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ファミマ、ソフトバンクG、ホンダなど

2020/4/14 16:24 FISCO
<3349> コスモス薬品 27730 +3140急騰。前日発表の第3四半期決算が好感された。累計営業益は194億円で前年同期比7.8%増、上期減益決算から増益に転じた。12-2月期は75億円で同31.1%増と大幅増、市場予想を10億円程度上回った。巣ごもり消費による需要増などで食品などが好調。3月期の既存店売売上高も前年同月比6.8%増と好調を持続、通期業績上振れ期待も高まった。また、5月31日を基準日として1対2の株式分割実施も発表した。 <9984> ソフトバンクG 4420.0 +220.0切り返して反発。前日に20年3月期の業績見通しを発表。営業損益は1兆3500億円の赤字となったもよう。ビジョンファンドの損失計上が大幅赤字の主因で、同ファンドは1-3月期に1兆円以上の評価損を計上、通期では1兆8000億円の損失となったようだ。今後も一段のファンド価値下落懸念は残るが、ここまでの株価下落から前期の損失幅は想定の範囲内との見方もあり、短期的なあく抜け材料とも捉えられた。 <8028> ファミマ 1853 +157大幅反発。前日に20年2月期決算を発表、事業利益は645億円で前期比25.2%増、会社計画650億円は下回ったものの、先の観測報道数値630億円や市場コンセンサスを上回って着地。割増退職金155億円計上の一巡などで、21年2月期は850億円、同31.7%増と大幅増益見通し。新型コロナウイルスの影響は4月まで織り込むとし、下振れ懸念は残るものの、着実な収益力の向上などをポジティブ視する動きに。 <1803> 清水建 800 -23大幅続落。新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発令されている7都府県において、約500の全作業所を原則として閉所する方針を固めたと発表。期間は5月6日までを予定、発注者などと工事の中止や工期の延長費用などを協議していくようだ。ここまで建設セクターは新型ウイルスによる業績への影響が軽微とみられていただけに、工事中断による業績へのマイナス影響を警戒する動きが強まった。大手ゼネコンは全般軟調。 <7701> 島津製 2779 -105大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に、目標株価も3300円から2600円に引き下げた。2020年は計測機器需要のダウンサイドや不確実性は大きく、2021年の業績回復を見込んでも株価はやや割高と判断しているようだ。また、新型コロナウイルス検出試作キットに関しては、ある程度高水準の生産量を想定しても、業績貢献は限定的との見ている。 <4974> タカラBIO 2316 +156急伸。ジェフリーズ証券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を2700円としている。国内やアジアの競合に対し、同社のバイオ産業支援事業の優位は抜きん出ており、今後もこの強みは維持可能と判断しているもよう。加えて、遺伝子・細胞療法などの最先端ライフサイエンス分野も飛躍見通しにあり、投資対象としてはローリスク・ハイリターンと評価しているようだ。 <7267> ホンダ 2390.5 +54.0反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は2700円としている。強固なバランスシート、早期回復が見込まれる中国事業へのエクスポージャー、今後顕在化するモデルサイクルの好転、欧州CO2コストに対する限定的なリスク、安定収益を支える二輪事業などを高評価しているもよう。また、バリュエーションも過去最低水準に達していると指摘。 <8233> 高島屋 933 -26大幅続落。前日に20年2月期の決算を発表、営業利益は256億円で前期比4.0%減益、従来計画の280億円を下回った。暖冬やインバウンド需要減少の影響が下振れの主因に。一方、21年2月期業績見通しは非開示としている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月の国内百貨店売上高は前年同月比35%の大幅減収となっている状況下、業績非開示による不透明感の継続をネガティブに捉える動きが優勢に。 <3996> サインポスト 1190 -127急落。前日に20年2月期の決算を発表している。営業損益は1.8億円の赤字で前期比4.5億円の損益悪化、従来予想の2.3億円の赤字は上回る水準での着地となっている。一方、21年2月期は3.7億円の赤字で、赤字幅は拡大の見通し。増収見込みだが、研究開発費の増加などが響くもようだ。収益回復への期待もあっただけに、失望売りが先行する形へ。なお、ワンダーレジの新規受注獲得は見込まないとしている。 <1887> 日本国土開発 517 -41大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は85億円で前年同期比32.2%減益、土木事業の売上減少、好採算工事の割合低下などが響く形となった。上半期実績や通期予想との比較でサプライズは限定的だが、12-2月期受注高も同37%減と低迷しており、来期業績への警戒感なども強まる形になっている。本日は建設セクター全般に売りが広がっていることも逆風となる。 《US》
関連銘柄 10件
1803 東証プライム
879.8
5/17 15:00
-0.9(%)
時価総額 693,735百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
1887 東証プライム
509
5/17 15:00
+3(%)
時価総額 50,012百万円
東日本地盤の中堅ゼネコン。大規模造成工事に強み。太陽光発電所の運営も。海外は東南アジアに拠点。24.5期上期は大型案件で工程遅延回避目的の突貫工事を実施し、費用が膨張。当該大型案件は今期中に竣工の見込み。 記:2024/02/08
3349 東証プライム
14,110
5/17 15:00
+15(%)
時価総額 564,414百万円
ドラッグストア大手。ローコスト経営で実現の価格競争力に強み。地盤の九州から四国、本州に進出。新商勢圏への店舗網拡大図る。1426店舗展開。72店舗を新規出店。医薬品は売上増。24.5期2Qは増収増益。 記:2024/02/04
3996 東証スタンダード
710
5/17 15:00
+19(%)
時価総額 9,074百万円
柱のシステムコンサルやプロジェクト支援は金融業界向けに強み。育成中の設置型AI搭載セルフレジではJR東日本と合弁。24.2期3Q累計はコンサルの好調継続。販管費圧縮も進んで営業黒字に。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07
4974 東証プライム
1,086
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 130,772百万円
バイオ産業支援会社。研究開発用試薬や診断薬、理化学機器に加え、医薬品受託サービスを提供する。創薬基盤技術の開発、がん治療薬も提供する。今期3Q累計は検査関連製品やライフサイエンス関連が足踏みとなった。 記:2024/02/24
7267 東証プライム
1,727
5/17 15:00
+18.5(%)
時価総額 9,385,010百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7701 東証プライム
4,359
5/17 15:00
-38(%)
時価総額 1,290,569百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8233 東証プライム
2,380
5/17 15:00
+65.5(%)
時価総額 423,066百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、新宿、大阪、京都などに大型店を有し、海外ではシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。子会社の東神開発と「まちづくり」を推進。国内顧客とインバウンド好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/01/26
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10