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オーナンバ、ミツウロコHD、三信電気など

2022/12/19 15:23 FISCO
<6502> 東芝 4424 -326大幅反落。日本産業パートナーズを中心とした買収提案の内容が固まりつつあると伝わっている。業績悪化と買収後の運転資金なども踏まえ、最大2兆2000億円程度を想定していたTOB総額を2兆円弱にとどめる検討も始めているようだ。これに伴い、買収プレミアムの低下を織り込む動きとなっているもよう。先週末には主要銀行の融資方針を受けて、非公開化へ向けた流れの前進をポジティブ視する動きも強まっていた。 <2651> ローソン 4890 -170大幅続落。完全子会社の成城石井が東証への上場申請を取り下げると発表している。欧米景気の先行きが不透明な中で、海外機関投資家からの資金調達が想定通り進まない可能性を考慮したもよう。成城石井では9月に新規上場を申請し、早ければ23年春頃にも上場が認められるとみられていた。今後も上場を目指す方針は維持するようだが、申請手続きの再開時期などは未定。含み資産の拡大など株式価値向上への期待が後退の形に。 <7004> 日立造 867 +37大幅反発。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続で、目標株価を1130円から1300円に引き上げた。追加費用を多く計上してきた同社が不透明な環境下でも安定成長に転じており、事業再編も併せて企業体質の変革期に入ったと評価している。大型案件を受注したInovaの工事進捗、売電事業やSBEの黒字化、エンジン事業の赤字縮小などから、24年3月期営業益は前期比12.3%増の229億円になると予想。 <3738> ティーガイア 1650 -124大幅反落。いちよし証券ではレーティング「B」を継続し、フェアバリューを従来の1800円から1700円に引き下げた。モバイル事業は手数料条件の改定や回線契約数の減少など厳しい事業環境が継続、ソリューション事業の端末供給遅れ解消ではカバーできないとみているもよう。23年3月期営業利益は86億円で前期比18.6%減を予想、会社計画112億円を下振れるとみている。24年3月期も連続2ケタ減益を予想。 <7545> 西松屋チェ 1436 +82大幅反発。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は103億円で前年同期比4.2%減益となり、上半期実績の同3.9%増からは減益に転じている。ただ、上半期決算時の業績下方修正がネガティブインパクトにつながって株価が下落していたほか、為替の円安進行による悪影響も織り込まれていたとみられ、目先のあく抜け材料と捉えられる形に。なお、通期予想の113.5億円、前期比7.4%減は今回据え置いている。 <8131> ミツウロコHD 1141 +117急伸。先週末に23年3月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の31億円から63億円にまで大きく引き上げ、前期は8.2億円であった。発電事業者より相対契約で調達した電源が大部分を占めるため、電力不足による市場高騰の影響を最低限に留めることができたとしている。資産除去債務認識に伴う特別損失17.4億円を新たに計上するものの、純利益も27億円の従来計画から30億円に引き上げへ。 <8237> 松屋 1007 +12続伸。水際対策の緩和で富裕層を中心とした訪日客が増え、百貨店では12月に入ってコロナ前を上回る免税売上高を稼ぐ店舗も出てきたなどと報じられている。同社の銀座店では11月以降、50万円前後の高級ブランドのバッグや高級時計が頻繁に売れており、12月1-15日の免税売上高はコロナ前19年の同期を5.7%上回っているもよう。段階的な水際対策の緩和によって、訪日客は23年も大幅に拡大するとみられている。 <8150> 三信電気 2386 +191大幅反発。岸田首相が掲げる「資産所得倍増」に向け、NISAが2024年1月に拡充されることとなっている。制度の恒久化とともに非課税で投資できる期間を無期限にし、投資枠も広がることになる。配当金も無税になるNISAの拡充を受けて、高配当利回り銘柄への見直しが進む形にもなっているもよう。同社は先週末終値ベースでの配当利回りが6.2%と、極めて利回りが高水準の一社である。 <3937> Ubicom 2161 +29大幅反発。SBI証券では投資判断「買い」で新規カバレッジを開始、目標株価を3400円と設定した。今下半期以降は、グローバル事業の単価上方改定などの効果顕在化などから増益率が高まると見ており、中長期的な成長性が同社の魅力点であると指摘。グローバル事業は人員供給力で長期的に優位性を発揮できると考えているほか、メディカル事業ではサブスクリプション収入の積み上げで安定的な業績拡大が見込めるとの見方。 <5816> オーナンバ 786 +100ストップ高。先週末に22年12月期業績の上方修正を発表。営業利益は従来予想の15.5億円から22億円にまで引き上げた。サプライチェーンの改善が想定以上に進んだことで、ワイヤーハーネス部門を中心に売上高が増加、円安による為替のプラス効果も加わったようだ。年間配当金も従来計画の16円から22円に引き上げ、前期比では8円の増配となる。上振れ自体は想定線だが、修正幅の大きさや大幅増配が評価される形に。 《ST》
関連銘柄 10件
2651 東証プライム
10,335
5/17 15:00
-10(%)
時価総額 1,036,601百万円
コンビニ大手。傘下に高級スーパーの成城石井や映画館のユナイテッド・シネマなど。親会社は三菱商事。店内調理サービス「まちかど厨房」や一般用医薬品取扱い店舗を拡充。業容好調で、24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
3738 東証プライム
1,982
5/17 15:00
-7(%)
時価総額 111,139百万円
携帯販売代理店で国内最大。光回線やクオカードの販売も。24.3期上期は回線契約数減少で受取手数料が足踏み。インボイス対応費用なども利益の重石。ただ携帯販売店の来客数が回復傾向に。通期では増収増益を見込む。 記:2024/01/17
3937 東証プライム
1,228
5/17 15:00
-22(%)
時価総額 14,559百万円
ソフトウェアの設計・開発を手掛けるITソリューション提供会社。開発拠点はフィリピン。医師の働き方改革2024対応や電子カルテシステムの付加価値向上など医療分野に注力。メディカル好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/03/28
5816 東証スタンダード
1,250
5/17 15:00
-5(%)
時価総額 15,698百万円
民生・産業用ワイヤハーネスで国内首位。自動車用を強化。太陽光配電線ユニットにも強い。北米自動車産業向け需要の回復等でワイヤーハーネス部門は増収。23.12期通期は増収。24.12期は大幅最終増益見通し。 記:2024/04/14
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7004 東証プライム
1,119
5/17 15:00
-21(%)
時価総額 190,471百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7545 東証プライム
2,279
5/17 15:00
+17(%)
時価総額 158,593百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。1109店舗展開。公式オンラインストアは売上伸長。24.2期通期は増収増益。25.2期は2桁増益見通し。 記:2024/04/17
1,249
5/17 15:00
+41(%)
時価総額 75,733百万円
関東地盤の燃料商社。LPガス・石油製品販売を基盤に電力小売や飲料水製販、不動産賃貸、温浴施設運営も。24.3期3Q累計は暖冬が響きLPガスの販売が伸びず。だが飲料水の増販や電力小売の採算改善などで増益に。 記:2024/03/10
8150 東証プライム
2,131
5/17 15:00
-3(%)
時価総額 34,695百万円
エレクトロニクス商社。半導体や電子部品の販売に加え、ソフト開発やモジュール開発、ネットワーク機器等を提供。デバイス事業は足踏み。24.3期3Qはソリューション事業が堅調。旺盛なDXニーズなどが寄与。 記:2024/02/22
8237 東証プライム
971
5/17 15:00
+7(%)
時価総額 51,745百万円
老舗百貨店。東京都の銀座と浅草に店舗を有し。飲食店も。24.2期3Q累計は訪日客増を追い風に免税売上が想定超。国内富裕層に高額品販売も堅調。販管費増をこなして黒字に。今年4月にB4F社のEC事業を取得へ。 記:2024/03/10