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富士通、ディスコ、エムスリー

2019/7/26 16:12 FISCO
<6702> 富士通 8597 +734急伸で年初来高値。前日に第1四半期決算を発表、営業益は34億円で前年同期比95.7%減となったが、前年同期には退職給付制度変更に関する利益計上があったほか、今期は構造改革費用などが計上された。特殊要因を除いたベースでは前年同期比333億円の大幅増、コンセンサスや会社計画などを上回った。野村證券では決算を受けて、投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価を9600円に設定した。 <2413> エムスリー 2129 +156急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は89億円で前年同期比13.5%増益、市場予想を5億円程度上回る着地になった。とりわけ、市場の注目度が高いメディカルプラットホーム事業の事業利益が同17.6%増と好調、同事業の再成長が確認できた点を評価する動きが優勢のようだ。MR君ファミリー関連の受注は同40%増と拡大しており、今後の業績も順調な推移が想定できるとの見方に。 <7518> ネットワン 2973 +99大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は21億円、前年同期比39.4%増となった。市場コンセンサスを3億円程度上振れた。サービス売上の拡大などによって、粗利益率が想定以上に改善しているもよう。受注高は499億円で同12%減と減少しているが、前年同期の大型案件の反動であり、市場期待は上回っているようだ。通期業績コンセンサスは会社計画下振れであったが、達成の可能性などが高まったとの声も。 <4307> NRI 1876 +102大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は204億円で前年同期比32.7%増益、市場想定を上回った先の観測報道数値180億円程度も上振れる着地に。金融ITソリューション事業がけん引役、野村以外の証券業、保険業、銀行業の売上が増加した。上半期計画に対する進捗率が56.5%と高いこと、受注残高も順調に増加していることから、通期業績のコンセンサス水準なども切り上がる状況に。 <2002> 日清粉G 2177 -262急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は62.2億円で前年同期比14.3%減益となり、市場予想を10億円程度下回った。北米製粉事業の競争激化による収益性悪化が想定比下振れの背景。今後の影響持続なども懸念される格好に。会社側では通期30億円、前期比11.5%増益を予想しているが、のれん償却費の想定比増加もあって、未達懸念が強まる展開になっている。 <3969> エイトレッド 2285 +400ストップ高で年初来高値更新。前日に発表した第1四半期決算が好感されている。営業利益は1億円で前年同期比79.6%増益、通期計画は前期比8.8%増益であり、想定以上の好スタートと受け止められている。導入社数の順調な拡大を背景にパッケージソフトの売上が拡大したほか、クラウドサービスも市場の拡大を背景に順調な成長を見せている。 <3658> イーブック 2108 -286急落。前日に発表した第1四半期決算がネガティブなサプライズにつながっている。営業利益は1.9億円で前年同期比11.2%減益、通期計画は前期比28.6%の増益予想であり、予想外の2ケタ減益決算と受け止められる。ヤフー<4689>との連携強化に伴う電子書籍サービスの移行を促進したことに伴い、広告宣伝や販促費の負担が強まったもよう。なお、6月でサービス統合は完了している。 <6146> ディスコ 20040 -1590急落。前日に第1四半期決算を発表した。営業利益は検収基準ベースで71億円となり、23日の観測報道数値80億円弱からも下振れる着地になった。また、7-9月期計画は79億円としており、こちらも市場予想を下回っている。観測報道を受けていったんはあく抜け感なども強まっていたが、前日ストップ高となったアドバンテスト<6857>などとの比較では、半導体製造装置業界内での相対的な見劣り感が強まる格好にも。 <6645> オムロン 5340 -430急落。前日発表の第1四半期決算をネガティブ視。営業益は100億円で市場予想を40億円強下回った。会社側では通期予想を650億円から575億円に下方修正しているが、これはAEC事業の売却を織り込んだもので、第1四半期の数値自体は計画線としているもよう。ただ、制御機器事業の売上高が10四半期ぶりに900億円を下回るなど事業環境は厳しく、会社計画の未達懸念が大きく台頭する格好になっている。 <6504> 富士電機 3445 -190急落。前日に発表した第1四半期決算がネガティブ視されている。営業利益は36.4億円で前年同期比42.7%減益、市場予想を20億円程度下振れている。会社側では上半期計画を156億円から126億円に下方修正している。パワエレシステムインダストリーやパワエレシステムエネルギー、電子デバイスなど注力事業の見通しを引き下げている。据え置いている通期の増益計画達成は困難との見方が優勢のようだ。 《US》
関連銘柄 12件
2002 東証プライム
2,054
4/26 15:00
+28(%)
時価総額 625,151百万円
国内最大の製粉会社。製粉ベースで国内シェア約40%。グローバル製粉業界6位、先進国向けで3位級。加工食品やペットフード、電子材料も事業領域。製粉や中食・惣菜の好調、食品事業の回復で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/29
2413 東証プライム
1,877.5
4/26 15:00
-5.5(%)
時価総額 1,274,695百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4,745
2/1 15:00
+15(%)
時価総額 27,179百万円
電子書籍販売会社。「ebookjapan」での電子書籍販売サービスと、オンライン書店「bookfan」での紙書籍の販売が事業の2本柱。今上期の売上高は過去最高を更新した。マーケティングの強化も寄与した。 記:2021/11/29
3969 東証スタンダード
1,401
4/26 15:00
+22(%)
時価総額 10,489百万円
ワークフローソフトメーカー。ソフトクリエイト傘下。各種申請や稟議等の業務手続きを電子化するパッケージソフトやクラウドサービスを提供する。今期3Q累計はクラウドサービスの新規導入企業数が順調に推移した。 記:2024/04/12
4307 東証プライム
3,940
4/26 15:00
-15(%)
時価総額 2,408,731百万円
大手システムインテグレーター。経営等のコンサルティングやITシステムの開発、運用、サービスを提供。金融や流通に強み。コンサルティングは堅調。DX関連、社会課題案件などが寄与。24.3期2Qは増収増益。 記:2024/01/28
4689 東証プライム
378.8
4/26 15:00
+4.8(%)
時価総額 2,890,683百万円
ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
6146 東証プライム
46,010
4/26 15:00
-1,070(%)
時価総額 4,983,665百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6504 東証プライム
9,902
4/26 15:00
-113(%)
時価総額 1,478,339百万円
大手総合電機。パワー半導体やパワーエレクトロニクス機器に強み。地熱発電設備で世界トップシェア。エネルギーマネジメント分野は増収。電源機器の大口案件等が寄与。半導体分野は堅調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
6645 東証プライム
5,273
4/26 15:00
+44(%)
時価総額 1,087,530百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6702 東証プライム
2,425.5
4/26 15:00
-57(%)
時価総額 5,023,472百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7518 東証プライム
2,641.5
4/26 15:00
+20(%)
時価総額 219,950百万円
情報インフラ会社ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守・運用までを展開。先端製品を活用したネットワーク基盤に強み。 一部案件の繰り上がりもあり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/26