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土屋HD、コロワイド、大真空など

2021/8/25 16:23 FISCO
<6962> 大真空 3440 +285大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」を継続し、目標株価を4500円から4900円に引き上げている。水晶デバイス高付加価値品の拡販に伴う業績成長を評価、今後本格的な成長局面が到来するとみているもよう。22年3月期営業利益は36億円から46億円、前期比2.2倍にまで上方修正、会社計画の30億円を大幅に上回ると予想している。 <1840> 土屋HD 189 +23急伸。国土交通省は住宅の省エネ化を交付金で支援、戸建てやマンションの改修工事で断熱材などを活用する場合、費用の一部を自治体を通じて補助すると報じられている。家庭の省エネ加速化に向け、新築だけでなく既存住宅の取り組みもテコ入れするようだ。同社は断熱住宅に強みと位置付けられていることもあって、短期資金の関心が集まる状況となっている。 <6586> マキタ 6170 +大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も5800円から7300円に引き上げた。建設需要向けプロ用電動工具の販売増で業績拡大が期待できること、園芸用機器など新分野の中長期的な収益力・成長力が高まっていることを引き上げの背景と説明。主力地域で値上げ進展や販売好調が続くとして、22年3月期営業利益は1238億円にまで上方修正。 <5741> UACJ 2625 +72大幅続伸。ダイキン工業<6367>では24年度までに、主力のエアコンに使う銅の量を現在の年9万トンから半減させると報じられている。経済回復期待や自動車電動化などの動きを背景に、銅価格は1年で4~5割上昇しており、コスト面で有利なアルミニウムへの切り替えを進めるようだ。今後もこうした素材のアルミへのシフトの流れが強まるとの見方から、アルミ大手の同社には需要拡大への期待が強まっているようだ。 <5401> 日本製鉄 2027.5 +55大幅続伸。トヨタ自動車では部品会社に卸す下期の鋼材価格を上期比で1トン当たり2万円程度引き上げると報じられている。値上げ幅は10年度以降で最大となったもよう。支給価格の前提となるのは、トヨタと同社の価格交渉で、価格引き上げで決着との見方が強まっているもよう。自動車向け鋼材の価格上昇による収益へのプラスインパクトが想定される形になっている。 <4507> 塩野義薬 7106 +316大幅反発。開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、初期の臨床試験で1回目投与後の安全性を確認したと発表している。今後は、3週間の間隔をあけた2回目の投与後の安全性や有効性を確認していくようだ。また、開発中の新型コロナウイルス治療薬についても、2022年3月末までに国内外で1000万人分の生産体制を整える方針を明らかにしており、コロナ対策銘柄として期待感が高まる状況になっている。 <9843> ニトリHD 20305 -510大幅続落。前日に8月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比18.5%減、4カ月連続での前年割れとなっている。客単価が同1.6%上昇した一方、客数は同19.9%減少している。前年同月はコロナ禍で売上が伸長していたほか、今年は全国的な自然災害などもマイナスに影響したもよう。上半期トータルでの既存店増収率は前年同月比12.0%減となる格好に。 <8057> 内田洋行 5380 -70伸び悩んで反落。前日に21年7月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の90億円から102億円、前期比40.8%増に引き上げ。民間市場の需要回復が進み、情報関連事業分野、オフィス関連事業分野とも想定以上に推移したようだ。ただ、第3四半期まででも4割強の増益であったため、インパクトは限定的と捉えられているもよう。今週に入って上昇ピッチも速まっており、目先の出尽くし感が優勢に。 <7616> コロワイド 1886 -212大幅反落で下落率トップ。1000万株の公募増資、60万株の株式売出、並びに159万株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。増加株式は発行済み株式数の15%強の水準となる。株式価値の希薄化、目先の需給悪化などを警戒する動きが優勢に。調達資金の使途は、子会社レインズへの投融資資金、短期借入金の返済に充てるとしている。 <5411> JFE 1617 +78大幅続伸。野村證券では業績予想を上方修正、事業利益は2800億円から3550億円に引き上げており、鋼材スプレットの上乗せ、グループ会社の損益改善などを見込んでいる。アジアの良好な需給環境が続くと考え、23年3月期の税前利益も2550億円と予想、市場コンセンサスを250億円強上回っている。今後の決算で良好な業績が確認されれば、株価の上昇余地は大きいと指摘。目標株価は2200円を継続している。 《ST》
関連銘柄 11件
1840 東証スタンダード
211
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 5,439百万円
北海道地盤の住宅メーカー「土屋ホーム」を中核とする持株会社。積雪寒冷地域の高気密・断熱住宅に強み。リフォーム事業、不動産売買事業等も。不動産事業は不動産売買事業、分譲住宅や分譲マンションの引き渡しが順調。 記:2024/06/03
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5411 東証プライム
1,757
11/22 15:30
+7.5(%)
時価総額 1,123,493百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5741 東証プライム
5,600
11/22 15:30
+150(%)
時価総額 270,637百万円
古河スカイと住友軽金属工業の経営統合で2013年に誕生。アルミニウム圧延品で国内生産量トップ。東洋製罐等が主要取引先。25.3期は缶材、自動車材等の売上数量増を見込む。28.3期売上高1兆500億円目標。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6586 東証プライム
4,614
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 1,292,003百万円
1915年創業の総合電動工具メーカー。電動工具で世界シェアトップクラス。愛知県安城市に本社。製品販売国は約170ヵ国。海外売上比率が高い。販売・サービス体制が強み。充電式園芸用機器の開発などに注力。 記:2024/10/08
6962 東証プライム
532
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 19,257百万円
水晶振動子、水晶応用製品、MEMS発振器等の製造・販売を行う。兵庫県加古川市に本社。海外売上高比率は8割超。自動車メーカーなどが取引先。Arkhシリーズ、モールドタイプ発振器のラインアップ拡充図る。 記:2024/10/12
7616 東証プライム
1,718.5
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 182,941百万円
牛角等を展開するレインズインターナショナル、かっぱ寿司等を展開するカッパ・クリエイト、ステーキ宮等を展開するアトムなどを傘下に収める持株会社。総店舗数は2500店舗超。アジア諸国、北米で事業強化図る。 記:2024/06/17
8057 東証プライム
6,880
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 71,683百万円
法人向けERP・業務システム等を手掛ける情報関連事業が柱。1910年創業。教育ICT環境構築等の公共関連事業、オフィス家具等のオフィス関連事業も。クラウド型会議室運用支援サービス等のICTサービスは順調。 記:2024/08/12
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13