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ルネサス、日本エンター、ベクトルなど

2019/7/24 15:52 FISCO
<6723> ルネサス 645 +43急反発。本日も半導体関連株は上値追いの動きが目立っている。米国市場では、決算発表を受けてTIが時間外取引で上昇、4-6月期決算は減収減益となったが、市場予想ほどの悪化はなく安心感が高まった。また、半導体の計測機器などを手掛けるテラダインも、4-6月期実績、7-9月期見通しが市場予想を上回り、時間外取引で急伸している。今後決算発表が本格化する国内半導体関連にも、期待感の波及が強まった。 <6058> ベクトル 830 -125急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も1100円から540円にまで引き下げている。従業員一人当たりの営業利益大幅減、全社のコスト構造の悪化などを背景に、業績予想を大幅に下方修正しているもよう。20年2月期営業利益は38億円から21億円に下方修正しており、会社計画の40億円を大幅に下回るとみている。 <4829> 日本エンター 178 +6続伸。前日に自己株式の消却を発表している。発行済み株式数の1.18%に当たる48万株を7月31日に消却する予定。一株当たりの価値向上につながる株主還元策として、ポジティブに捉えられているもよう。株価水準の値ごろ感を妙味に短期資金の関心が集まる展開へ。また、急騰後の調整にも一巡感が強まっていたことも支援となっている。 <6727> ワコム 386 +13続伸。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は580円としている。中期的なテクソリの拡大シナリオは不変であるほか、SGA管理の徹底、サプライチェーンマネジメントの見直し、製品ラインナップ削減など、井出社長体制下での徹底した経営管理は着実に改善と評価。バリュエーションは、15-16年の通期赤字転落時を下回っており、株価は割安との判断のようだ。 <5423> 東製鉄 799 -40大幅反落。前日に発表した第1四半期営業利益は前年同期比6.8%増の41.2億円、市場予想は50億円程度となっていた。通期予想は120億円から130億円に上方修正しているが、170億円程度の市場予想水準には届かず。業績下振れは在庫評価損の影響、スクラップ価格の見通し保守的で通期予想には上振れ余地との見方もあるが、あくまでスクラップ安が下支えになっていることで、先行き期待は高めにくいもよう。 <7970> 信越ポリ 791 +31大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は18.2億円で前年同期比0.3%増益となった。主力の精密成型品事業が減収減益となったものの、電子デバイス事業、住環境・生活資材事業が収益を下支えした。また、未定としていた通期予想は78億円で前期比4.3%減益としている。想定以上に底堅い見通しとみられ、見直しの動きが先行する形になっている。 <5809> タツタ線 493 -22大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は4.3億円で前年同期比64.6%減益に。つれて、上半期予想は29億円から17億円に、通期予想は50億円から35.5億円にれぞれ下方修正、ともに減益に転じる見通しとなっている。貿易摩擦長期化、携帯端末場低迷等に伴う機能性フィルム、機器用電線の販売減少が背景。足元では半導体・電子品株上昇に連れ高してきていたことで、戻り売り圧力も強まる展開に。 <9792> ニチイ学館 1658 0前日比変わらず。第1四半期営業利益は前年同期比約2倍の25億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。同期間としては8年ぶりの高水準となるようだ。不振が続いていた英会話などの教育事業、中国事業が整理・再編効果で赤字幅が縮小へ。また、介護事業での老人ホーム稼働率上昇も収益押し上げ要因に。ただ、もともと今通期営業利益は前期比52%増の152億円を見込んでおり、短期的な出尽くし感も先行した。 <8060> キヤノンMJ 2218 -88大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は134億円で前年同期比38.8%増益、従来未定だった上半期末配当金は前期実績の25円に対し30円にするとしている。また、通期営業利益予想は295億円から300億円に上方修正した。好決算ではあるものの、第1四半期が前年同期比88.8%増と大幅増益であったため、4-6月期の増益率は鈍化する形となっており、通期の上方修正幅も限定的とみられているもよう。 <3843> フリービット 1080 -2アルプスアル<6770>との業務提携を前日に発表、「シームレスカーライフ」のライフスタイルの確立、相互発展を目指すことが目的。また提携第二弾として、ブロックチェーンを利用して、あらゆるインターネット/IoTインフラにおけるシステム運用情報の改ざんリスクに対応する「The Log」の共同開発も発表。今後の業容拡大につながるとの見方から一時前日比57円高まで買われる場面もあったがマイナスに転じた。 《US》
関連銘柄 11件
3843 東証プライム
1,394
11/22 15:30
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時価総額 32,639百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
4829 東証スタンダード
108
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 4,162百万円
法人向けシステムの受託開発・運用等を行うソリューション事業が主力。コンテンツサービスや法人向け「ビジネスサポートサービス」等のクリエーション事業も。システム開発サービスでは受託開発、ラボ型開発を推進。 記:2024/10/29
5423 東証プライム
1,470
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 161,794百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
5809 東証プライム
778
11/6 15:30
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時価総額 54,581百万円
ENEOS系列の電線メーカー。1945年設立。機能性フィルム等の電子材料、医療機器部材等も手掛ける。電磁波シールドフィルムで圧倒的な世界シェア。電線・ケーブル事業は売上順調。電子材料分野の競争力強化図る。 記:2024/06/11
6058 東証プライム
942
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 44,193百万円
大手PR会社。PR戦略の立案・実行、コンサル等を行う。ダイレクトマーケティング事業、プレスリリース配信事業等も。PR TIMESを傘下に持つ。配当性向30%以上基準。26.2期EBITDA109億円目標。 記:2024/10/29
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6727 東証プライム
709
11/22 15:30
+18(%)
時価総額 103,514百万円
ペン・センサーシステムの提供等を行うテクノロジーソリューション事業が主力。ディスプレイ製品、ペンタブレット製品なども。高いブランド力が強み。ブランド製品事業では商品ポートフォリオの刷新など構造改革図る。 記:2024/10/06
6770 東証プライム
1,540.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 337,802百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
7970 東証プライム
1,645
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 135,915百万円
信越化学工業傘下の樹脂加工メーカー。入力デバイスや半導体関連容器、ラッピングフィルム等を手掛ける。半導体搬送用ボックスなどで世界シェアトップクラス。主力製品の拡販、生産・供給体制の拡充などに注力。 記:2024/08/12
4,720
11/22 15:30
-28(%)
時価総額 524,298百万円
デジタルカメラ、デジタル複合機などキヤノン製品の国内販売を行う。業務支援ソリューション、ITセキュリティソリューション等も手掛ける。ITソリューション事業を成長事業に位置付け。注力領域の拡大を進める。 記:2024/08/12
9792 東証1部
1,665
11/4 15:00
±0(%)
時価総額 121,575百万円
介護、医療事務受託大手。家事支援サービス、保育サービス等も手掛ける。事業間連携によるシナジー効果が強み。MBO成立により上場廃止へ。21.3期1Qは医療関連部門が増収。契約適正化交渉でユーザー単価が上昇。 記:2020/09/26