよう。また、好調なプロダクト販売に付随し設計及び構築サービスなども増加のようだ。 <4053> サンアスタリスク 1144 +150ストップ高比例配分。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は4.8億円で前年同期比55.8%増となり、純利益は同3倍と急拡大。据え置きの通期計画に対する純利益の進捗率は38.9%に達している。既存顧客からの継続・安定した堅調な受注と新規顧客の増加が継続していることで、「クリエイティブ&エンジニアリング」が2ケタ増と堅調推移。業績上振れを意識する流れとなっているもよう。 《TY》
関連銘柄 10件
1,159.5
5/2 15:00
+9(%)
時価総額 834,644百万円
総合不動産大手。渋谷エリアでの商業、オフィスに強み。傘下にホテルや東急リバブルなど。オフィスビル・商業施設の空室率は低水準維持。アセット売却の増加等で都市開発事業は堅調。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/24
3968 東証プライム
522
5/2 15:00
+5(%)
時価総額 18,355百万円
セキュリティ製品などを輸入・販売。SIも。24.12期はセキュリティ製品の増販を想定。SIも伸びる見込み。デリバティブ損失をこなして最高純益を計画。新中計を5月に公表へ。26.12期まで配当性向5割目安。 記:2024/04/15
901
5/2 15:00
-21(%)
時価総額 34,015百万円
スタートアップの新規事業やDX化支援を展開。ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの一貫提供体制を構築。IT人材の育成・紹介も事業領域。クリエイティブ&エンジニアリングの好調で、23.12期は利益急伸。 記:2024/02/29
4151 東証プライム
2,667.5
5/2 15:00
±0(%)
時価総額 1,440,450百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
6,543
5/2 15:00
-49(%)
時価総額 3,107,925百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
3,413
5/2 15:00
+44(%)
時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5713 東証プライム
5,265
5/2 15:00
+47(%)
時価総額 1,531,136百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
1,387.5
5/2 15:00
+12(%)
時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
16,640
5/2 15:00
+140(%)
時価総額 1,690,458百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
9064 東証プライム
2,021
5/2 15:00
-19(%)
時価総額 767,626百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06