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丹青社、クロップス、光ビジネスなど

2022/12/8 15:24 FISCO
<6981> 村田製 7214 -135大幅続落。ブルームバーグ通信が社長インタビューを報じている。中国メーカー製品の落ち込みに加え、米アップルの「iPhone14」の需要の先行きにも不透明感が増しているとして、世界スマホ市場のさらなる下振れを警戒しているもよう。今期のスマホ需要予測は、4月時点の13億7000万台から10月に10億9000万台程度に下方修正されているが、もう一段の下方修正も見込んでいるようだ。 <7988> ニフコ 3490 +25反発。みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を3050円から4450円へ引き上げた。業績は踊り場を脱し、24/3期以降再び成長局面に入ると予想。BEV(バッテリー式電気自動車)を含めた電動化やADAS(先進運転支援システム)に関連する製品群が寄与すると分析。また、独自の強みにCASEなどの産業構造変化の恩恵が加わることによる成長軌道への回帰は未だ株価に織り込まれていないと。 <8056> ビプロジー 3235 +55大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券ではIT企業6社のカバレッジを開始、同社は投資判断を「オーバーウェイト」に、目標株価を4100円に掲げた。経済再開によって航空・鉄道・レジャー産業などの回復による恩恵が期待できること、ERP刷新費用軽減による今後の販管費増加ペース鈍化で、営業レバレッジが働きやすくなることなどを評価。24年3月期営業益はコンセンサスを9%上回る水準と予想している。 <8919> カチタス 3175 +110大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も3400円から3900円に引き上げている。拠点拡大や人員増強による市場シェア拡大を通じ、中期的に年率 2ケタの利益成長を継続できると安定感を評価している中、株価調整で割安感が強まったと判断のもよう。金利上昇下では賃貸との比較によるディフェンシブ性が評価できるともしている。 <2264> 森永乳 4410 -125大幅反落。クレディ・スイス証券はバリュエーションの切り上がりにより、目標株価を4900円から5100円に引き上げたものの、業績予想は下方修正した。原料高が厳しい中で価格是正を行うも、主力食品事業のトップラインが弱く、利益水準回復は簡単でないとみている。23年3月期営業利益は会社計画並みで、24年3月期は減益を見込むとして、コンセンサスを30億円程度下回る水準にまでそれぞれ減額した。 <2491> Vコマース 1949 -83大幅反落で連日の安値更新。岡三証券では投資判断を「強気」から「中立」に、目標株価も4000円から2300円に引き下げた。10月に行われたZHDによるECモール統合を機に、同社のStore’s R∞に不利となる経済条件の変更が行われており、その影響は従来想定よりも大きくなると考えているもよう。」また、ZHDのコスト抑制の方針から、ショッピングECのGMV成長率が短期的に鈍化するともみている。 <3854> アイル 2094 +124大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は7.3億円で前年同期比2.2倍の水準となっている。据え置きの上半期計画11.3億円、同33.8%増に対する進捗率は64.3%に達している。システムソリューション事業の売上が好調に推移、ストック比率の上昇やパッケージ機能の拡充、製販一体による見積精度向上などで、粗利益率も大幅に上昇のもよう。業績上振れへの期待感が先行する格好になっている。 <9743> 丹青社 724 -62大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は3.3億円で前年同期比64.5%減となり、通期予想は従来の25億円から2億円に下方修正した。主に商業その他施設事業及びチェーンストア事業において、物価高騰に伴う設備投資の抑制及び出店計画の中止・延期などの影響を受け、売上が下振れ、価格競争も想定以上に激化しているようだ。予想外の下期急失速がネガティブサプライズに。 <9428> クロップス 1119 +101急伸。KDDI<9433>との資本業務提携締結を発表。KDDIを処分予定先として42万株の自己株処分を行うほか、KDDIではいすゞ<7202>や愛知銀行からも同社株を取得して、発行済み株式数の20.02%を保有する大株主に。コンシューマ向けKDDIのサービスに関する事業において、より安定的な関係を構築していく。4.4%程度の希薄化につながるものの、それ以上にKDDIとの関係強化が評価された。 <3948> 光ビジネス 1016 +120急伸。前日に22年12月期業績上方修正、並びに、増配を発表。営業利益は従来予想の15億円から20億円に引き上げた。新型コロナワクチン3回目、4回目の接種や住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金に関する受注に加え、ワクチン5回目の接種や価格高騰緊急支援給付金などに関しても受注が獲得できているもよう。年間配当金も従来計画45円から50円に引き上げ、前期比15円の増配となる。 《ST》
関連銘柄 12件
2264 東証プライム
2,935
11/22 15:30
-26.5(%)
時価総額 269,955百万円
1917年創業の乳製品メーカー。ヨーグルト等の栄養・機能性食品事業、アイスクリーム等の主力食品事業が柱。チルドカップタイプコーヒー等で国内トップシェア。主力食品事業ではプロダクトミックスの改善等に注力。 記:2024/09/01
2491 東証プライム
1,150
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 39,642百万円
アフィリエイト広告等のマーケティングソリューションズ事業、ECモール向けクリック課金型広告等のECソリューションズ事業が主力。アフィリエイトサイト数は78万件超。金融カテゴリーの売上構成比率が高い。 記:2024/10/27
3854 東証プライム
3,180
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 79,637百万円
基幹業務管理システム「アラジンオフィス」、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」等を手掛ける。Web商材の製品力強化などに取り組む。中計では27.7期売上高235億円目標。 記:2024/10/25
3948 東証スタンダード
789
11/22 15:14
±0(%)
時価総額 4,588百万円
振込用紙や注文書等のビジネスフォーム印刷、パンフレット等の商業印刷、データプリントサービス、DM送付等のBPOなどを手掛ける。中期経営計画では26.12期売上高100億円目標。重点分野の事業拡大等に注力。 記:2024/08/02
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7202 東証プライム
1,999
11/22 15:30
+17.5(%)
時価総額 1,500,995百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7988 東証プライム
3,686
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 369,547百万円
工業用ファスナーなどエンジニアリングプラスチック製品の製造・販売を行う。神奈川県横須賀市に本社。自動車関連企業などが主要取引先。高級ベッド「シモンズ」のベッド及び家具事業も。非自動車の新規事業創出図る。 記:2024/07/28
8056 東証プライム
4,318
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 434,667百万円
大手システムインテグレーター。旧社名は日本ユニシス。大日本印刷の持分法適用会社。金融向けに強み。配当性向40%目処。金融分野はフルバンキングシステム等の売上が拡大。27.3期売上高4200億円目標。 記:2024/06/13
8919 東証プライム
2,078
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 163,437百万円
中古住宅再生事業を手掛ける。中古住宅買取再販の販売件数で国内トップ。地方都市が主なターゲット。中低所得者層が主な顧客層。木造戸建住宅の再生ビジネスに強み。配当性向40%以上目安。25.3期は増収増益計画。 記:2024/07/04
9428 東証スタンダード
1,013
11/22 15:16
-1(%)
時価総額 9,722百万円
東海地方中心にau Style/ショップ・UQスポットを展開。KDDIの一次代理店。人材派遣事業、ビルメンテナンス事業等も。移動体通信事業ではLTV商材の販売拡大図る。大手顧客向け清掃・設備管理等は拡大。 記:2024/06/09
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9743 東証プライム
817
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 39,562百万円
ディスプレイ業界2強の一角。商業施設や博物館等の内装・展示デザインなどを手掛ける。プロジェクト数は年間6000件超。飛騨高山美術館などで実績。商業その他施設事業は受注順調。27.1期売上高860億円目標。 記:2024/10/29